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LEMFO LEM8 - スマホなしで通話もできてアプリも使えるAndroid OS搭載スマートウォッチ、IP67レベルの防水・防塵機能もつきました

LEMFO LEM8
最近ウインタブが強い関心を持っているAndroid OS搭載のスマートウォッチ。これまでに「LEMFO LEM7」「LEMFO LEMX」という製品の紹介記事を掲載しています。LEM7は発売から少し時間が経過していて、ウインタブ読者の中にもユーザーがいらっしゃるようすし、LEMXについても「購入しました!」という読者コメントを頂いております。

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簡単に言うとLEM7を大型にしてCPUなどのスペックを上げたものがLEMXなのですが、今回紹介するLEM8はLEM7の改良版ということになります。つまり、スペック面では多くの部分でLEMXのほうが上です。しかし、LEMXは時計としてみればかなりの大型筐体になっていますので、バランスという点ではLEM8のほうがいいのかも知れません。

1.スペック

LEMFO LEM8
OSは最新ではないものの、Android 7.1.1を搭載します。CPUはMT6739で、LEM7のMT6737Mよりは新しく、LEMXと同じです。RAMはLEM7、LEMXが1GBだったのに対し、2GBと倍増され、ストレージは16GBです。ここまでのスペックは2018年のエントリークラス・スマホと互角と言えます。

ディスプレイは1.39インチ有機EL(400 × 400)で、LEM7と同じ、LEMXの2.03インチ(640 × 590)よりは一回り小さくなっています。ここは意見のわかれるところでしょう。もちろんディスプレイサイズが大きく、解像度が高いほうが使いやすいわけですが、これ腕時計なんで、やたら大きいサイズになられてもちょっと困る、という人は少なくないと思います。

カメラは2MPのものが1つだけ、リューズの位置に配置されます。LEM7、LEMXと同じ位置ですが、画素数はLEM7と同じでLEMXの8MPよりは劣ります。しかし、ディスプレイ面にWebカメラがあったらいいのに、といつも思うんですよね。そうしたら腕時計でビデオチャットなんかができるんですけど…。今の構造でもできるのかもしれないですが、なんかかっこ悪いですよね。

LEM7を使っている読者の人の情報によれば、バッテリーがやや弱く、終日使えないこともあるとのことでした。LEM8のバッテリー容量はLEM7と同じ580 mAhなので、この辺は少し心配です。LEMXだと900 mAhありますので、割と余裕があるのだろうと思います。

気になるサイズのほう、LEM7がダイヤル径48 mm/重量72 g、LEMXがダイヤル径56 mm/重量56 mm/重量97 gですから、やはりLEM7の方に近く、少しだけ大きくなったという感じです。これでも腕時計としてはかなり大型ですね。

2.筐体

LEMFO LEM8
筐体素材は「航空用のチタン合金(aero titanium)」です。正面から見ると割と普通ですが、

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LEMFO LEM8
フェイス(文字盤)のデザインは多数用意されています。このへんは他のスマートウォッチと同じですね。

LEMFO LEM8
LEM8のセールスポイントは「IP67レベルの防水・防塵性能」です。これは私が確認した限り、LEM7には備わっていなかった機能(LEMXはIP67です)で、腕時計としての性格上、非常にありがたいものに思われます。

LEMFO LEM8
防水・防塵機能が備わっているということで、バンドはTPU製になります。なので、レザーのような高級感はありません。よく言えばスポーティー、という感じでしょうか。また、すいません、私腕時計にはあまり詳しくないので、市販のバンドが使えるのかどうかはよくわかりません(多分使えるだろうとは思うんですけど自信ないです)。

LEMFO LEM8
この画像を見ると、リューズ部分にカメラのレンズがあるのが確認できます。この位置だとあまり撮影しやすいとは言えない気もするんですけど、どうなんでしょう?メカの構造としては「そうなるだろうなあ」とは思いますけどね。

3.価格など

LEMFO LEM8は中国の通販サイト「TOMTOP」「Banggood」「Gearbest」で販売中で、11月12日現在だとTOMTOPが圧倒的に安く、129.99ドル(14,688円)です。

スマホとスマートウォッチは利用シーンなどが必ずしも同一ではないので単純には言えませんが、LEM8のスペックは中華の100ドルクラスの最新スマホといい勝負です。ということはその気になればこれらのスマホと同等にアプリを動かせる実力があるということです。ただし、テキスト入力なんかは絶望的にやりにくいと思うので、「その気になればできないことはない」という感じでしょうか。いっそBluetoothのキーボードなんかを接続してメールを打っちゃうとかね…。

この製品は単体でスマホとほぼ同等の機能が使え、もちろんスマホとペアにして一般的なスマートウォッチとして使うこともできます。いつも書いていますが、腕時計に向かってしゃべる(通話する)とか、腕時計のカメラで写真撮影するとかの使い方は、昔のSF漫画とかSF映画を見ていたものとして、ちょっと憧れてしまうんですよね。価格のほうもこなれてきていますので、(性質上ウインタブでのレビューは難しいと思いますが)個人的に1台欲しいと思っています。

4.関連リンク

LEMFO LEM8:TOMTOP
LEMFO LEM8:Banggood
LEMFO LEM8:Gearbest

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コメント

  1. H.B より:

    ロマンを解さない奴だと言われるかもしれませんが、これは腕に着けずに懐中時計として胸ポケットに入れておくと、アクティブトラッカーにもなるし小型情報端末としても使えるしと結構便利なのでは・・・?
    Jelly proをさらに極めたような感じで使えませんかね(考えているうちに欲しくなるパターン)。

    • wintab より:

      H.Bさん、こんにちは。人一倍ロマンを解されてるようにしか受け取れないんですけど…。

  2. より:

    11月11日セールでこれAliで買いました。
    レビュー動画でオールウェイズオン画面がある知って背中を蹴られました。
    これの他にIQI I8というのが同様のオールウェイズオンがありますが2GBRAMとバンド交換出来るLEM8にしました

    • wintab より:

      mさん、こんにちは。ご購入おめでとうございます!なんかこれ楽しそうなんだよなあ。

  3. ヤン より:

    販売サイトにバンド交換できるとあったので購入したのですが、届いて確認するとバンド部分にアンテナコードが仕込まれており、交換不可でした。残念!

    • wintab より:

      ヤンさん、こんにちは。貴重な情報ありがとうございました。純正のというか専用のものでないと無理ということなんですね。