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SHARP AQUOS sense7/sense7 plusー フラッグシップのノウハウを継承したカメラを搭載、クラスを越えた「次のどまんなか」

AQUOS sense 7シリーズ
シャープがスマートフォンのニューモデル「AQUOS sense7」および「AQUOS sense7 plus」を正式発表しました。バランスのとれた「ちょうどいい」一台として、今ではすっかり定番となったsenseシリーズ最新モデルではフラッグシップモデルAQUOS R7のノウハウを生かし、カメラ機能が大幅に強化されています。

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1.AQUOS sense7/sense7 plus スペック

スペック表

   AQUOS sense7/sense7 plus
OS Android 12
CPU Qualcomm Snapdragon 695 5G
RAM 6GB
ストレージ 128GB
ディスプレイ sense7:6.1インチIGZO OLED(2,432 x 1,080)60Hz
sense7 plus:6.4インチIGZO OLED(2,340 x 1,080)240Hz
LTEバンド sense7:
5G:n3/n28/n41/n77/n78/n79
FDD-LTE:B1/2/3/5/8/12/17/19/19/21
TD-LTE:B38/41/42
sense7 plus:
5G:n3/n28/n77/n78
FDD-LTE:B1/2/3/8/12/17
TD-LTE:B38/41/42
SIM nanoSIM + eSIM
ネットワーク 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.1
入出力 USB Type-C、MicroSDカード、3.5mmイヤホンジャック
カメラ イン8MP/アウト50.3MP + 8MP
バッテリー sense7:4,570 mAh
sense7 plus:5,050 mAh
サイズ sense7:152 × 70 × 8.0 mm 
sense 7 plus:160 × 76 × 8.2 mm
重量 sense7:158 g
sense 7 plus:172 g

コメント

OSはAndroid 12です。近年のシャープ製スマートフォンではAIアシスタントの「エモパー」や簡単に「PayPay」などの決済アプリを呼び出すことが出来る「Payトリガー」と行った便利な機能が追加されているものの、基本的には素のAndroid OSに準じたソフトウェアを搭載しています。AQUOSスマートフォンではSIMフリーモデル、キャリアモデルともにOSアップデートは2年保証となっており、最新バージョンであるAndroid 13へのアップデートも近い将来配信されるものと思われます。

CPUは先に発表されているAQUOS wish 2と同じくQualcomm Snapdragon 695 5Gを採用しています。性能としては一昔前のSnapdragon 765Gに匹敵する性能を備えており、重量級3Dゲームをプレイするにはやや厳しいものの、普段使いには十分な性能を備えています。

RAMは6GB、内蔵ストレージは128GBで、MicroSDカードによるストレージ拡張に対応しています。

ディスプレイはsense7が6.1インチ解像度2,432 × 1,080、sense7 plusが6.4インチで解像度2,340 × 1,080です。ともに消費電力に優れたIGZO OLED(有機EL)パネルを採用しています。また、sense7 plusではリフレッシュレートが240Hz表示に対応し、動画再生時にフレーム補間機能が使えます。例えば1秒に24枚のフレームが使われている動画を最大で5倍の1秒120枚(つまり120Hz)に補間できるということで、よりなめらかな動画視聴を可能にしています。

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AQUOS sense 7 カメラ
カメラはイン8MP、アウト50.3MP(メイン) + 8MP(超広角)という構成です。前モデルのAQUOS sense 6がトリプルレンズ構成を採用していたため、一見するとスペックダウンしているように感じられますが、フラッグシップモデルであるAQUOS R7のノウハウを生かした画像処理エンジン「ProPix 4」を搭載しており、メインレンズには1/1.55とミッドレンジクラスのスマートフォンとしては大きいサイズのイメージセンサーを採用しているなど、実は大幅に強化されています。Leicaブランドでこそないものの、ナイトモードでは合成写真をRAWデータで処理することで品質を向上させる技術が搭載されているなど、「今回のカメラはかなり期待できそう」です。

ワイヤレスネットワークは802.11a/b/g/n/acとBluetooth 5.1に対応しています。ドコモ、au向けに投入されるAQUOS sense7は4G、5Gともに国内大手4大キャリアの主要バンドをフルサポートしています。おそらくSIMフリーモデルも後ほど投入されるものと思われますが、昨年よりキャリア端末でも原則SIMフリーで販売されるようになったため、プリインストールアプリなどを除けばドコモ、au版ともに別キャリアに移行しても快適に利用できるのはありがたい限りです。

スピーカー
sense7 plusはオーディオ面でも強化されており、旧モデルよりも低音域音圧が約2倍、帯域幅が約1.4倍に向上したステレオスピーカーが搭載されています。メーカーでは「AQUOS史上最高ステレオスピーカー」であることを謳っており、音楽や動画、ゲームを迫力のあるサウンドで楽しむことが出来そうです。

バッテリー容量はsense7が4,570 mAh、sense7 plusが5,050 mAhです。IPX68準拠の防水・防塵性能を備えているほか、日本独自機能としておサイフケータイに対応しています。

2.AQUOS sense7 筐体

AQUOS sense 7 前面
前面はAQUOS sense6から引き続き、パンチホールノッチではなくティアドロップノッチを採用しています。ノッチサイズが小さくなっており、ベゼルも比較的狭くなっていることもあってあまり古くささは感じられません。

AQUOS sense 7 背面
この画像はドコモ版のものです。背面はフラッグシップモデルであるAQUOS R7と共通のデザインに一新されました。中央にメインレンズを配置したデザインは個性的で、AQUOSらしいデザインに仕上がっていると思います。個人的にはsenseシリーズの中で一番好きな背面デザインですね・・・これだけでもかなり魅力的に感じられます。sense7の筐体色は「ライトカッパー」「ブルー」「ブラック」のほか、ドコモオンラインショップ限定色として「ラベンター」が用意されます。

AQUOS sense 7 plus 背面
こちらはソフトバンク版の画像です。sense7 plusでは「ディープカッパー」「シルバー」「ブラック」が用意されています。

3.AQUOS sense7 価格など

AQUOS sense7シリーズは2022年10月より発売開始となり、AQUOS sense7がドコモ、au、UQ Mobileから、AQUOS sense7 plusがソフトバンクでの取り扱いとなります。価格は現時点では未定ですが、senseシリーズは購入しやすい価格帯が売りの一つとなっているため今回も比較的購入しやすい設定になるかと思われます。

AQUOS senseシリーズも歴史が長い端末になってきましたが、新型モデルが出るたびに確実に完成度が上がってきている印象を受けます。AQUOS sense7シリーズではフラッグシップモデルのAQUOS R7の技術を惜しみなく取り入れたカメラを搭載するなど、メーカーの言う「クラスを超えた『次のどまんなか』」にふさわしい、魅力的な製品です。

4.関連リンク

AQUOS sense7シリーズ公式サイト:SHARP

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コメント

  1. アラン より:

    欲しいです。ですが、今の所楽天モバイルからは発表されていません。キャリアは今のところ変えるつもりはないので、早く出して欲しい。

  2. 匿名 より:

    前機よりもSoCのISPが低いけど、どれ程の物が撮れるんだろうね?