この秋注目のミッドレンジ(ミッドハイ)スマホ、UMIDIGI F2がグローバルセールで179.99ドル(約19,400円)で購入できます!UMIDIGI F2については過去に何度か紹介記事を掲載していますので、詳細はこちらをご覧ください。
UMIDIGI F2 - 期待の最新ミッドレンジスマホ、10月14日からAliexpressでグローバルセールを開催予定です!
UMIDIGIは10月14日から16日までの期間、AliexpressのUMIDIGI Official Storeにて「グローバルセール(UMIDIGIの8周年記念セール)」を開催します。現在の予告を見ていると、UMIDIGI XやUMIDIGI A5 Proなどがセール対象になっているようですが、F2もセール対象です。
10月10日現在、F2の販売価格は249.99ドル(27,186円)なので、グローバルセールの価格は「とんでもなく安い」ということがわかります。また、16日までのセール終了後は199ドル(約21,500円)になるそうです。
このセールに先立って、UMIDIGIがこんな資料を送ってきました。
UMIDIGIが「ライバル」と捉えているのはXiaomi Redmi Note 8 Proのようです。妥当かどうかは別として、UMIDIGIの言い分をそのまま書いてみます。
●ディスプレイ:
F2もRedmi Note 8 Pro(以下、単にRedmiと書きます)も6.53インチサイズでFHD+(2,340 × 1,080)の解像度。しかし、Redmiがノッチを残すのに対し、F2はパンチホール(カメラ)デザインによるノッチレスディスプレイを実現している。知っての通り、ノッチレスデザインこそが今のトレンドである。
●カメラ
カメラについてはどっちが優秀なのかを言い当てるのは難しい。インカメラに関してはF2が32MPカメラを採用しているのに対し、Redmiは20MPだ。一方アウトカメラはともにクアッドカメラを搭載していて、Redmiの画素数は非常に高い(64MP)が、F2は広角レンズの性能が高い。
●パフォーマンスとバッテリー
CPUはともにMediaTek製のものを搭載していて、RedmiのHelio G90TのほうがF2のHelio P70よりも高性能である。しかし、RAMとストレージ容量は同等だ。それでいて、Redmiのほうが100ドル高い。一方バッテリーはF2のほうが大容量である。また、どちらも18Wの急速充電とNFCを搭載している。
●デザイン
私(UMIDIGIの中の人)はRedmiのように背面に指紋センサーがあるものよりも、F2のように側面に指紋センサーがある方を好む。どちらも美しいガラス製の背面カバーを採用しているが、F2は指紋センサーを側面に配置することによって背面をより美しく、一貫性のあるものに見せている。
●システム
現状、Android 10を搭載するスマホは非常に少ない。そしてF2はその少ない中の1つだ。さらにF2は素のAndroid 10(Stock Android 10)を搭載しているので、「水ぶくれ」していない。RedmiはAndroid 9.0ベースのMIUI 10だ。
●価格
F2はグローバルセールで179.99ドルで販売される。16日までのセール期間終了後は199.99ドルだ。RedmiのRAM6GB/ストレージ128GB版を購入しようとすれば、F2よりも100ドル高い299.99ドルを支払うことになる。ゆえにF2ののほうがより高いコストパフォーマンスと言える。
いかがでしょうか?ウインタブ読者であればUMIDIGIの言い分を聞くまでもなく、スペック表で比較できてしまうと思います。また、これはUMIDIGIのPRなんで、あら捜しをしても仕方ないです。
179.99ドルというセール価格は確かに安いと思います。それも「激安」と言っていい水準ですね。Snapdragon 855搭載モデルなど、ハイエンド機の購入を考えている人は別として、「だいたい200ドルくらいで手頃なスマホを」と考えている人にとっては絶好のチャンスと言えるでしょう。
UMIDIGI F2のグローバルセールは10月14日午前7時(日本時間午後4時)からAliexpress内のUMIDIGI Official Storeで開催されます(終了は10月16日ですが、終了時刻はわかっていません)。またこの画像を見ると、先着1000台にはUMIDIGIの完全ワイヤレスイヤホン「Upods」がプレゼントされるとのこと。UMIDIGIからは「早くカートに入れて下さい」という読者あてのメッセージをお預かりしています。
関連リンク
UMIDIGI F2:UMIDIGI Official Store(Aliexpress)
コメント
これはすごいですね。
ちょうど、XiaommiのフラグシップMi9をメインに、UMIDIGIのミドルクラスZ2をサブで(なんやかんやで案外使ってる)運用しているので、両社の比較をしてみます。
・カメラ
Xiaomiがソフト面で圧倒的なのは言うまでもなし。
ただし、自然光では、UMIDIGI製も負けていない。UMIDIGIのカメラが惜しいのは、Z2も前機種もZも、人工光での色味が青白くなる傾向があること。あと、ボケとかなんとかのエフェクト系は、まったく無理。
そういう特殊効果系が、クアッドカメラでどのくらい進歩したかが見所だけど、効果が要らないなら、UMIDIGIでも十分に使える。あ、UMIDIGIカメラはなぜか接写に強いです。
・UI
XiaomiのMIUIは独特で楽しいけど、Xiaomiのサービスと結びついていたり、やっぱりクセは強い。UMIDIGIは素直なAndroidで、UIについて特殊なことはまず無い。ついでに言えば、Xiaomiは、プリインストールアプリもとても多い。基本的に、「Google社なんかなくても、Xiaomiのアプリで大丈夫だよ!」という発想なので、ひとつの機能につき、AndroidデフォルトアプリorGoogle社アプリとXiaomi謹製アプリの両方が入っている感じ。UMIDIGIは最小限なはず。そういう意味では、F2のライバルは、むしろMi A3なんじゃないかと思う。
・アップデート
UMIDIGIは1,2回あればラッキー。すでに最新のAndroid10が入っているなら、不具合がない限りアップデートは期待できないかも。もっとも、アップデートがないから困ることはない。セキュリティを特に気にする方は控えた方がいいかも、くらい。ちなみにXiaomiは、かなりマメにアップデートが降ってくる。
・通信
UMIDIGIのバンド19対応と、おそらくそのうち技適をとってアップデート対応するであろうことは、大きなアドバンテージ。
・電池保ち
UMIDIGI製は、基本的に数字の大きさの割に電池保ちはよくない。といっても、十分使えるレベル内での話だけど。一方のMi9は、ゲームをやったり動画を見ても、ちょっとおかしいレベルで電池が減らない。Xiaomi製品全部がそうなのかは知りませんが。
・重量
このスペックなら仕方ないとはいえ、UMIDIGI F2の200g越えはやっぱり重量級。Z2は165gなんで、軽いスマホを作る技術力はそこそこあるはずなんですが。今年度のUMIDIGI製品はどれも重いですね。
性格が対照的で、Xiaomiは、「付加価値で勝負」な製品。独特のMIUI、カメラを含む充実したXiaomi謹製アプリ、ビックリするくらい保つ電池、などなど。これはもちろん、メリットでもありデメリットでもある。「Xiaomiのスマホ」を楽しむ製品といってよいかも。
一方のUMIDIGIは、スペック通りの性能は発揮するけど、それ以上のものはない。というとさみしい感じがするけれど、要は、余計なことをしていないので、すっきり使える。
意図せずですが、XiaomiがメインでUMIDIGIがサブという組み合わせは、非常に相性がいいです。
そんなわけで、とてもバランスのとれたいい機種だと思います。これで180ドルは、まさに破格でしょう。個人的に、一番気になるのは重量で、そこを許容できるなら、コスパの良さを体感する中華スマホデビューとして、サブスマホとして、大満足なんじゃないでしょうか。
Redmiとの比較だと気になるのはサポート。
OSのアップデートはどの位続くかですね。
Xiaomiは数年前の機種でもMIUI 10を供給してますが、UMIDIGIはそこまでしないみたいですね。
まぁしかし、この値段だと試しに買ってみたくはなります。