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Digital Wellbeingと保護者による使用制限 - 端末の使用時間を制限できる・・・だけではない!スマホ・タブレットの利用状況を確認するのに便利なツール

「Digital Wellbeingと保護者による管理」解説
Android 9ではじめて搭載された「Digital Wellbeingと管理者による使用制限」をご紹介します。1日中スマホやタブレット、PCを弄っている重度のガジェクラ(≒スマホマニア)だとあまり利用する場面はない・・・と思われるかもしれませんが、小さなお子さんにスマホを使わせる際にどのアプリを使用しているか把握できるだけでなく、歩きスマホを防止したり、眠りの妨げにならない設定に変更するといった便利な機能も用意されています。

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1.使用頻度が高いアプリの確認

メイン画面

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「Digital Wellbeingと保護者による制限」ではメイン画面から1日に使用したアプリと利用時間、通知数やロックを解除した回数を確認できます。

ダッシュボード

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ダッシュボードではさらに詳細な使用時間を確認できるだけでなく、指定したアプリの使用時間を制限することも可能です。

例えば特定のゲームの使用時間を起動できる時間を指定しておけば、はまりすぎてずっとプレイしてしまうということを防ぐことができる・・・かもしれません。

2.就寝時に必要な通知だけ表示する「おやすみモード」

おやすみモード

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「おやすみモード」では就寝時間中スマホ・タブレットのディスプレイを目に優しいモノクロ表示に変更し、ホーム画面やロック画面の壁紙を自動的に暗めに調整、音量設定をミュートに変更することで眠りの妨げにならないように設定変更できます。指定した起床時間になると自動的に元の設定に切り替わります。

おやすみモードに設定すると電話の着信音もオフになりますが、指定された連絡先のみ着信音を鳴らすことも可能です。睡眠中、スマホの着信音で目が覚めてしまうという方であれば是非活用して欲しい機能です。

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3.歩きながらスマホを使用するのを防ぐ「足元の注意を促す前方注意機能」

足下の注意を促す前方注意機能

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「Digital Wellbeingと管理者による利用制限」では事故に繋がる場合もある「歩きスマホ」を防止するための機能も備わっています。「足元の注意を促す前方注意機能」を有効にすると端末から加速度センサーによる体の動き、位置情報(オプション)を取得し、「歩きながらスマホを使用している」と判断した場合警告メッセージが表示されます。

歩きながらスマホを使用しない方がよいのはいうまでもありませんが、どうしてもやめられないのであればこの機能を活用すると良いでしょう。

4.作業に集中したいときに便利な「フォーカスモード」

フォーカスモード

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メーカーが独自に実装しているゲーム専用モードでも同じ機能が提供されていますが、「Digital Wellbelingと保護者による使用制限」では指定されたアプリのバックグラウンド起動と通知を一時的に無効化できる「フォーカス モード」もあります。例えば作業に集中したい場面でメッセージングアプリやSNSアプリの通知を一時的に無効化することが可能になります。

スケジュールでフォーカス モードを有効にする時間を指定できるので、仕事時間中は最低限必要なアプリのみ通知を受け取る設定に変更しておくと便利です。

5.スマホを使用する時間を制限できる「保護者による使用制限」

保護者による利用制限

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Googleアカウントがもう一つ必要になるため実際に試せませんでしたが、設定を管理する側の端末に別途「ファミリーリンク」をインストールし、お子さんが使う端末に設定されているGoogleアカウントを登録することで、起動できるアプリを細かく指定したり、利用時間の上限を設定できます。

「ファミリーリンク」では管理している端末の位置情報をリアルタイムで確認出来るので、小さなお子さんに端末を持たせる際には重宝することでしょう。

6.まとめ

「Digital Wellbeingと管理者による利用制限」は主にお子さんにスマホを持たせる際、使用しているアプリを把握したり、利用時間を制限するために用意されている項目になりますが、それ以外のユーザーでも便利な機能が用意されています。

特に歩きスマホを防止できる「前方注意」と就寝時に便利な「おやすみモード」は毎日端末を弄っていないと気が済まない、かのあゆのような重度のガジェクラにこそ重宝する機能かもしれん、と思いました。

現在販売されているAndroidスマートフォン・タブレットにはほぼすべての機種で利用できるので、使用頻度が高いアプリを確認出来るダッシュボードだけでも一度確認してみると端末の使い方を把握できて新しい発見があるかもしれません。

7.関連リンク

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