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Teclast M40 Air - Teclastの最新10.1インチAndroidタブレット。その名の通り薄く、軽くなりました!

Teclast M40 Air
TeclastがAndroidタブレット「M40 Air」を発売しました。「M40シリーズ」の製品ですが、筐体は従来のM40M40 Proとは全く異なり、搭載CPUも別です。「Air」という名称の通り、薄型・軽量なタブレットです。

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1.Teclast M40 Air スペック

スペック表

  Teclast M40 Air
OS Android 11
SoC MediaTek Helio P60
RAM 8GB
ストレージ 128GB
ディスプレイ 10.1インチIPS(1,920 × 1,200)
LTEバンド B1/3/5/7/8/20/34/38/39/40/41
SIM nano SIM ×2(SIM2はmicroSDと排他)
ネットワーク IEEE802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0
入出力 USB Type-C、microSDカードリーダー
カメラ イン5MP/アウト8MP
バッテリー 3.85V/6,000 mAh
サイズ 240 × 158 × 7.9 mm
重量 438 g

コメント

OSはAndroid 11です。この時期に発売される製品なのでAndroid 12でも良かったのでは?という気もしますが、中華タブの場合、タブレット向けのAndroid 12(Android 12L)の搭載例が見当たりませんし、そもそもUIがタブレット用になっていないケースがほとんどです。ただし、Android 11でもアプリの導入などで制約を受けるケースはないと思います。

CPUはHelio P60です。従来のM40シリーズはUNISOC T618を搭載していましたが、M40 AirではMediaTek製の、少々古い型番となりました。ちなみにAntutu Ver.8のスコアはT618が約20万点、P60が約16万点くらいなので、これだけを見ればT618のほうが少し高性能です。

RAMは8GB、ストレージは128GBと、タブレット製品としては割と大きめの容量です。また、ディスプレイは10.1インチのFHD(WUXGA、1,920 × 1,200)と、最近の中華タブとしては普通くらいの解像度ですね。ただし、WidevineはL3だと思います。つまり、NetflixやAmazonプライムビデオでHD画質の視聴ができません。中華タブは比較的低予算で購入ができますし、タブレットという製品特性を考えると、個人的にはパフォーマンスを上げるよりもWidevine L1に対応してくれるほうがずっとありがたいと思うのですが…。

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通信まわりではWi-Fi6には対応せず、しかしLTEに対応しています。Teclastは最近日本のAmazonでの販売も強化していて、この製品にも技適マークがついている可能性がありますが(確認できていません)、必ずしも日本の通信バンドには合っていませんね(キャリアによっては通信可能だと思います)。

カメラの画素数は低いです。ただ、タブレットで本格的な写真撮影をしたいという人は多くはないと思うので、これで十分、と言えなくもないです。

サイズのほう、従来モデルのM40/M40 Proと比較してみます。

M40 Air:240 × 158 × 7.9 mm / 438 g(メーカー公称値は430 g)
M40 Pro:242 × 163 × 9 mm / 555 g(ウインタブ実測値)
M40:243 × 162 × 9 mm / 548 g(ウインタブ実測値)

上記の数値のうち、M40 AirはBanggoodの製品ページからの引用です。また、M40/M40 Proはウインタブの実測値なので、多少の誤差があります。それを踏まえても、M40 Airは大幅な薄型化、軽量化を果たしていることがわかります。体感的もはっきりと違いがわかるくらいの改善と言っていいでしょう。

2.Teclast M40 Air 筐体

Teclast M40 Air
ウインタブ愛読者なら先刻ご存知のことと思いますが、初めてウインタブを訪問された人のためにご説明しておくと、Teclastの製品画像(おそらくCG)は全く信用できません。これは正面からの画像ですが…

Teclast M40 Pro 前面
こちらがM40 Proの実機画像です。上に掲載した筐体サイズによれば、M40 AirはM40 Proよりも横幅が2ミリ、縦幅が5ミリ小さいことになっていますが、ベゼル幅の違いを見ていただくと「Teclastの2ミリって、我々の2センチと同じくらいだよね」と思えますよね。Teclastの製品画像はいつもこんな感じです。なので、製品画像を掲載する意味がないんじゃないか、と…。

Teclast M40 Air
背面です。筐体色がグレーである、というのは信用しても大丈夫でしょう。また、筐体素材は「金属のユニボディ」です。ここも信用してOKです。Teclastは製品画像は盛ります(画像加工する、という意味です)が、実機の質感は悪くありません。というか十分満足できるものになっていることが多いです。

Teclast M40 Air
側面とポート配置です。この画像も結構強烈です。厚さが3ミリくらいでしょうか。注意しないと折れちゃいますねw なお、この製品にはイヤホンジャックがありません。

Teclast M40 Air
また、この製品は4スピーカーを搭載しています。Teclastの「Momentum III system」という独自技術が使われているとのことです。ただ、従来モデルのM40 Proでも4スピーカーを採用していましたが、音質は「悪くはないが、すごく良いとは言えない」くらいでしたね。低価格なAndroidタブレットとしてはいいほう、くらいだと思います。

3.Teclast M40 Air 価格など

Teclast M40 Airは中国の通販サイト「Banggood」で販売中で、6月18日現在の価格は179.99ドル(24,562円)です。これ、6月27日までのプロモーション価格なのですが、薄型・軽量な筐体を備え、中華タブレットとしてはそこそこシステムスペックが高いことを考慮すると、かなりお買い得だと感じられます。

記事中にご説明したとおり、NetflixやAmazonプライムビデオなどの動画サブスクリプションサービスでHD画質の視聴ができない(YouTubeは高画質視聴ができます)ことに注意が必要ですが、この点を除けば普段使い用の情報端末として、とても魅力的な製品と言えるでしょう。

4.関連リンク

Teclast M40 Air:Banggood

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コメント

  1. 匿名 より:

    記事でも書いてるけど画像意味ないからTeclast紹介するときはレビューしてよ。なんの参考にもならない。