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Windows 10へのアップデートは慎重に!予約しちゃった人も取り消せるよ

Windows 10 アップグレードは慎重に
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。Windows 10の正式リリース予定日である7月29日はもうすぐ。現在Windows 7以降のOSを使っている人は今後1年間は無償でWindows 10にアップグレードできます。また、以前記事にしましたが、「アップグレードの予約」というのがあって、すでに予約済み、という人も多いと思います。私もついうっかり、というか気がついたら予約してしまってました。

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今回はちょっとネガティブなのですが、Windows 10へのアップグレードに関して、「のんびり行こうね」という話です。アップグレードされるのが普通のソフトウェアじゃなくて、OSだということを少しは重く受け止める必要がありますよね。また、アップグレードが「Windows Update」を通じて行なわれる、というのも少し心配なんです。というのは…

Windows 10に関しては、もう数カ月の間、「Technical Preview」とか「Insider Preview」という名称でPreview版(ベータ版)が希望者に配布されてきました。私もノートPCと8インチタブレットにPreview版をインストールしています。現在、どちらも最終のPreview版と言われるビルド10240がインストールされた状態になっています。ノートPCの方ではビルド10240は非常に快適に動作していて、Cortanaなど一部機能は使えないものの、もはや常用するのになんの問題もなさそうに思われます。

問題なのはタブレットのほうで、「タッチパネルが使えない」状態になっています。Insider PreviewはWindows Updateによって新しいビルドにアップグレードされるようになっているのですが、古いビルドから新しいビルドにアップグレードしていく過程で、タッチパネルを認識しなくなってしまいました。こうなってしまうともう、いったんバックアップからWindows 8.1に戻すか、それとも次のWindows Updateを待つかしか方法はありません。レジストリを操作すれば回復できるかもしれませんが、ひとことでレジストリと言っても膨大な量ですし、その中でどこをいじればいいのかすぐには調べることもできず、また操作ミスしてしまうのも恐ろしいので、とりあえずタブレットなのにマウスとキーボードで操作していますw

基本的に現在販売されている、Windows 8.1が入っているタブレットは全てWindows 10には対応するはずですが、ここまで書いてきたように、実際にトラブルになってしまったこともあり、CPUスペックが低いタブレットでWindows Updateを使ってOSをアップグレードすることについて、ちょっと不安を感じます。

ということで、7月29日を迎えるにあたって、事前に考えておいたほうがいいことを少しだけ。

1.メーカーのWebサイトをしっかり確認しよう

ほとんどのメーカーは、自社の製品がWindows 10のアップグレードに対応しているのか、また、アップグレードした場合、それをメーカーサポートの対象とするかについて、何らかの告知をしています。私が使っている製品だと
Aspire Switchは対応
このようにacerの公式サイトでは、Aspire Switch 10はアップグレードに対応しているということになっていますが、サイト内を調べてみても、このアップグレードがサポート対応されるのかということについての言及は見つけられませんでした。また、Lenovoの公式サイトも確認してみましたが、私が使っているThinkPad 8(64ビット)は「動作確認済み」製品の一覧表にはありましたが、アップグレードに伴うLenovoのサポート体制についての言及は、やはり見つけられませんでした。

好意的に考えればメーカーが「動作確認済み」とか「アップグレード可能」と明言しているわけですから、それはすなわち「サポートするよ」という意思表示だという理解もできますけどね。

一方、今話題の東芝は「Windows 10 アップグレードサポート対象予定機種について」というリリースを出していて、対象機種に関してはちゃんとサポートしてくれるようです。大手メーカーはこういうとき安心ですね。

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逆にテックウインドは「【CLIDE】 「Windows 10 のアップグレード予約」 に関する留意事項」というリリースで、「プリインストールされたOS以外はサポートしない」旨の宣言をしています。別にテックウインドが悪い、ということではなく、自身の立場を明確にしているということなので、これはこれで納得できます。

メーカーのサポートを必要とするかどうかは個人の判断によりますが、とりあえず自分が使っているPCやタブレットをWindows 10にアップグレードする前に、メーカーがどういう姿勢なのかを確認しておいてもソンはないと思います。

2.アップグレード予約は取り消せる

私と同様に、ついタスクバーにあったWindowsアイコンから、Windows 10へのアップグレード予約をしてしまった人は多いと思います。この予約は取り消すことができます。もしアップグレードに慎重な考えなら、取り消しておきましょう。

タスクバーに小さなWindowsボタン
予約した時のアイコン(タスクバーの右側)をタップ(クリックします)

Windows10アップグレード予約取り消し
新しいウインドウが表示されるので、左上の三本線(ハンバーガー)アイコンをタップ(クリック)します。

Windows10アップグレード予約取り消し
ウインドウの左側にメニューが出てくるので、「確認の表示」をタップします。

Windows10アップグレード予約取り消し
あらら、また予約されちゃいました。以前もこれに似たパターンで気がついたら予約が完了していたわけですが、今回はひと味違います。画面左側にある「予約の取り消し」をタップしましょう。

Windows10アップグレード予約取り消し 確認画面
そうすると確認画面が出てくるので、「予約の取り消し」をもう一度タップします。

Windows10 アップグレード予約取り消し 完了画面
これで無事に取り消し完了です。

3.しばらく様子をうかがうほうが安心かな

とはいえ、Windows 10が正式リリースしたらすぐにインストールしたい!って思っている人は多いと思います。ウインタブを読んでいるような人なら関心がないはずがありません。私だって同じです。でも、やはりOSです。上の方に書いたように、Atomタブレットだとちょっと心配、というのもあるでしょうし、うまくインストールできても愛用のソフトウェアが動かない、なんて可能性も(決して高くはないと思いますが)あります。

なので、複数のPCやタブレットを持っている場合、せめてメインマシンは少しのあいだ様子見しましょう。Windows10への無償アップグレードはこの先1年間は可能なわけですから、急ぐ必要はありません。仕事に使っているPCなんかは、ソフトウェアが動かなくて仕事ができなくなると困りますよね。2,3カ月もしたらアップグレードに関するトラブル事例とか、Windows 10というOSそのものの評価も見えてきますから、そういう情報がある程度集まってからメインマシンをアップグレードしても決して遅くはありませんね。

サブマシン(タブレットなど)へのインストールは「やってみるのがイノベーターだろうが!」ということです。私は初日にアップグレードします。でも、必ずシステムバックアップをとっておきましょう。正式版なのでめったなことはないと思いますが、いつでもWindows8.1に戻せるような環境が用意されている方が絶対に安心ですから。
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コメント

  1. 匿名 より:

    なんといわれようとタブレットは即アップデートするぞおおお!タッチ死亡がなんぼのもんじゃい!

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。「よっしゃああああああああ」といっておきます。私も同感です。バックアップだけはとっときましょうね。