UMIDIGIがスマートフォン「A15シリーズ」を発表しました。最近あまり名前を耳にしなくなったUMIDIGIですが、今回のニューモデルはエントリークラスの価格帯ながら高いカメラ性能を備えています。
1.UMIDIGI A15シリーズ スペック
スペック表
UMIDIGI A15/A15C | |
OS | Android 13 |
CPU | A15:UNISOC T616 A15C:UNISOC T606 |
RAM | 8GB(拡張機能により最大16GB) |
ストレージ | A15:256GB/A15C:128GB |
ディスプレイ | 6.7インチ(1,650 × 720) |
LTEバンド | FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18 19/20/25/26/28A/28B/66 TDD: B34/38/39/40/41 |
SIM | Nano SIM × 2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー、オーディオジャック |
カメラ | A15:イン16MP/アウト64MP+8MP+5MP A15C:イン8MP/アウト48MP+8MP+5MP |
バッテリー | 5,000 mAh |
サイズ | 167.6 × 75.3 × 8.6 mm |
重量 | 195 g |
コメント
UMIDIGI A15シリーズには「A15」と「A15C」があり、A15が上位モデル、A15Cが下位モデルです。OSはどちらもAndroid 13、CPUはA15がUNISOC T616、A15CがT606で、一応T616のほうが高性能ではあるのですが、Antutu Ver.9のスコアはT616が25万点弱、T606が22万点強(いずれもウインタブの測定実績)と大差なく、中華の4Gスマホの搭載CPUの主流がHelio G99(スコア35万点前後)に移りつつある現在、「どちらにしても大差ない」という感じです。Android OSの基本操作でもたつくようなことはないと思いますが、ゲーム向きとは言えません。
RAMは8GB、拡張機能がついていますので、最大16GBとして使えます。また、ストレージはA15が256GB、A15Cが128GBです。
ディスプレイは6.7インチで解像度はHD+です。CPUの型番やディスプレイ解像度を見ると、やはりA15シリーズは「エントリー寄り」の製品と言えそうですね。
一方でカメラの性能は高いです。A15がイン16MP、アウト64MP(メイン)+ 8MP(超広角)+ 5MP(マクロ)のトリプルレンズ構成、A15Cのほうもイン8MP、アウト48MP + 8MP + 5MPです。画素数だけでは画質ははかれませんが、UMIDIGI製品の過去のレビュー経験から、「結構画質にも期待できるのでは?」と思います。
バッテリー容量は5,000 mAhです。ウインタブではタフネススマホをご紹介するケースが多く、それらタフネススマホは多くが10,000 mAhクラスのバッテリー容量なので、5,000 mAhというのは大したことないように思われてしまいますが、(タフネスではない)普通のスマホとしては十分な容量です。
2.UMIDIGI A15シリーズ 筐体
前面は小さめの水滴型ノッチ、背面は3つのカメラレンズが目立つデザインです。どことなくiPhone 14 Pro Maxっぽいかな。
側面を見るとエッジ部分が角ばったデザインになっているのがわかります。
左側面には「ホットキー(ユーザーがカスタマイズできるキー)」も装備されています。タフネススマホではおなじみのボタンですが、この手の低価格スマホではちょっとめずらしいですね。
筐体色も豊富に用意されています。「Graphite Black」「Pearl White」「Lavender Purple」「Jade Green」「Space Gray」の全5色。
3.UMIDIGI A15シリーズ 価格など
UMIDIGI A15シリーズはAliExpress内のUMIDIGI Official Storeに製品ページがあり、8月21日からセールが開催される予定です。セール価格は下位モデルのA15Cが129.99ドル(約19,100円)、上位モデルのA15が139.99ドル(約20,600円)とアナウンスされています。
また、ストアをお気に入り登録すると2ドルOFFクーポンがもらえたり、事前に買い物かごに入れておくとさらなる割引が受けられるようなので、実際にはもう少し安く購入できる可能性があります。
CPU性能およびディスプレイ仕様はあまり高くはありませんが、カメラ性能には期待でき、筐体の質感も高そうなので、サブ機としては悪くない選択肢かもしれないですね。
4.関連リンク
[PR]UMIDIGI A15 Series:UMIDIGI Official Store(AliExpress)
コメント
私が一番喜ばしく思っているのは、beyond dreams からもとに戻っているようだということです。
電波法第三章に定める技術基準に適合しているのかが不明。日本国内では使用しないように。
電波法第三章に定める技術基準に適合しているのかが不明。日本国内では使用しないように。
相変わらず、見た目は良いよね。
umidigiを何台か持ってるけど、ガジェット好きなら新作もそそる。