Ulefone Armor X13 － エントリークラスながらカメラ性能は充実。メイン50MP＋ナイトビジョンカメラ搭載のタフネススマホ

Ulefoneがニューモデルの「Ulefone Armor X13」を発売しました。タフネススマホのArmorシリーズにおけるエントリークラス製品の位置付けでもある「X」、価格を抑えつつタフネススマホを入手できるのが特徴ですが、本製品はこれまでよりも若干スペックアップし、カメラ性能が向上しています。

1.Ulefone Armor X13 スペック

スペック表

コメント

OSは最新のAndroid13、CPUはエントリークラスのHelio G36を搭載します。 Helio G36はざっと調べてみたところAntutuのVer.9で10万点程度とのことですので、正直なところかなり非力ではありますね。ただし、過去に7万点くらいのタフネススマホをレビューした際にパズドラくらいであれば動きましたので、ブラウジングや動画視聴、軽いゲームをするくらいならそこまでストレスを感じないかと思います。

RAMは6GB、さらに仮想でプラス6GBを設定することも可能です。対CPUで見ると若干オーバースペックのような気がしなくもないですが…RAM容量は大きいに越したことはないですからね。とはいえ、CPUがいかんせん非力ですので過度な期待は禁物です。

ストレージは64GBと妥当なところ。足りなければ最大256GBのmicroSDでの拡張も可能で、2つのSIMトレイとmicroSDカードのトレイが別になっているため、SIM2枚挿しかつストレージ拡張もできるのがポイントです。

ディスプレイは6.52インチと大きめ、解像度はHD＋に留まります。

メインカメラは50MPと、エントリークラスの製品としてはだいぶ画素数が高めのものを搭載しています。個人的には画素数も大事ですがセンサーの善し悪しでカメラの使用感がだいぶ変わってくる印象があり、その辺りがどうなのか気になるところです。

Armor X13の目玉機能(？)として、24MPのナイトビジョンカメラ…つまり、赤外線カメラを搭載しています。一部のタフネススマホに搭載されているものですね。

通常のスマホではナイトビジョンなど夜間撮影向けのモードを用意されていることが多いのですが、こちらは夜景をキレイに撮れるのではなく、（モノクロになりますが）真っ暗闇でも撮影できるガチめなもの。キャンプなどアウトドアのシーンで重宝する方もいることでしょう。

ほか、電源ボタンでの指紋認証やFMラジオ、好みの機能を割り当てられるカスタムキー、グローブモードなど、タフネススマホによく搭載されている機能も一通り揃っています。それ以外で画像にないものでは、コンパスなどアウトドアで使えるアプリ一式、Armor X13から他の端末への充電ができるリバースチャージ機能、NFCなどがあります。

2.Ulefone Armor X13 筐体

タフネススマホらしい筐体ではあるものの、上下ベゼル幅や厚さなど、一見するといたずらにゴツいとも感じられず、それなりにスタイリッシュな印象を受けます。インカメラは水滴タイプのノッチです。

クリックで拡大します

他の角度から見ても、よくあるタフネススマホと同じようなつくりになっていますね。Type-Cやイヤホンジャックはパッキンで保護されています。イヤホンジャックは本体上部に配置されています。

カラーバリエーションはオレンジ・ブラックの2色展開となっています。

3.Ulefone Armor X13 価格など

Ulefone Armor X13はAliExpress内のUlefone Official Storeに製品ページがありますが、まだ製品ページが未完成のようなので、Ulefone公式サイトで詳細情報を確認してください。

メーカー公式ストアでのプレオーダーでは169.99ドルとなっていますが、おそらくAliExpressの発売記念セールではそれよりも安くなるものと思います。

低価格帯の製品ということもあり、やはりCPU性能は低いものとなっていますが、RAM増量でマルチタスクへの対応力をアップさせたり、カメラ性能を強化したりすることでより使いやすさが向上している印象です。サブ機としてアウトドアなど割り切った用途でガシガシ使いたいとか、暗視カメラのニーズがある方にはおすすめです。

4.関連リンク

Ulefone Armor X13：Ulefone公式サイト
[PR]Ulefone Armor X13：Ulefone Official Store