DOOGEEがスマートフォン「S110」を発売します。DOOGEEの4Gモデル(Sシリーズ、5GモデルはVシリーズ)では上位となる製品で、背面にサブディスプレイを搭載しているのが特徴のタフネススマホです。
1.DOOGEE S110 スペック
スペック表
DOOGEE S110 | |
OS | Android 13 |
CPU | MediaTek Helio G99 |
RAM | 12GB(拡張機能により最大22GB) |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 6.58インチ(2,408 × 1,080)120Hz |
LTEバンド | 不明 |
SIM | nanoSIM x 2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth(いずれも推定) |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー |
カメラ | イン32MP/アウト50MP+24MP+16MP |
バッテリー | 10,800 mAh |
サイズ | 178.5 × 83 × 17.9 mm |
重量 | 390 g |
コメント
OSは現時点で最新のAndroid 13、CPUはHelio G99です。中国メーカーの4G上位・最新モデルはほぼほぼこの型番に集約された感がありますね。Antutu Ver.9のスコアが35万点程度をマークする性能です。
RAMは12GBと大容量で、さらにRAM拡張機能により最大22GBにできます。…ただ、12GBでもオーバースペックな気がしますけどね。ストレージは256GBです。ディスプレイは6.58インチのFHD+解像度、リフレッシュレートは最大120Hzと高速です。
S110の最大のセールスポイントは背面のサブディスプレイです。以前「DOOGEE S98」というモデルにも背面サブディスプレイが搭載されていましたが、さらに使い勝手が向上しているようです。
S98の実機レビューでは「電話の着信」「時計の表示」「再生している音楽のコントロール」くらいの機能しかありませんでしたが、S110ではメッセージ等の着信通知やアラーム、コンパス、バッテリー残量チェックなど、使える機能が大幅に増えているとのことです。
また、サブディスプレイを取り囲むようにして配置されているカメラは50MP(メイン)+ 16MP(超広角)に加え、24MPのナイトビジョンカメラ(モノクロになるが、暗闇でも鮮明な写真、動画を撮影できるもの)もあります。また、インカメラの画素数も32MPと高品質です。
バッテリーは10,800 mAhと大容量で、66Wの急速充電が可能でリバースチャージ(この製品をモバイルバッテリー代わりにして、他のデバイスを充電できる機能)にも対応します。
2.DOOGEE S110 筐体
前面は水滴型ノッチが採用され、背面はやはりサブディスプレイ&カメラ回りに特徴があります。ちょっとタフネススマホっぽくないデザインにも見えますね。AliExpressの製品ページによると、S110はIP68/IP69Kの防水・防塵性能は備えていますが、MIL規格準拠ではないようです。
筐体色はひとつ上に掲載した「Sunshine Gold」のほか「Moonlight Sliver」と「Knight Black」が設定されています。なにげにKnight Blackがカッコいいなあ、と思いました。
3.DOOGEE S110 価格など
DOOGEE S110はAliExpress内のDOOGEE Official Storeに製品ページがあり、8月21日午後4時(日本時間)からワールドプレミア(セール)が予告されています。セール価格は現時点で明らかになっていません。
このクラス(Helio G99搭載)のタフネススマホにはBlackview BV9300やOUKITEL WP21、Ulefone Armor 21といった競合機種があり、それぞれ個性的な機能を備えていますので、購入にあたって比較検討機種には困らない、いや、むしろ困るという感じです。最近の中華タフネススマホは本当にラインナップが充実していますよね!
4.関連リンク
DOOGEE S110:DOOGEE公式サイト 製品紹介
[PR]DOOGEE S110:DOOGEE Official Store(AliExpress)