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HP 14s-dk0000 - ベーシックな14インチノートがRyzenを搭載!バランスの取れたシステム構成でお値段激安!

HP 14s-dk0000
HPの製品ブランドには「Spectre」「ENVY」「Pavilion」などがありますが、「HP」つまりメーカー名がそのまま製品ブランドになっている、というのもあります。「HPのHP」はエントリークラスの製品に使われるブランドで、今回紹介する「HP 14s-dk0000」も、3万円台から購入ができるエントリーノートです。この製品の従来モデルに「HP 14s-cf0000」というのがあり、良スペックかつ低価格ではあったのですが、ウインタブが大嫌いな「ストレージがHDDのみ」という構成しか選べませんでした。

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ニューモデルのHP 14s-dk0000はCPUがAMD製になり、ストレージも「ウインタブが大好き」なものに変わりましたw 個人的にはものすごいハイコスパマシンだと思います。

1.スペック

HP 14s-dk0000
CPUはすべてAMD製です。最低構成だとA4-9125となりますが、Ryzen 3とRyzen 5も選べます。先にRyzenのほうから説明します。特にRyzen 3のほうは「ちょっと注意」したいですね。

ウインタブが毎週のセール情報記事で大騒ぎしている価格破壊なプレミアム2 in 1、ENVY x360 13にもRyzen 3は搭載されていますが、よく見るとHP 14s-dk0000に搭載されるRyzen 3と型番が異なります。ENVYに搭載されているのはRyzen 3 3300U、dk0000はRyzen 3 3200Uで、3300Uは4コアでクロックスピードが2.1GHz/3.5GHz、3200Uは2コアで2.6GHz/3.5GHzとなります。Passmarkが公開するベンチマークスコアだと

Ryzen 3 3200U: 4,802
Ryzen 3 3300U: 5,103
Core i3-8145U: 5,532
Core i3-8130U: 5,024
※9月6日現在のPassmark公表値。数値が大きいほうが高性能

となっていますが、Ryzen 3 3300Uのほうは「サンプル数1」なので、正直なところ信頼性は不十分です。常識的には3300Uのほうが高性能だと思いますが、3200Uもサンプル数51でこれだけのスコアが出ていますので、Core i3並みの実力はあると言えるでしょう。

次にA4-9125です。こちらはCeleronと比較してみます。

A4-9125: 1,968
Celeron N4100: 2,257
Celeron N4000: 1,428

Gemini LakeのCeleronと比べると、4コアのN4100には及ばないものの、2コアのN4000よりもかなり高いスコアになっています。A4-9125はTDPが15WとN4100やN4000の6Wよりも大きく、バッテリー稼働時間の面では少し不利ですが、性能面では「Celeronのいいほう」に近い実力があると思います。

CPUとRAM、ストレージの構成は下記のとおりです。

エントリー:A4-9125/4GB/128GB SSD
ベーシック:Ryzen 3/8GB/256GB SSD
スタンダード:Ryzen 5/8GB/256GB SSD
※ベーシックとスタンダードは128GB SSD + 1TB HDDに変更可能

記事の冒頭に触れましたが、HP 14s-dk0000はプライマリーのストレージがSSDです!また、RAMもRyzen 3以上のCPUには8GBが組み合わされます。こうしてみると、最低構成のモデルでもバランスがいいと感じますし、Ryzenモデルは「十分」という感じに見えます。

ディスプレイも14インチのFHD解像度、IPS液晶なので、エントリークラスのノートPCとしては文句なしです。また、入出力ポートもType-Cを含み合計で3つのUSBポートがあり、HDMI、micro規格ではなくフル規格のSDカードリーダー、そして有線LANポートまで備えているので、満点をあげたくなるような構成です。

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14インチサイズということで、「モバイルできるか?」という点が気になりますが、結論から言うと「ちょっと重いけど、いけるんじゃない?」と思います。タテ・ヨコサイズに関しては14インチサイズとしては「並」というか、特に小さいとは言えません。また重量の1.53 kgというのは、モバイルが可能なサイズ感ですが、非力なおっさんであるウインタブには少し重く感じますね。ただ、価格も非常に低いですし、このくらいなら妥協できるのでは?と思います。

2.筐体

HP 14s-dk0000
筐体サイズとデザインは従来モデルのHP 14s-cf0000から変わっていないようです。横幅324 mmというのは14インチサイズとしては決して悪くはなく、ご覧のように左右のベゼルも結構細くなっています。

HP 14s-dk0000
「HPのHPブランド」の製品はシンプルな白い(ピュアホワイト)筐体が特徴です。筐体素材はプラスティックと思われますが、特に高級な感じはしないものの、クセがなく好感が持てるデザインです。天板はホワイトで、おなじみのHPロゴが入っています。

HP 14s-dk0000

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各所の特徴がまとめられた画像です。キーボードについては拡大画像がありませんが、テンキーは装備されず、Enterキーの右に一列ある、「HPのモバイルノートの典型」と言えるレイアウトになっています。配列はJIS標準準拠、89キーでキーピッチは18.7 × 18.4 mm、キーストロークは約1.5 mmと公表されていますので、サイズ的には十分な余裕があります。

HP 14s-dk0000
側面と入出力ポートの配置です。右側面にポートが集中している感があり、できれば「もう少し左右バランスよく…」とは思いますが、エントリークラスの製品としては非常に充実していますし、文句は言えないですね。

3.価格など

HP 14s-dk0000はHP Directplusで9月5日に販売開始となり、9月6日現在の価格は下記のとおりです。

エントリー(A4-9125):31,500円(34,020円)
ベーシック(Ryzen 3):43,500円(46,980円)
スタンダード(Ryzen 5):49,500円(53,460円)
※別途配送料3,240円がかかります
※この価格はキャンペーン価格で、定価よりも安くなっています

HP Directplusはアウトレットコーナーを除き配送料がかかりますので、Ryzen 3モデルは「コミコミでギリ5万円オーバー」となりますが、CPU以外にRAMやストレージ容量、そしてディスプレイ品質も十分なものになっていますので、個人的には「激安」だと思います。

もともとHP 14sという型番の製品は「ストレージさえSSDなら最高なのになあ…」と思っていましたが、その意味では、このニューモデルはウインタブ的に「最高になりましたw」 この製品であれば初めてPCを購入する人にも、ビジネスでバリバリ使いたいという人にも向くと思いますし、低予算でノートPCの購入を検討している人には素晴らしい選択肢になるでしょうね。

4.関連リンク(HP Directplus)

HP 14s-dk0000 製品詳細icon

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コメント

  1. YK より:

    価格コム限定モデルだと、いまRyzen 3 3200U/8GB/256GB SSDのモデルが38,880円。
    Ryzen 5 3500U/8GB/256GB SSDだと44,820円。
    なんだこの価格破壊ぶりは……。

  2. 匿名 より:

    128G+1TBモデルがあるということは、増設スロットがあるってことですかねぇ

  3. 匿名 より:

    実機の写真コピペじゃなくて撮って載せろよ…質感わからん