UMIDIGIが格安スマホ「G2 / C2」を開発中です。発売時期は2023年初頭と思われます。従来モデル「G1 / C1」からスペックアップを果たしていますが、OSがAndroid Go Editionですし、依然として「価格勝負」のエントリーモデルとなっています。
1.UMIDIGI G2 / C2 概要
スペック表
UMIDIGI G2 / C2 | |
OS | Android 13 Go |
CPU | MediaTek Helio A22 |
RAM | 2GB |
ストレージ | 32GB |
ディスプレイ | 6.52インチ(1,600 x 720) |
LTEバンド | FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17 20/28A/28B TDD: B38/40/41 |
SIM | nanoSIM × 2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11b/g/n/ac、Bluetooth 4.2 |
入出力 | USB Type-C、microSDカード、イヤホンジャック |
カメラ | イン5MP/アウト13MP + 2MP |
バッテリー | 5,150 mAh |
サイズ | G1:164.06 x 75.89 x 8.75 mm C1:164.16 x 76.44 x 8.75 mm |
重量 | G1:195 g/C1:192 g |
※赤字は既存モデル、UMIDIGI G1/UMIDIGI C1のもの
コメント
UMIDIGI G1とC1は筐体サイズがわずかに異なるものの基本的に同スペックで、筐体色が異なる程度の違いしかありませんでした。今回ご紹介するG2とC2についても同様で、「ほぼ同じ製品」と考えて良さそうです。
G2/C2のOSはAndroid 13 Go Editionです。G1/C1がAndroid 12 Go Editionだったので、「相変わらずGo」ではありますが、OSバージョンは新しくなっています。というか、中華のスマホでAndroid 13搭載、というのはこの製品が初めてなんじゃないでしょうか。
CPUはHelio A22です。エントリークラスの型番ですが、G1/C1が「MT6739」という懐かしい型番(数年前のエントリーモデル用CPUです)でしたから、相対的には大きな性能向上と言えます。
RAMとストレージは2GB/32GBです。CPU性能やRAM/ストレージ容量から考えて、OSを軽量なGo Editionとしたのは正解でしょうね。また、ディスプレイの仕様とカメラ画素数はG1/C1から変わっていません。ディスプレイはHD+解像度、カメラはイン5MP/アウト13MP+2MPですが、実用性はあると思います(上位クラスのスマホと比較してはいけません)
通信周りについては現状不明です。ただ、G1/C1と変わらないだろうと予想します。また、サイズについても現状わかっていませんが、筐体画像を見る限りG1/C1からあまり変わってないようですし、ディスプレイサイズも同じなので、ほぼ同サイズだろうと思います。
各部名称です。前面は水滴型ノッチが採用され、背面はカメラレンズがやや強調されたデザインになっています。
参考までに従来モデルC1の画像を掲載しておきます。これを見るとG2/C2は背面のデザインが少し変更されているものの、ほとんど同じ外観であることがわかります。繰り返しになりますが、カメラのレンズがちょっと大型化し、目立つようになったかな…。
メーカーが筐体画像を一部公開しています。ただし、「発売までに変更される可能性がある」とのこと。
かなりの低価格になることが予想される製品ですが、その割に質感は悪くなさそうに見えますね。
2.UMIDIGI G2 / C2 価格など
UMIDIGI G2/C2の発売日と価格は現時点ではわかっていません。しかし、C1/G1は発売記念セールで79.99ドルで販売されていましたので、おそらく発売記念セールで80ドル前後(11,500円前後)になるものと思われます。
正直なところ、ウインタブ読者には「サブ機でも厳しい」スペックの製品だと思います。小学生のお子さん用とか、防災用の予備機くらいの位置づけになるでしょうか。あるいは「Android Go Editionを試してみたい」ということでも悪くないかもしれませんね。続報が入りましたらまたご案内します。
3.関連リンク
UMIDIGI公式サイト トップページ
※12月17日現在、G2/C2の製品ページはありません