記事にアフィリエイト広告を含みます

Vido W10 Elite Version - 10.1インチSurface 3クローン、Atom Z8700搭載で新登場

Vido W10 Elite Version
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。中国タブレットは8インチ、10.1インチとも「お約束」的なCPU、RAM、ストレージの構成になっていて、この部分ではあまり差別化ができておらず、筐体のデザインとか価格を頼りに製品選びをせざるを得ない気がします。しかし、今回紹介する「Vido W10 Elite Version」は10.1インチながら明らかにスペックが高く、その分価格もちょっとばかり高くなっています。並行輸入の中国タブレットの場合、あまり高額なものを購入するのはちょっと勇気がいりますが、このくらいなら検討の余地はあるかもしれません。

スポンサーリンク

1.スペック

OS: Windows 10
CPU: Intel Atom X7-Z8700
RAM: 4GB
ストレージ: 128GB eMMC
ディスプレイ: 10.1インチIPS(1,920 x 1,200)
ネットワーク:  802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth
カメラ: イン2MP / アウト5MP
入出力: USB 3.0、USB Type-C、microHDMI、microSD、オーディオ
バッテリー: 7300 mAh
サイズ: 262 x 167 x 9.2 mm / 重量 645 g

スペック表を見て「やっぱエリートバージョンだよね」と思いました。OSはWindowsのみのシングルブートですが、CPUはCherryTrailのAtom最上位のX5-Z8700ですし、RAM4GB、ストレージは128GBあります。ここまではSurface 3(無印)の上位スペックのものと同じです。ディスプレイは10.1インチで解像度1,920 × 1,200と、本家の10.8インチ、1,920 × 1,280よりやや小ぶりでアスペクト比も異なりますが、ほぼ互角とみていいと思います。

Wi-Fi(日本では使えませんが)はa/ac規格に対応していますし、USB3.0とUSB Type-Cポートを備えるなど、主要スペック以外でもかなりよさげな感じがしますね。また、重量は645 gと、マグネシウム合金製のSurface 3の622 gにそん色ない軽さとなっています。

2.筐体

Vido W10 Elite Version 筐体
この画像を見ると、「Surfaceそっくりやん!」と思いませんか?キーボード(Surfaceのタイプカバーそっくりですね)は別売りで、

Vido W10 Elite Version キーボード
本体と同様、この記事を書いている時点で「プレセール」の扱いになっているので、おそらくこれが専用キーボードだと思います。日本語配列じゃないですが6列あり、FキーがFnキーと同時押しであるとか、PrtScキーがないとかはありますが、概ね大丈夫そうです。

スポンサーリンク

Vido W10 Elite Version キックスタンド
本体背面の画像がないのですが、これを見ると本体側にキックスタンドがついており、この点もSurface 3そっくりです。なんだか「クローンの中のクローン」という気がしてきました。なお、画像にはスタイラスペンがそれっぽく写ってますが、デジタイザーなどの説明は一切なく、「デジタイザー非搭載」と理解しておいたほうが安全です。

Vido W10 Elite Version キックスタンドとポート類
ポート類はこんな感じ。本体側にフルサイズのUSB 3.0とUSB Type-Cが装備されています。これは大歓迎、と言っていいんじゃないでしょうか?

Vido W10 Elite Version Windowsボタン
なお、この製品にはWindowsボタンがついていないように見えますが、上の画像によると、筐体右側中央を3秒長押しするとWindowsボタンとして機能するしくみになっているとのこと。

3.価格と発売時期

Vido W10 Elite Versionは中国の通販サイト「GEARBEST」でプレセール中で、プレセール終了が7月20日ですから、配送はそれ以降ということになります。また価格は391.81ドル(44,002円)となっています。別売りのキーボード(多分これだと思います)はプレセール終了が8月15日なので、本体よりももう少し先にならないと配送されないですね。でも価格は25.64ドル(2,879円)と、「大丈夫か?」くらいの安さです。

本家のSurface 3はRAM4GB、ストレージ128GBのWi-Fiモデルが税込み88,344円なので、「ざっと半値」ということになります。もちろん本家のほうがはるかに信頼性が高く、実用性も段違い、ということは間違いないはずですが、それにしてもAtom Z8700(Z8300よりもかなりコスト高とのこと)を搭載し、ストレージも128GBを確保してこの価格、というのはすごいですね。キーボードをセットしても5万円しませんから。

どうなんでしょう?このくらいまでなら中国タブレットにお金を払える、という人もいるかな?

4.関連リンク

Vido W10 Elite Version Tablet PC:GEARBEST
Original Vido W10 Keyboard Magnetic Docking PU Leather:GEARBEST

スポンサーリンク

コメント

  1. 匿名 より:

    B&HならSurface3の128GBが529$だし日本語キーボード付けられるし値段的にもう一声って気がする。(日本はPC高すぎる)

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。529ドルならSurfaceのほうがよさそうな気がします。あと、並行輸入なので、日本でのサポートがどうなるか不安ですね。

  2. 匿名 より:

    今更なのですが、最上段の右から3番目にPrtScrキーがありませんか?
    Shift同時押しみたいですから独立というわけではなさそうですけれど。

    Lenovoあたりなら本体設定でファンクションキーとメディアコントロール系の
    どっちをデフォルトにするか入れ替えさせてくれるイメージありますが、
    この商品の場合はそんな気の利いたことしてくれそうにないですね…

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。この製品、期待の星みたいで、各所で記事になってますね。スペック表通りの性能ならかなり割安だと思います。

  3. 匿名 より:

    これ、DC入力以外、スペックといい見た目といいOEMかなにかでしょうか?
    https://win-tab.net/imported/blackbook_1604011/

    性能とか質感はなかなか悪くないような気がするんですが、
    TechtabletsでVidoのほうをかなり褒めてるのを見かけたほかは
    どっちの機種もほとんどレビューが見当たらないので気になるところです。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。おそらくご推測の通りですね、筺体画像全く同じですし。BlackBookのほうはもう入手が難しそうですが、VidoのElite Versionは試用してみたいですね。Vidoについては私もあまり知識がないんですけど、大丈夫そうかな、と思います。ちょっと無責任ですね…