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GPD WIN Mini - GPD WIN 2のリメイク版、7インチ・クラムシェルタイプのゲーミングUMPCが発表されました

GPD WIN Mini
GPDが7インチサイズのクラムシェルノート型ゲーミングUMPC「GPD WIN Mini」を発表しました。発表、と言っても「8月上旬にテスト予定」ということなので、発売されるのは秋以降(10月くらい?)になりそうですが、「7インチでクラムシェル」ということで、一部のUMPCファンから大歓迎されそうなパッケージングだと思います。

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この記事執筆時点で詳細なスペック表や筐体各部の画像は開示されていませんが、WeChatのページを元にご説明します。

GPD WIN Mini:超轻巧 7 寸 120Hz 电竞屏翻盖掌机。将于 8 月初内测
※原文は中国語ですが、ブラウザの翻訳機能を使えばほぼ完全に内容が理解できます

GPD WIN Mini 概要

スペック表

  GPD WIN Mini
OS Windows 11
(Home版かPro版かは未開示)
CPU AMD Ryzen 5 7640U/Ryzen 7 7840U
外部GPU なし
RAM(メモリ) 16GB/32GB(LPDDR5-6400)
(正確な開示内容は16GB~32GB)
ストレージ 512GB/1TB/2TB M.2 SSD(PCle Gen4)
(正確な開示内容は512GB~2TB)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 7インチLTPS(1,920 × 1,080)120Hz
(正確な開示内容は7インチ1,080p)
ネットワーク Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2
入出力 USB4 Type-C(40Gbps、Thunderbolt 3サポート)、Oculink (SFF-8612) 、USB 3.2 Gen 2 Type-C(フル機能)、microSDカードリーダー
(この他にも装備されている可能性あり)
カメラ なし
バッテリー  44.24Wh
サイズ 168 × 109 × 26 mm
重量 520 g

コメント

上に記載したスペック表の数値は一部ウインタブの推測も含みますので、あらかじめご了承ください。例えばSSDは512GB~2TBと開示されているところ「常識的には512GB/1TB/2TBの3種類だろう」と判断した、という感じです。

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搭載CPUはゲーミングUMPCの最新モデルがこぞって搭載しているZen4/RDNA3アーキテクチャのRyzen 7 7840Uに加え、下位型番のRyzen 5 7640Uも設定されます。また、入出力ポートにOcuLinkもあり、現在クラウドファンディング中のGPUドック(GPU BOX、eGPU)「GPD G1」の接続も可能です。

GPD WIN Mini
最も鮮明な筐体画像がこれです。大型(10.1インチ)のGPD WIN MAX2をそのまま小さくしたようなデザインで、キーボード面の上部にスティックやボタン、タッチパッドを搭載しています。それと、気になるのが「両サイドのグリップ」ですが、もちろんこれは着脱式で、そもそも「オプション品」という扱いになります。

GPD WIN Mini
GPDのTwitterアカウントで実機の画像も公開されていました。左がGPD WIN Mini、右がGPD WIN Max2です。こうしてみると、かなりのサイズ差になっていますよね?

GPDの発表によれば、この製品は「GPD WIN 2 のリメイク版」だそうです。多くのプレイヤーから、GPD WIN 2 のコンパクトなクラムシェル型フルキーボードのデザインを継続してほしいとの要望があり、この製品の開発に踏み切ったとのこと。

ウインタブ内でもライターのかのあゆさんは「UMPCは7インチまで」と主張していたりして、このサイズの「ノートPC型のUMPC」を待ち望んでいる人は少なくないでしょうね。ちなみに私は7インチだと小さすぎる、という意見です。まあ、そのへんは人それぞれでしょうけど、ゲーム以外の利用シーンでも(単体で)活用できそうなクラムシェル型のゲーミングUMPCです。続報を待ちましょう。

関連リンク

GPD WIN Mini:超轻巧 7 寸 120Hz 电竞屏翻盖掌机。将于 8 月初内测:WeChat
GPD社のTwitter

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コメント

  1. 匿名 より:

    このサイズ感、まさに欲しいと思うサイズなのですが……ファンの音だけでなくキーの音もかなり大きそうなのが気になるところです
    少なくとも静音ファンは欲しい所ですが、筐体の体積的に無理ですかねぇ……

    • wintab より:

      キーの音については、昔のGPD WINではほとんど無音だったような…。実機を試してみないとなんとも言えませんけど。ファンは少しうるさいと思います。これも実機を試してみないと(以下略)。

      • 匿名 より:

        メタルドーム式らしいとのことで、設計によってはかなりカチカチ音がするのが気になるところです(例:Xbox Series X/Sコントローラーの十字キー)

        ファンの音に関しては、GPD WIN3と同等かそれより大口径ならばやりようはあるのですが……これに関しては内部の情報が出てくれば分かるので今は待ちの一手ですね……
        私が実際に試した範囲で効果の大きかったファンの静音化処置は、CRCのシリコンスプレーをファンの軸あたりに噴射する事ですね(扇風機など、他のファン類においても概ね同様の効果が得られたほか、数年の継続利用で特に問題が起きていないのでオススメです)

        • wintab より:

          とりあえず続報を待ちましょう。私としても実機を試せればいいのですが…。

  2. 匿名 より:

    同じく7インチは小さすぎって感じ

    • wintab より:

      UMPCのインチ数って、議論が始まると結構場が荒れそうな気がします。まあ人によりけりですよねー。私は年齢が上がってきていて、小さい画面、小さいキーボードは辛いです。

  3. ほ〜 より:

    クラファンGPD WIN MAX2 2023がもう時期届く〜♪(shippingになって1週間)
    GPD WIN MAX2(2022)はFPSやTPSも普通にできるし、文字の視認性も良かった(小さい画面は本当にしんどいキツイ)

    RTX4080マシンが使えないときや会社で使ってる
    他はもう選べない
    ON MIXとか他のGPDとか様々なタブレットとかゴロゴロガジェット買ってきたけど
    もう今のところ他は要らないかな
    類似品が出たら再検討、出なければ2024,2025と刷新し続けるぜ
    RTX5080も期待してるが〜

    リピートクラファン♪早く届け〜

    • wintab より:

      マニア発見!実際、第11世代以降のIntel CoreとかZen3以降のRyzenならGeForce積んでなくても相当数のオンラインゲームできちゃうんですよね。PCゲームはグラフィックを落としてもそれほど画面が汚くならないし、相当腕のいいゲーマーでなければFPSとかも普通に楽しめますよね。

  4. 匿名 より:

    そういえばあまり話に上がらないですが、ここ最近のUMPCは本体のみでARグラス使用中も充電出来る物が多いのが極めて強力な点だと思います
    PD対応Type-Cポートが2つあるおかげで、XReal Airを筆頭としたARグラスを使用中も充電出来るので、常々UMPCの欠点として挙げられるディスプレイの小ささと本体の重さをかなり無視できるんですよね
    owltechの神充電器こと厚さ12.5mm重さ76gの極薄軽量65W PD電源のOEC-APD65SC1-BKとXreal Air、それにC-Cケーブル2本と本機という総重量900g未満の構成で、大画面高機密性のモバイルコンピューティング環境が整うのは破格と言えるでしょう

    • wintab より:

      AR/VRについては完全に情報に乗り遅れていて、偉そうなことは全然言えないんですが、たしかに仰るとおりUMPCとの親和性は高そうですね。ハイビームやテックワンでもそういう使い方を提唱してましたし。