こんにちは。かのあゆです。Motorolaがエントリースマートフォン「moto g6 play」をAmazon.co.jp専売で販売開始します。本端末は上位モデルの「moto g6」のデザインはそのままに搭載CPUの仕様やカメラの仕様を変更したモデルとなります。
1.スペック
上位モデルのmoto g6がQualcomm Snapdragon 450を搭載していたのに対してmoto g6 playではQualcomm Snapdragon 430に変更されています。スペック的にはSnapdragon 450より落ちてしまうものの、3Dゲーム用途でなければ十分快適に動作するスペックとなっています。
逆にPUBGなどのゲームを少しでも快適にプレイできる環境が欲しいのであればSnapdragon 625と同じ設計になっているSnapdragon 450を搭載した上位モデルmoto g6を選択したほうがよいでしょう。搭載RAMは3GBで内蔵ストレージは32GBとなっています。
同価格帯のOppo R15 NeoのRAM 3GBモデルが上位モデルと同じく内蔵ストレージ64GBを実現していることを考えると、もう少しこの辺に関しては頑張ってほしかったというのが正直な感想ですが、MicroSDカードによるストレージ拡張にも対応しているので、大容量のゲームを大量にインストールするような環境でもなければ特に困ることはない容量だと言えそうです。
搭載OSはAndroid 8.0 Oreo。Motorolaに関しては「moto Experience」という独自機能が搭載されているものの、基本的には素のAndroid準拠のソフトウェアを搭載しています。
液晶は5.7インチサイズで最近のトレンドになりつつあるノッチは採用しておらず、ベーシックな18:9縦横比の「Max Vision Display」を採用。ただし解像度は1,440×720となっており、この辺に関しては価格相当といったところでしょうか。
カメラに関しては、アウトカメラの仕様が上位モデルのmoto g6では12MP+5MP構成のデュアルレンズ使用になっているのに対し、moto g6 playでは13MPシングルレンズ使用になっており、この辺についても差別化が図られています。
バッテリーはmoto g6シリーズ最大容量となる4,000mAhとなっており、付属するTurboPower充電器を利用することで素早く充電することが可能になっています。
メーカーによると一回の充電で最大32時間利用が可能とのことで、利用環境によってはこれよりも短くなるとは思いますが、バッテリーの持ちに関しては上位モデルより長く使えるようになっていると考えていいでしょう。
通信面に関しては国内3台キャリアの主要バンドをフルサポートしており、DSDSにも対応しています。
2.デザイン
上位モデルのmoto g6を継承したデザインとなっており、エントリーモデルながら非常に質感の高いデザインだと思います。
背面のカメラ周りの特徴的なデザインも上位モデルと共通。ただしデュアルレンズカメラではないのでアウトカメラの一番下にはフラッシュライトが配置されています。
motoシリーズらしいデザインでなかなか魅力的で。カラーリングは「ディープインディゴ」と「ファインゴールド」の2色が用意されています。
3.まとめ
moto g6 playは前述の通り日本国内モデルはAmazon.co.jp専売となっており、発売日は9月28日で販売価格は24,624円(税込)です。
motoシリーズに関してはこれよりさらに下のスペックとなる「moto E5」という端末も存在するのですが、こちらはCPUがさらにスペックダウンされており、RAMが2GBで内蔵ストレージが16GBになっているなど、アプリが大容量になっている現在となってはサブ端末として運用するにも厳しいスペックと感じられます(かのあゆの見解)が、moto g6 playはそれよりも余裕のあるスペックとなっています。
上位モデルのmoto g6と比べると価格なりにスペックダウンされている部分も多いものの、近年のMotorola端末の、余計なカスタマイズがほぼなされていないシンプルなソフトウェアと、上位モデルのデザインがそのまま継承されており、さらに大容量バッテリーも搭載していますので、かなり魅力的な一台に仕上がっているのではないでしょうか。
関連リンク
【Amazon.co.jp 限定】モトローラ SIM フリー スマートフォン Moto g6 play: Amazon.co.jp