GPDのUMPC「GPD Pocketシリーズ」のニューモデル「GPD Pocket 3」が近日発売となりそうです。GPDの公式Twitterアカウントにて、製品画像とスペックの一部が公開されています。Pocket 3は従来のクラムシェルノートからコンバーチブル2 in 1に変更され、2019年に発売されたGPD MicroPCにちょっと似た雰囲気があります。
GPDの公式ツイッターはこちらです
GPD Game Consoles:Twitter
1.まずは公開されている画像を確認
最初に、すでに公開されている製品画像を確認してみます(すべてクリックで拡大します)。
まずはこの画像から。ごく初期に公開されたものですが、キーボードのレイアウトがGPD MicroPCによく似ています。タッチパッドがキーボード面右上に、(マウス)クリックボタンが左上にあるレイアウトで、「変則6列」になっています。
また、左右側面と背面のポート構成もある程度推測可能ですね。私の推測ではUSB Type-C × 1、HDMI(以上左側面)、USB Type-A × 2、イヤホンジャック(以上右側面)、USB Type-A × 1、有線LAN(以上背面)です。
それと、背面の図の下に「?」の箱が2つありますが、これは追加モジュール(着脱式かどうかは不明)と思われます。
次にこちらの画像です。上部にシステム構成らしきものが記載されています。ディスプレイサイズは8インチ、CPUはCore i7-1195G7と(おそらく)Pentium Silver N6000、RAMは16GB、ストレージは512GB/1TBのM.2 NVMe SSDという構成のようです。それと、やはり「モジュール式」になっていることも推測できます。
この画像ではディスプレイの仕様が詳しく書かれています。8インチIPS液晶で解像度はWUXGA(1,920 × 1,200)、500nitと明るく、タッチ対応もします。また、ひとつ上の画像にペンも写っていますので、筆圧対応のペン入力もできそうですね。
記事の冒頭に「コンバーチブル2 in 1」であると書きましたが、一般的な「ヒンジが360度回転する」タイプではなく「開けて回す」タイプです。 GPD MicroPCではこの構造をとっておらず「ONE-NETBOOK A1」と同様の構造と言えます。まあ「そろそろ逆パクリしてもいいでしょ」とは思いますねw
これらを踏まえ、公表されていることに私の推測も加え、スペック表を作ってみました。
2.GPD Pocket 3 スペック予想
スペック表
GPD Pocket 3 | |
公表されているもの |
|
CPU | Intel Pentium Silver N6000/Core i7-1195G7 |
外部GPU | なし |
RAM | 16GB |
ストレージ | 512GB/1TB M.2 NVMe SSD |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 8インチ(1,920 × 1,200)タッチ |
以下はウインタブ推定 | |
OS | Windows 11 Home |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.1 |
入出力 | USB 4 Type-C(Thunderbolt 4)、USB 3.2 Gen2 × 3、HDMI、LAN(RJ45)、オーディオジャック |
カメラ | Webカメラ(顔認証対応) |
以下は推定もできないもの | |
バッテリー | 不明 |
サイズ | 不明 |
重量 | 不明 |
3.まとめ
残念ながら9月28日現在だと、GPD Pocket 3について分かっているのはここまでです。発売時期や価格などは全くわかりません。
個人的にはここ数年UMPCが再び人気となったのはGPD社の貢献によるところが大きいと思っています。なので、このニューモデルにも大いに期待したいところです。
4.関連リンク
GPD Game Consoles:GPD公式Twitter
GPD 公式サイト(英語)
コメント
Windows11の画面サイズ要件は9インチ以上なので恐らくはWindows10HomeがインストールされてるOSだと思います。
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11-specifications
この辺あたりの案件は以前のバージョンでも大分無視されてるので、多分Windows 11搭載UMPCも今後でそうな気がします・・・
UMPCは安くて小さいのが欲しい人かハイスペックのが欲しい人かに大きく別れるからN6000は8GB256GBで安くした方が売れそうな気がする。