Cube iWork11 Stylus ー 10.6インチの2 in 1、CherryTrail搭載でやっぱ激安

こんにちは、ウインタブ（@WTab8）です。最近紹介した中国の2 in 1「Cube i7 Stylus」ですが、CPUにCore Mを使っている上、デジタイザーも搭載していて、低価格品という範疇から完全に外れていながら価格の方はオプション込みで5万円台と、やっぱ中国タブは安いわ、的な感じだったのですが、この製品とそっくり（同じ筐体か？）でCPUにCherryTrailを使用した製品「Cube iWork 11 Stylus」というのを見つけました。

1.スペック

OS：　Windows 10
CPU：　Intel Atom X5-Z8300
RAM:　4GB
ストレージ：　64GB
ディスプレイ：　10.6インチIPS（1,920 × 1,080）
ネットワーク：　 802.11b/g/n、Bluetooth
カメラ：　イン2MP / アウト5MP
入出力：　USB3.0、miniHDMI、DC電源アダプタ、ヘッドフォンジャック、microSD
サイズ：　27.3 x 17.2 x 1.0 cm / 重量　673 g
その他：　ワコムデジタイザ搭載。ただしスタイラスペンと専用キーボードは別売り

スペックを確認してみると、iWork 11は上位機種「i7 Stylus」とほとんど同じ構成で、CPUのみCore MからAtom X5-Z8300にダウングレードされている、ということがわかります。RAMやストレージ、ディスプレイ解像度にカメラ…、すべて同じです。また、キーボードについては別売りなのですが、iWork 11もi7 Stylusも同じ別売品を使うことになっています。

i7 Stylusについてはデジタイザー搭載のミドルスペック2 in 1ということで個人的には注目していましたが、価格次第ではiWork 11もそれに負けない魅力があると言えるでしょう。

2.筐体

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これを見ると一目瞭然ですね。10.6インチとタブレットとしてはやや大きめなサイズなので、入出力ポートなども無理なく配置されています。筐体はi7 Stylusが金属製という説明があったので、こちらも同様に金属製と思われます。質感の方はなんとも言えませんけどね。Teclast並みだとうれしいんですが。

これが別売りのキーボード。ヒンジではなく、タブレットをキーボードの溝にはめこむタイプなのでディスプレイの角度調整ができないと思いますが安定性は高いでしょう。また、Bluetooth接続ではなく、物理接続ですね。

これも別売りのスタイラスです。WACOMのFeel It Technologyを使っているということなので、Feel It Technologyに対応するWACOMペンなら使えるようです。

3.価格など

中国の通販サイト「GEARBEST」ではiWork 11 Stylus本体が273.55ドル（34,994円）、別売りのキーボードが52.83ドル（6,758円）、スタイラスが32.29ドル（4,131円）なので、全部合わせると358.67ドル（45,883円）となります。Cube i7 Stylusより１万円ほど安くなりますね。CPU以外のスペックがほとんど同じなので、Core MとCherryTrailの差額が約1万円、ということになります。

デジタイザーのついた製品なので、これを使ってどんなことをするのか、ということによってi7にするのかiWorkにするのかが決まってくると思います。Photoshopなどを使って本格的な画像加工を含めた作業をしたいのなら1万円余計に払ってi7でしょうし、もう少し気軽な使い方をするというのなら、iWorkのスペックでも十分かな、と思います。

4.関連リンク

Cube iWork11 Tablet PC：GEARBBEST
※製品の詳細を確認してもらうためにリンクしています。海外通販サイトで注文する場合は、通販サイトの取引ルールをよく確認してからにしましょう。日本の通販サイトほど親切ではないのが普通です。