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Lenovo Yoga Tab 11 / Yoga Tab 13 - 伝統の「Yogaタブデザイン」のハイエンドなAndroid タブレット

Lenovo Yoga Tab 11 / Yoga Tab 13
レノボが11インチと13インチのAndroidタブレット「Lenovo Yoga Tab 11 / Yoga Tab 13」を発表しました。いずれもAndroidタブレットとしては高性能な製品で、特にTab 13はCPUにSnapdragon 870を搭載し、ハイエンドクラスのパフォーマンスが期待できます。筐体も「伝統的なYogaタブデザイン」と言え、とても使いやすそうなパッケージングになっています。

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1.Yoga Tab スペック

スペック表

    Yoga Tab 13 / Yoga Tab 11
OS  Android 11
CPU 11:MediaTek Helio G90T
13:Qualcomm Snapdragon 870
RAM 11:4GB/8GB
13:8GB
ストレージ 11:128GB/256GB
13:128GB
ディスプレイ 11:11インチIPS(2,000 × 1,200)
13:13インチIPS(2,160 x 1,350)
LTEバンド
SIM
ネットワーク 11:802.11a/b/g/n/ac、 Bluetooth 5.0
13:802.11a/b/g/n/ac/ax、 Bluetooth 5.2
入出力 11:USB 2.0 Type-C
13:USB 3.1 Type-C、microHDMI(入力)
カメラ 11:イン8MP/アウト8MP
13:インのみ8MP
バッテリー 11:7,500mAh / 13:10,000mAh
サイズ 11:256.8 x 169 x 7.9-23 mm
13:293.4 x 204.0 x 6.2-24.9 mm
重量 11:650g / 13:830g

バリエーションモデル

Yoga Tab 11
・RAM4GB/ストレージ128GB
・RAM8GB/ストレージ256GB
Yoga Tab 13
・RAM8GB/ストレージ128GB

コメント

Yoga Tab 11と13、外観が非常によく似ているのですが、中身はかなり大きく異なります。CPUはYoga Tab 11(以下、単に11と書きます)がHelio G90T、Yoga Tab 13(以下、単に13と書きます)がSnapdragon 870です。Helio G90TはAntutu Ver.8で30万点弱、Snapdragon 870はAntutu Ver.8で約63万点、Ver.9だと70万点弱のスコアになっていますので、いずれもタブレットに搭載されるCPUとしては非常に高性能です。特に13に搭載されるSnapdragon 870はハイエンドクラスと言っても差し支えないくらいの実力があります。

RAMとストレージは11が「4GB/128GB」「8GB/256GB」の2種類、13は「8GB/128GB」のみとなります。CPU性能が高いので、できればRAM4GBというバリエーションモデルは避けたいところですね。

ディスプレイは11、13ともIPS液晶でペン入力にも対応します。ペンは別売りで、「Lenovoプレシジョンペン2」という、ワコムAES方式、筆圧4,096段階に対応するものが使えます。また、解像度もタブレット製品で一般的なWUXGA(1,920 × 1,200)よりも高めです。

それと、この2機種、CPUはスマホ用なんですが、LTEとか5G通信には対応しません。ちょっともったいないかもしれませんね。Wi-Fiの規格にも差があり、11はWi-Fi6非対応、13はWi-Fi6対応です。

カメラについても11と13で仕様が異なります。11はオーソドックスに、と言いますか、イン側とアウト側にカメラがありますが、13はイン側のみです。画素数はすべて8MPなので、スマホのように美しい撮影品質は期待できないでしょう。

2.Yoga Tab 筐体

Lenovo Yoga Tab 11 / Yoga Tab 13

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Lenovo Yoga Tab 11 / Yoga Tab 13

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上が11、下が13です。スペックの相違点はかなり多いのですが、筐体のデザインコンセプトは共通と言っていいでしょう。前面は割とオーソドックスなタブレットに見えますが、背面には独特のキックスタンドを備え、下部にシリンダー上の突起があります。背面上部にはファブリックが貼られています。筐体色は11が「ストームグレー」13が「シャドーブラック」です。

Lenovo Yoga Tab 11 / Yoga Tab 13
独特な筐体デザインにより、一般的なタブレットとしてだけでなく、いくつかの形態で使うことができます。この画像は「スタンド」モード。キックスタンドで自立できます。

Lenovo Yoga Tab 11 / Yoga Tab 13
これが「ハング」モード。上から吊るして使えます。

Lenovo Yoga Tab 11 / Yoga Tab 13
「チルト」モードです。適度な角度がつき、特にペン入力の際には便利に使えそうです。

Lenovo Yoga Tab 11 / Yoga Tab 13
スピーカー位置はここ。11と13のいずれも(横持ち時の)上面と下面に2つずつ、合計で4つのJBL製スピーカーを搭載します。音質にもかなり期待できそうです。

Lenovo Yoga Tab 11 / Yoga Tab 13

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ポート配置です。上が11、下が13で、画像のアングルが全然違うのでちょっと戸惑いますが、基本的には右側面に電源ボタン・音量ボタン・USB Type-Cポートがあり、13のみ左側面にmicroHDMIポートがあります。で、13のHDMIですが、「入力」です。つまり、他のデバイスに映像を出力することはできず、逆に他のデバイスの映像を表示させることができます。なので、ノートPCのサブモニターとして使える、ということです。

また、USBの規格は11が2.0、13が3.1 Gen2で、どちらもOTG機能、オーディオ出力に対応し、13のみ映像出力も可能です。

3.Yoga Tab 価格など

Lenovo Yoga Tab 11 / Yoga Tab 13は8月6日の発売予定で、現状レノボ直販サイトでの取り扱いは開始されていませんが、ビックカメラではすでに予約販売がスタートしていて、7月29日現在の価格は下記のとおりです。

Yoga Tab 11
・RAM4GB/ストレージ128GB:42,900円
・RAM8GB/ストレージ256GB:49,500円
Yoga Tab 13
・RAM8GB/ストレージ128GB:87,780円
※税込み価格。ポイント10%つき

記事中にも触れましたが、Yoga Tab 11のRAM4GBバージョンはあまりおすすめできません。8GB/256GBバージョンとの価格差も比較的小さいですしね。また、Yoga Tab 13の価格は「薄々わかってはいたけど」やっぱり高価です。

ウインタブ読者にも人気の中華タブ「Teclast M40/T40 Plus」や「ALLDOCUBE iPlay 40シリーズ」よりも数段高性能(特に13のほうは比べ物にならないくらいの差があります)ですが、比較的購入しやすい11のほうでもTeclastやALLDOCUBEとの価格差は「ざっくり2倍」です。レノボという大手メーカーが国内向けに販売する製品なので、この価格差はリーズナブルなものと言えるでしょうし、それだけに中華系タブレットの存在意義も薄まらない…、そんな感じでしょうか。

4.関連リンク

Lenovo Yoga Tab 13:Lenovo 製品ページ
Lenovo Yoga Tab 11:Lenovo 製品ページ
Yoga Tab 13icon:ビックカメラ
Yoga Tab 11(4GB/128GB)icon:ビックカメラ
Yoga Tab 11(8GB/256GB)icon:ビックカメラ

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コメント

  1. 匿名 より:

    久しぶりにまともそうなAndroidタブ値段もそこそこ形状が普通のタブレットのほうがやっぱりいい

  2. 匿名 より:

    11でも同じSOCver欲しかったなあ

  3. 匿名 より:

    Yoga Tab良いんだけど、Xiaomi Mi Pad 5の発表待ちかな。

  4. wintab より:

    Yogaタブのデザインはずーっと前のWindowsタブレットのころからこのコンセプトですよね。アクは強いけど、使いやすそうな気もします。あと、MiPad 5ですが、グローバル版出ますかね?日本で正規販売されたらすごいことになりそうですけど、グローバルROMでないと厳しいんだよなあ(以前のMiPadで経験済み)。