アメリカの「Orbic」(オルビック)が国内参入し、「FUN+ 4G」の投入を発表しました。Orbicは地域によってはWindows 11搭載ノートPCも販売していますが、日本ではまずAndroidタブレット、ワイヤレスイヤホン、スマートフォンから販売します。
1.FUN+ 4Gスペック
スペック表
Orbic FUN+ 4G | |
OS | Android 12 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 680 |
RAM | 4GB |
ストレージ | 64GB |
ディスプレイ | 6.09インチ(1,560 x 720) |
LTEバンド | B1/3/5/7/8/18/19/26/28/34/38/39/40/41 |
SIM | nanoSIM |
ネットワーク | 802.11 b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
入出力 | USB Type-C、MicroSDカード、3.5mmイヤホンジャック |
カメラ | イン8MP/アウト16MP + 2MP |
バッテリー | 4,000 mAh |
サイズ | 161.8 x 73.6 x 9.83 mm |
重量 | 192 g |
コメント
OSはAndroid 12です。最新のAndroid 13ではない点は少し残念に感じられますが、大きな機能差はないため「アプリごとに表示言語を切り替えられる」といった新機能を必要としなければ特に気になることはないでしょう。公式サイトの説明では継続的なソフトウェアアップデートとセキュリティアップデートを提供するとしているので今後Android 13以降のバージョンが提供されるかもしれません。
CPUはSnapdragon 680です。Redmi Note 11やmoto g32でも採用されている製品で、WEBブラウジングやSNSのチェックといった普段使いであればストレスを感じることはありません。RAMは4GB、内蔵ストレージは64GBです。MicroSDカードの追加も可能ですが、エントリークラスの製品でもストレージを128GB搭載している端末が増えてきているので、やや容量不足と感じられます。
ディスプレイは6.09インチサイズで、解像度はHD+(1,520 × 720)です。TFT液晶ですが、IPSパネル、TNパネルどちらを採用しているかは確認できませんでした。
カメラはイン8MP、アウト16MP(メイン) + 2MP(マクロ)です。画素数がすべてではありませんが、このクラスの端末でも50MPの高画素センサーを採用する端末が増えてきているので、スペック不足に感じられます。
モバイルネットワークは国内向けにカスタマイズされていて、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの4Gバンドをフルカバーしています。ただし、楽天モバイル、auはバンドが対応していても実際には通信できない場合もあるので注意が必要です。
スピーカーはステレオ出力です。おそらくDolby Atmos等サラウンド効果には対応していないと思われますが、音質はある程度期待できそうです。
バッテリー容量は4,000 mAhです。
2.Orbic FUN+ 4G 筐体
前面です。ノッチはティアドロップ型で、1〜2万円台で販売されている低価格スマホではよく見られるデザインですが、下部ベゼルが太めであまり高級感はありません。印象としては一昔前のAQUOSシリーズに似ているかな・・・と個人的には感じました。
背面です。バックカバーは樹脂製ですが、画像からはそこまで安っぽさは感じられません。ポップなデザインなのであえてケースを装着せずそのまま使うのもいいかもしれませんね。
筐体色は「ブルー」と「ホワイト」です。
3.Orbic FUN+ 4G 価格など
Orbic FUN+ 4Gのメーカー想定売価は24,800円(税込)です。日本国内向けスマートフォン第一弾となったFun+ 4Gは購入しやすい価格帯のエントリーモデルで、メーカー側でもサブ機的な使われ方を想定しているようです。ポップなデザインは個人的にも魅力的に感じられたのですが、同じ価格でディスプレイやカメラに力を入れているXiaomiやモトローラ端末を選択できることを考えると、あえてFun+ 4Gを選ぶ理由はないかな…というのが正直な感想だったりします(ウインタブ注:実売価格はもっと下がりそうですね)。
「第一弾」ということなので、次の製品にも期待したいところです。
4.関連リンク
Orbic Fun+ 4G:Orbic Japan
コメント
エントリーと言ってもベゼル太すぎて安い訳でもないのでどこ需要?って感じになりそう
まあ売れんやろな
中韓スマホ嫌いの老人向けにアピールするとか