こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回はXiaomiの6.26インチサイズの最新スマホ「Redmi Note 6 Pro」を紹介します。この製品とよく似た名称の「Redmi 6 Pro(名称にNoteというのがない)」についても、1つ前の記事で紹介していますので、こちらも合わせてご覧ください。
Xiaomi Redmi 6 Pro - ノッチディスプレイを採用したシャオミの「紅米」のニューモデル、その実態は…?
Redmi Note 6 ProとRedmi 6 Pro、「Noteがつくほうが大型サイズ」というのは想像できますし、実際そのとおりなんですけど、「単なるディスプレイサイズ違い」ではないんです。私から見て、全体的にRedmi Note 6 Proのほうが高性能かつ新しい、という印象があります。
1.スペック
OS(UI)はAndroid 8ベースのMIUI 9です。Redmi 6 Proの紹介記事でも説明しましたが、この製品は「Global Version」と明記されているものを購入するぶんには日本語化が容易に可能です。そうでないもの(中国版)は日本語化が容易ではないので、一般ユーザー向けとは言い難いものがあります。なので、特にXiaomiスマホを初めて購入する人はGlobal Versionを選んでください。
CPUはSnapdragon 636ですから、Redmi 6 ProのSnapdragon 625よりは新しく、性能も高くなっています。Snapdragon 636は日本向け製品だとASUS ZenFone 5に搭載されており、Antutu(Ver 7)のスコアが12万点~13万点くらいになるので、重量級のゲームを含め、ほとんどの利用環境で快適に動作すると思います。ただし、もっぱらゲーム目的という人ならもう少し奮発してSnapdragon 845搭載機にしておいたほうがいいかも知れません。
RAMとストレージは現状確認できている限りだと3GB/32GBもしくは4GB/64GBという組み合わせです。また、ディスプレイはRedmi 6 Proと同様ノッチ(切り欠き)タイプのものが採用され、6.26インチと大型で解像度もFHD+です。
SIMスロットに関しては、Redmi 6 ProがnanoSIM × 2とmicroSDを同時に利用できる構造なのに対し、この製品では「SIM2はmicroSDと排他利用」となります。このように、ディテールについてはRedmi 6 ProとRedmi Note 6 Proで結構違いが目立ち、「ディスプレイサイズ違いの同スペック機」とは到底言えません。
また、この製品はカメラにも特徴があります。「前後ともデュアルレンズ」です。Banggoodの説明によるとRedmi 6 Proと同様、AIカメラとなっていますし、特にインカメラがかなりの高画素数になっています。一方でアウトカメラはRedmi 6 Proと同性能です。セルフィー(自撮り)にこだわりたいならこのRedmi Note 6 Proのほうが良さそうです。
サイズはさすがに5.84インチのRedmi 6 Proよりも大きいです。しかし、重量に関しては178 gのRedmi 6 Proよりもたったの4 gしか重くありません。ただこれ、Banggoodの製品ページから転記したもので、他の通販サイト(Aliexpressなども含む)を調べてみても重量が記載されていなかったので、実際のところ182 gという重量が正しいのかどうかは微妙です。
2.筐体
Redmi Note 6 Proは、「発売したて」ということもあり、10月1日現在だと各通販サイトとも筐体色を自由に選べません。本来はこの画像のように全4色がラインナップされ、鮮やかな色も選べるようになっています。
この製品はまだ筐体画像が多く公開されていません。しかし、この画像を見る限りオーソドックスで、Redmi 6 Proと共通のコンセプトを持った製品であると言えそうです。筐体素材もおそらくRedmi 6 Proと同じ金属製でしょうし、入出力ポートもUSB Type-CではなくmicroUSB、そしてオーディオジャックもしっかり残っています。
3.価格など
Xiaomi Redmi Note 6 Proは中国の通販サイト各社で販売中、もしくはプレオーダー中です。10月1日現在の価格を見ると、3GB/32GBモデルではGearbestが最も安く179.99ドル(20,609円)、4GB/64GBモデルだとBanggoodが最も安く239.99ドル(27,667円)です。個人的にはGearbestの3GB/32GBの価格は激安だと思います。
Redmi 6 ProとRedmi Note 6 Proをたて続けに見てきましたが、両者は製品内容が大きく異なり、「全然別物」と考えるほうがいいです。そして、「ディスプレイサイズが大きすぎるのはイヤ」という人でなければ、Redmi Note 6 Proのほうがスペックも高く、その割にRedmi 6 Proとの価格差が小さい(3GB/32GBモデルの場合)ので、よりよい選択なのでは?と思います。ただし、これは10月1日現在の価格を見て言っているだけの話でして、この先実売価格がどう推移するかによってお買い得感は変化すると思います。しかしこれ、いいですね!
4.関連リンク
Xiaomi Redmi Note 6 Pro(3GB/32GB):Banggood
Xiaomi Redmi Note 6 Pro(4GB/64GB):Banggood
Xiaomi Redmi Note 6 Pro:geekbuying
Xiaomi Redmi Note 6 Pro(3GB/32GB):Gearbest
Xiaomi Redmi Note 6 Pro(4GB/64GB):Gearbest