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DELL Inspiron 15 3000(2019) - 15.6インチで搭載CPUが超ワイドバリエーションのノートPC!ご予算に応じて選べます!

DELL Inspiron 15 3000
DELLが15.6インチのスタンダードノート「Inspiron 15 3000」を発売しました。この型番は以前から存在していますので「2019年モデル」という捉え方になると思います。「Inspironの3000」なので、「エントリークラス」という位置づけですが、バリエーションが恐ろしくワイドでして、「紹介記事を3本くらいに分けようかなあ…」と思ったくらいです…。

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1.スペック

DELL Inspiron 15 3000
スペック表を見て私と同じように途方に暮れる読者が多いと思いますので、少し整理します。まず、この製品の正式な枝番は「3580」「3581」「3582」「3585」と4つにわかれていて、簡単に言うとこんな感じです。

3580:Whiskey LakeのCore i3/i5/i7
3581:Core i3-7020U
3582:Celeron N4000
3585:AMD Ryzen

ということで、スペックの高いものから並べると「3580>3581>3582、AMD搭載モデルが3585」ということになります。ウインタブ的な評価だと3580はミドル~ハイスペック、3581がミドルスペック、3582がエントリースペックということになるでしょう。

まず3580です。こちらはCPUがWhiskey Lakeになり、Core i3モデルはRAM4GB/1TB SSDという構成ですが、Core i5/i7モデルはRAM8GBでストレージは256GB SSD(Core i5モデルには1TB HDDの設定もあります)、さらにCore i5/i7の上位モデルには外部GPUのAMD Radeon 520まで搭載されます。また、ディスプレイはすべてFHD(1,920 × 1,080)です。スペックにうるさい人も納得の構成と言えます。

次に3581と3582です。上に書いたとおりCPUは3581がCore i3-7020U、3582がGemini LakeのCeleron N4000で、RAMは4GB、ストレージは1TB HDDのみとなります。またディスプレイは3581がFHD、3582がHD(1,366 × 768)です。3581のほうは税込みで5万円台半ば、3582は4万円台で購入ができますので、低予算PCとしてはいい構成だと思います。

最後に3585。CPUにAMD Ryzen 3/5を搭載し、RAMとストレージはRyzen 3モデルが4GB/128GB SSD、Ryzen 5モデルが8GB/256GB SSDとなります。この構成を見て「おっ」と思う人も多いのではないでしょうか?多分「速い」です。しかし、ちょっと残念なのがディスプレイで、HD解像度のみとなります。

では、共通構成を説明します。15.6インチなので光学ドライブは標準装備され、入出力ポートも悪くありません。USBポートは3つ、HDMIとSDカードリーダーはフル規格(microとかminiとかがつきません)、そして有線LANポートも備えていますので、ビジネスでもプライベートでもポート不足に悩む可能性は低いと思います。

サイズは15.6インチとして標準的なものです。2019年の水準で言うと少し大きめ、といったほうがいいかもしれません。「だいたいイメージ通りのスタンダードノート」のサイズ感と考えていいです。

2.筐体

DELL Inspiron 15 3000
先日17.3インチの「Inspiron 17 3000」の紹介記事を掲載しましたが、それとだいたい同じ(ただしサイズは異なります)ですね。サイズから予想される通り、ディスプレイ面のベゼルも細くないです、というか少し太めです。

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DELL Inspiron 15 3000
天板です。こちらも特に個性的なものにはなっていません。スタンダードノートで、しかもワイドバリエーションの製品なので、これでいいと思います。筐体素材は不明ですが、おそらくプラスティック製だと思われます。ただ、DELLのPCは作りが安っぽかったりはしません。

DELL Inspiron 15 3000
カラバリです。2月20日時点だと「カッパー(一番上)」「ブラック(二番目)」「スパークリングホワイト(一番下)」が選べ、「シルバー(3番目)」は選べないようです。「カッパー」が新鮮な感じですね。

DELL Inspiron 15 3000

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側面と入出力ポートの配置です「1.SDカードリーダー、2.USB2.0、3.光学ドライブ、4.セキュリティロックスロット、5.DC-IN、6.HDMI、 7.USB3.1、8.USB3.1、9.オーディオジャック」です。特に配置にクセは感じられません。

画像がありませんが、キーボードは「日本語 非バックライト」で、テンキー付きの防滴タイプとなります。バックライトは「オプション」となっていますが、2月20日時点ではオプション設定もされていないようです。

3.価格など

DELL Inspiron 15 3000(2019)はDELL公式サイトで販売中で、2月20日現在の価格(セール価格です)は下記のとおりです。

3580(Whiskey Lake):56,981円(61,539円)から
3581(Core i3):49,381円(53,331円)から
3582(Celeron):40,831円(44,097円)から
3585(Ryzen):51,281円(55,383円)から
※カッコ内は税込価格

なお、3580の「Core i5/Radeon/RAM8GB/256GB SSD」という構成だと77,333円(税込み83,519円)です。

全体的に価格が低めに抑えられていると思いますが、個人的にもっとも注目したのが3585(Ryzen)で、最低構成でもストレージがSSDになるというのは魅力です。ただし、ディスプレイがHD解像度止まりというのが少し残念ではあります。

また、3580(Whiskey Lake)の上位モデルは「ハイスペックノート」と呼ぶにふさわしいシステム構成になっていて、外部GPUを搭載しつつ税込みで8万円強、という価格は魅力ですね。

この製品は本当にワイドバリエーションなので、リビングルームの家族共用PCとしても使えるでしょうし、画像加工とか(割とライトな)ゲーム用途でも実力を発揮してくれると思います。

4.関連リンク(DELL)

New Inspiron 15 3000

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