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motorola razr 40 ultra - ひさびさの国内向け折りたたみスマートフォン、アプリも利用できるサブディスプレイも魅力

motorola razr 40 ultra 紹介
motorolaは折りたたみスマートフォン、「razr 40 ultra」を国内向けに正式発表しました。2020年に発売した「razr 5G」以来、日本向けモデルとしては実に3年ぶりの投入となります。競合機はまもなくグローバルで新モデルが発表されるSamsungの「Galaxy Z Flip」シリーズですが、razr 40 ultraではAndroid向けアプリも動作するサブディスプレイを備えるなど非常に魅力的な製品に仕上がっています。

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1.razr 40 ultra スペック

スペック表

   motorola razr 40 ultra
OS  MyUX(Android 13ベース)
CPU Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1
RAM 8GB
ストレージ 256GB
ディスプレイ メイン:6.9インチ(2,640 × 1,080)pOLED 165Hz
サブ:3.6インチ(1,066 × 1,056)pOLED 144Hz
LTEバンド 5G:n1/3/5/7/8/20/28/38/41/66/77/78/79
LTE:B1/2//3/4/5/7/8/12/13/17/18/19
/20/25/26/28/32/34/38/39
/40/41/42/43/48/66
SIM  nanoSIM + eSIM
ネットワーク  802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.3
入出力  USB Type-C
カメラ  イン32MP/アウト12MP+ 13MP
バッテリー  3,800 mAh
サイズ  ディスプレイ開口時:170.83 × 73.95 × 6.99 mm
 折りたたみ時:88.42 × 73.95 × 15.1 mm
重量  188 g

コメント

OSはAndroid 13で、motorola独自カスタムUIとして「MyUX」が採用されています。同時発表されたedge 40と同じくデスクトップ環境「Ready for」が利用可能で、外部モニターやWindows PCに接続すればPC用OSライクの操作性でAndroidアプリを操作できます。直接的な競合機となるGalaxy Z Flip4では似たようなデスクトップ環境の「Samsung DeX」だけでなく、そもそも外部モニター出力(DP Alt Mode)をサポートしていないので個人的にも魅力的に感じられます。

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CPUはSnapdragon 8+ Gen 1です。最新の8 Gen 2ではありませんが、そもそも8+Gen 1でもAnTuTu v9での総合ベンチマークスコアは100万点超えでオーバースペック感があるので正直ゲームも含め体感的な性能差はあまりないと考えても良いでしょう。RAMは8GB、内蔵ストレージは256GBで、外部ストレージはサポートされていません。

実用性が向上したサブディスプレイ
ディスプレイは折りたたんだ状態で使用するサブディスプレイが3.6インチ(1,066 × 1,056)、ディスプレイを開口した状態で使用するメインディスプレイが6.9インチFHD+(2,640 × 1,080)です。リフレッシュレートはメインディスプレイが165Hz、サブディスプレイが144Hzです。パネルはメイン、サブともにpOLED(有機EL)です。

razr 5GやGalaxy Z Flipシリーズのサブディスプレイはあくまで簡易的な通知や電話の着信、カメラのサブディスプレイとして使えるというものでしたが、razr 40 ultraでは折りたたんだ状態でもAndroid向けアプリを実行できます。

razr 40 utra カメラサンプル
カメラはイン32MP、アウト12MP(メイン) + 13MP(超広角)です。アウトカメラの画素数は低めですが、画像信号プロセッサーにより暗所でもノイズを抑えた鮮明な写真が撮影可能です。上記画像はプレス向け素材に含まれている、実際にrazr 40 ultraで撮影した写真になりますが細部のディティールまできれいに撮れており、カメラ性能も期待できそうです。

モバイルネットワークは4G、5Gともに国内4大キャリアの通信バンドをカバーしています。

バッテリー容量は3,800 mAhで、30W出力のTurboPower急速充電と5W出力のワイヤレス充電をサポートします。充電器は付属しないため、別途購入する必要があります。

同時発表されたedge 40とは異なり、残念ながらおサイフケータイ(Felica)は搭載されていません。

2.razr 40 ultra 筐体

前面
ディスプレイを開口した状態です。razr 40 ultraではデザインを見直したヒンジと超薄型ガラスを組み合わせることにより、ディスプレイ中央の折り目は目立ちづらくなっています。

背面
背面です。上部半分はすべてサブディスプレイが閉めており、下部はmotorolaとrazaロゴが配置されています。筐体色は「インフィニットブラック」のみ用意されます。

サブディスプレイ
サブディスプレイは前述の通り縦折りタイプの折りたたみスマートフォンではサイズが大きく、この状態でも(アウトレンズが気になりますが)、3.6インチサイズのコンパクトスマートフォンとしてそのまま使えます。

3.razr 40 ultra 価格など

motorola razr 40 ultraは7月21日よりmotorola公式オンラインストア、家電量販店などで販売開始となり、価格は155,800円(税込)です。キャリア販売はありませんが、MVNOではIIJmioが独占で取り扱い、回線契約が必須となりますが定価より約1.5万円安い139,800円(税込)で購入出来ます。

IIJmioでは現在「サマーセール【スマホ特価セール】」を7月31日まで実施していて、razr 40 ultraも対象になるので109,800円(税込)で購入出来てしまいます。この価格だと折りたたみスマホとしてだけでなく、ハイエンドスマホとしてもかなりお買い得ですね。

motorolaの折りたたみスマートフォンとしては4世代目となる製品ですが、2022年の「razr 2023」と2023年の「razr+」は日本では販売されなかったため、実に3年ぶりの国内投入となります。競合機のGalaxy Z Flipもモデルチェンジが近いため、時期的には非常に悩ましいのですが、razr 5Gと比較すると完成度も上がっているのでメインスマホとして常用できそうです。あとは約16万円という価格をどう考えるかによりますが・・・機会があればじっくり触ってみたい端末です。

4.関連リンク

razr 40 ultra:motorola
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