こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。HUAWEIが8月22日に発表した8インチのAndroid タブレット2機種のうち、価格の安いほうである「MediaPad T3」を紹介します。なお、「高いほう」の「MediaPad M3 Lite」についてはすでに紹介記事を書いていますので、よろしければそちらもあわせてご覧ください。
HUAWEI MediaPad M3 Lite - 8インチ「エンタメを楽しくする」AndroidタブレットがHuaweiから!
1.スペック
OSは「M3 Lite」と同様、Android 7.0ベースの「Emotion UI」で、CPUはSnapdragon 425となります。「M3 Lite」はSnapdragon 435なのですが、425のAntutuスコアが35,000~36,000点くらい、435のほうは40,000点台の前半くらいなので、めちゃめちゃ性能が劣る、というわけでもありません。ゲームの挙動なんかを別にすれば425でもある程度快適には使えると思います。
RAMは2GB、ストレージは16GBなので、スマホだと1万円クラスの構成となります。特にストレージはもう少し大きいほうが実用性が高いと思うのですが、まあエントリークラスのタブレットなので、こんなものかもしれません。ディスプレイもIPS液晶で解像度は1,280 × 800と、一般的な低価格帯タブレットの水準となります。
また、カメラ性能もM3 Liteよりは落ちます。M3 Liteがイン/アウトとも800万画素ですから。T2のイン200万画素/アウト500万画素というのはスマホのように自撮りをしたり、スナップ写真を撮ったり、という品質ではありませんね。
この製品もまた、Wi-FiモデルとLTEモデルがありますが、通信モジュール以外の構成は同一です。MVNOのデータ専用SIMは価格が非常に安くなりましたから、こういうタブレットにSIMを挿して使うと便利でしょうね(私持ってません)。
サイズもM3 Liteよりは少し重く、筐体の厚みもありますが、それでも350 g/厚さ7.95 mmなので、8インチらしい携帯性はしっかり確保されていると思います。
2.筐体
筐体はM3 Liteとは異なります。前面にホームボタンはついておらず、指紋センサーもありません。なので、Androidの操作はソフトウェアキーを使うことになります。ホームボタンの位置にはHUAWEIのロゴがありますね。
エントリーモデルながら筐体素材は「航空機グレード(キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!)のアルミニウム合金」製となっており、エッジ部分が緩やかな曲線を描く美しいものです。
ただ、スピーカーについてはM3 Liteのように凝ったものではないようで、HUAWEIの製品ページでも特に説明はありませんでした。おそらくモノラルスピーカーなのではないかと思います。ディスプレイ解像度とあわせ、「エンタメ利用」という点ではM3 Liteには及ばないようです。
3.価格など
HUAWEI MediaPad T3は8月25日の発売予定で、NTT-Xストアでは予約販売が価格はWi-Fiモデルが税込み16,497円、LTEモデルが税込み19,413円となっています。個人的にはこの価格は安いのではないかと思います。
HUAWEIの8インチタブレット「MediaPad」は「M3」「M3 Lite」「T3」と、3機種が揃いました。また、「T3」ということでは7インチと10.1インチもありますし、8インチでも「T2 Pro」という、従来モデルながらディスプレイ解像度が高く(1,920 × 1,200)、CPU性能も高い(Snapdragon 615ですが、Antutuスコア自体はSnapdragon 425と同じくらいです)モデルもあります。
8インチのAndroidタブレット、Windowsよりは選択肢が多く、NECやASUSなども交えて機種選びをすると、結構悩むことになりそうです。また、HUAWEIに決め打ちするとしても、スペック(と価格)にバリエーションが豊富なので、そう簡単には絞り込めないかもしれませんね。
4.関連リンク
MediaPad T3:HUAWEI公式サイト
HUAWEI MediaPad T3 8/Wi-Fi:NTT-Xストア
HUAWEI MediaPad T3 8/LTE:NTT-Xストア
コメント
外出先で使うのにこのサイズが一番と思います。
先月T2 8PRO買っちゃったばっかだよ…orz
でもディスプレイ解像度ほ良いしまぁいいか…