こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。この6月に「Computex Taipei」で発表されたASUSの12.5インチモバイルノート「ZenBook 3」の日本発売が決定しました。最厚部11.9 mm、重量わずか910 gという小型にして超軽量な製品で、スペックも高いので注目されていました。さっそく日本モデルについてチェックしてみましょう。
1.スペック
OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU: Intel Core i5-7200U / i7-7500U
RAM: 8GB / 16GB
ストレージ: 256GB /512GB SSD
ディスプレイ: 12.5インチ(1,920 × 1,080)
ネットワーク: 802.11ac対応
入出力: USB 3.1 Type-C、オーディオ
バッテリー: 40Whr 8.7時間
サイズ: 296 x 191.2 x 3.5~11.9 mm / 910 g
※一部米国モデルのデータにより補完しています。
Computexで発表されたスペックからの変更点はCPUで、当初Skylakeとされていたものが最新のKabylakeに変更されました。ZenBook 3には2つのバリエーションがあり、「Core i5、RAM8GB、ストレージ256GB」のUX390UA-256Gと、「Core i7、RAM16GB、ストレージ512GB」のUX390UA-512GPとなります。どちらもハイスペックマシンといって差し支えないと思いますが、特に512GPの方はモバイルノートとして(常識的に)最高のスペックだと言えます。
現状、日本ASUSのプレスリリースではディスプレイの詳細が明らかになっていませんが、12.5インチのFHDで決まりだと思います。
また、この製品はサイズ感を重視しているためか、入出力ポートが非常に少ないのですが、標準で「ASUS ミニドック」が付属し、「充電をしながら4K出力対応のHDMI、USBポート(Type-A 3.0)を同時に使うことができる」ようになっています。
あと、特に気になるのはやはりサイズで、重量910 gというのは最軽量クラスといえますね。
2.筺体
海外モデルは筺体色が3つありますが、日本向けは今のところ「ロイヤルブルー」のみです。
これがロイヤルブルーです。色の好みは人それぞれですが、私はこの製品ならロイヤルブルー一択かなと思います。筺体素材は「宇宙工学素材(キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!)」のアルミ合金、ディスプレイにはゴリラガラスが採用されており、薄型軽量ながら十分な強度をもっています。天板は「『禅の精神』からインスパイアされたスピンメタル加工」です。これ、ASUSの決め台詞ですね。また、特殊なアルマイト処理により、エッジにゴールドのハイライトをあしらっていて、ASUSロゴとキーボードバックライトも同じゴールドになっています。
キーボードです。日本モデルは日本語キーボードになると思われます。キーピッチは19.8 mmとかなりの余裕があり、キーのサイズも十分大きく見えますし、使いやすそうですね。なお、キーストロークは0.8 mmとかなり浅いですが、個人的にはこういう浅いストロークは好きです。
なお、タッチパッド部分には指紋センサーがあり、Windows Helloにも対応します。
3.価格と発売時期
ASUS ZenBook 3は10月下旬の発売予定で、想定価格は上位モデルの「UX390UA-512GP」が税抜き 184,800円(税込み199,584円)、下位モデルの「UX390UA-256G」が税抜き139,800円(税込み150,984円)です。下位モデルといっても私のThinkPad 13よりはずっと高性能ですし、通常のビジネス用途であればごく快適だと思います。
品質がよくハイスペックなモバイルノートを探している人にはまたまた有力な選択肢が現れましたね!
4.関連リンク
強さと美しさをここに極めた、第7世代 インテル® Core™プロセッサーを搭載したASUS ZenBook 3を発表:ASUS ニュースリリース
コメント
いいね。値段高いから簡単には買えないけど。今年は各社薄型計量ハイスペックが標準になりそう。
こんにちは、コメントありがとうございます。私もこれはいい、と思います。ただThinkPad 13ですらかなりの思い切りが必要だったんで、これは予算的にはちょっとムリ。
各社この調子で薄型軽量タッチありハイ。ミドルスペックな、LTE搭載モデルを出してくださいorz
こんにちは、コメントありがとうございます。同感です。そして補足するなら「できれば安くしてね」
ここまで高性能だと、はたして12.5インチというサイズと釣り合うのか…、という心配はありますね。
個人的に動画作成・編集やDTMを趣味程度にいじくっていた時期はあったんですが、いずれも、同時にウインドウをたくさん開いたり、多数のトラックを同時に見たりで、画面の大きさと解像度はいくらあってもあるに越したことはない、という感覚を持っていました。
ゲームに使うには、いくらCPUが優秀でRAMがあっても、GPUを積んでいないとだし。
もちろん、企業がビジネス用に、というのはあると思うのですが、
個人の場合、このサイズでこの性能だと、みなさんどういう用途を想定するものなのでしょう?
natsukiさん、こんにちは、コメントありがとうございます。日本人は割とこういうのが好きなのかな、と。Excel(非マクロ)とWordしか使わないのに「やっぱりCore i7でないと」とか言う人多いじゃないですか…
メインパソコンのマザボもグラボもASUSのASUS好きで、当然ZENBOOKも大好き!だけど…皆さんと同じく…高いんだよなぁ…
CPUセレロンにしちゃダメなんですかね?それで6万位で出して欲しいと熱望しています。
ずめんさん、こんにちは、コメントありがとうございます。お仕事でハイスペック機を使っているずめんさんならでは、というか、ある程度PCの性能を語れる人なら逆に「セレロンでもう少し安く」的な発想ができるんでしょうね。
スペック最強じゃないですか!すごく欲しいですけど高いなあ。
3年後に中古で6万円くらいで買えたらいいなあ。
今買うなら Jumper EZbook Air が3万円くらいかな。
しろさん、こんにちは、コメントありがとうございます。Jumperはいい製品だと思いますが、ちょっと差が大きすぎるかも、ですね。
値段が。。。
それにつきます。
これもLTE対応なら売れただろうなあ。
昔は維持費がかかるsim搭載モデルを軽く見てましたが、VAIO s11 LTE使ったらもうLTEなしには戻れなくなりました。
ノートPCもハイスペックゲーミングとLTEモバイルPCの2極に集約されていくのではないかと思うこの頃です。
あんてな@さん、こんにちは、お久しぶりです。最後の一文は含蓄があるというか、考えさせられました…