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ASUS VivoBook 15 X542UN - 初心者から上級者までOK?な15.6インチ高性能スタンダードノート

ASUS VivoBook 15 X542UN
ASUSは15.6インチスタンダードノート「VivoBook 15 X542UN」を発売します。この製品は先日紹介記事を書いた高性能ノートPC「ASUS X570UD」と同時に発表されましたが、X570UDがスタンダードノートとしては極めて高いスペックになっているのに対し、このX542UNもかなりの高性能ながら、X570UDよりもいくぶんマイルドで、価格も安くなっています。

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1.スペック

ASUS VivoBook 15 X542UN
CPUは第8世代のCore i5-8250U、RAMは8GB、ストレージは128GB SSD + 1TB HDDですから、上級のノートPCと呼ぶのにふさわしい構成だと言えます。しかし、この製品はそれに加え、外部GPU「GeForce MX150」を搭載します。この構成だとゲーミングノート並み、というわけにはいきませんが、Core i5 + SSDによる高速なシステム挙動(システムやアプリの起動、データの保存など)に加え、外部GPU搭載によるグラフィック性能の向上により、軽めのオンラインゲーム程度であれば十分遊べるくらいの実力はあります。非ゲーミングで、高度な画像加工や動画編集といった重めのグラフィック系作業をしてもワンランク上の能力を発揮すると思います。

ディスプレイは15.6インチでFHD解像度です。X570UDが4K(3,840 × 2,160)液晶を搭載しているのと比較すると見劣りするものの、上位クラスのスタンダードノートとしては標準的なものと言えます。また、X570UDでは省かれていた光学ドライブ(DVDスーパーマルチ)も装備されます。

読者のコメントで「光学ドライブなんていらないのでは?」というのをいただいておりまして、それは私も重々承知しているのですが、一人暮らしの学生さんとか、初めてパソコンを購入する人とか、使用頻度は低くても光学ドライブがついてたほうが何かと安心ですよね、ということは思っています。また、「Amazonプライム・ビデオとか、オンラインで映画のレンタルができるじゃん」というのはわかりますが、「だからTSUTAYAなんてなくてもいい」というわけでもないですよね。そんな感じです…。

サイズですが、王道というかごく普通のスタンダードノート、という感じです。横幅380 mmというのは狭ベゼルを採用している製品を除けば15.6インチサイズとしてごく標準的ですし、重量2.3 kgというのも普通です。なので、X570UDのような尖った個性というのは筐体サイズからはうかがえません。

スペック表に現れていない機能として、「Battery Health Charging」というのがあります。この製品のバッテリーは「通常のリチウムイオン電池の3倍(シャアじゃねえし…)長寿命(メーカーサイトの説明)」ということなのですが、それに加え「バッテリーの充電の上限を60%、80%、100%から選択することができ、バッテリーへのダメージを軽減し、寿命を延ばす手助け」をしてくれます。また「ASUS Fast Charge」により、約49分で60%まで充電が可能です。バッテリー稼働時間は少し短めですが、充電はクイックに、安全にできるということですね。

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また、スピーカーについても「ASUS SonicMaster」システムが採用されており、「プロ級のソフトウェアは正確なエンコード・デコードを可能にし、デバイスに合わせて設計されたアンプやスピーカー、レゾナンスチャンバーが、力強いサウンドと深みのある重低音を響かせます」とのこと。他メーカーのように有名な音響メーカーとのタイアップではなく、独自技術によるものなので、ぜひ一度その音質を体感してみたいものです。

2.筐体

ASUS VivoBook 15 X542UN
正面から見たところです。ご覧のように「普通」ですよね…。ベゼルは結構太いですし、正直個性的という印象はありません。

ASUS VivoBook 15 X542UN
天板です。ASUSの上位機種の象徴と言える「スピンメタル加工」が施されています。筐体素材は不明ですが、スピンメタル加工されているということは金属製なのでは?と思います。

筐体色は「アイシクルゴールド」と「スターグレー」の2色を選ぶことが出来ます。

ASUS VivoBook 15 X542UN
キーボードも15.6インチのノートPCとしては標準的なもので、テンキーがつきます。画像は英語配列ですが、日本向け製品は「107キー日本語キーボード」となります。また、バックライトはついていないようです。

3.価格など

ASUS VivoBook 15 X542UNは3月24日の発売予定で、ASUS Shopなどでの価格は税込み129,384円となっています。筐体は普通のスタンダードノートで、必要なものは全て入っていて、さらにGeForceまで搭載していますので、誰が使ってもきっちりと高いパフォーマンスを叩き出してくれる製品だと言えるでしょう。特にパソコンにあまり詳しくない人が、「これでいいいや!」と購入してしまっても大丈夫だと思いますし、これだけの性能であれば陳腐化せずに長く使えるでしょうね。

ウインタブ読者なら「これならBTOメーカーのパソコンをカスタマイズして買うわ」って言うかもしれませんけどね。

4.関連リンク

VivoBook 15 X542UN(X542UN-8250GR)スターグレー:ASUS Shop
VivoBook 15 X542UN(X542UN-8250GO)アイシクルゴールド:ASUS Shop
VivoBook 15 X542UN-8250GR スターグレー:Amazon
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コメント

  1. natsuki より:

    とがった部分はない代わりに、据え置きで使う分には、スキのない、バランスのよい構成ですね。例えば、マウスのm-BookのKシリーズあたりを自分で構成しても、結局これとほぼ同じ構成になるような気がします。
    個人的なこだわりなんですが、矢印キーが大きい(もしくは下に出っ張るデザイン)、USBポートが左右に振り分けられている、って使い心地にとって重要だと思っていまして、そこも合格。光学ドライブは、必須派です。まあ、これは、実際に仕事でDVDやCD-ROMなどに記録されたレガシーなデータを扱うことが多いという、完全に職務上の都合ですけど。
    これ、職場で採用して欲しいなぁ。

    • wintab より:

      natsukiさん、購入してそのまま使い続けるのならいい製品ですよね。私のようにひたすらコスパを追求して、お金のあるときにRAMを追加して、みたいな人間にはイマイチかも。

  2. ぶんぼ より:

    ジャンカーの場合

    「PCNET(あるいはヤフオク)に行ってジャンク品買って直して使うわw」
    そうして、手に入れたPCは数知れず・・・。

    • wintab より:

      ぶんぼさん、こんにちは、コメントありがとうございます。かのあゆさんテイストあふれるコメントですね。