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BOOX Note Air2 Plus - 10.3インチのE-Ink搭載Androidタブレット、美しいデザインはそのままに、バッテリーが強化されました

BOOX Note Air2 Plus
E-Ink製品の専門店にしてONYX Internatinal(BOOXシリーズを手掛けるメーカー)の正規代理店、SKT株式会社がE-Ink搭載のAndroidタブレット「BOOX Note Air2 Plus」を発売しました。この製品はBOOX Note Air2のアップグレード版という位置づけです(BOOX Note Air2も併売されます)。

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なお、BOOX Note Air2についてはウインタブでも実機レビューをしています。筐体色やバッテリー容量などが異なりますが、両者の使用感は近いと思われますので、こちらのレビュー記事もあわせてご覧下さい。
BOOX Note Air2の実機レビュー - スタイリッシュな電子ペーパー搭載のAndroidタブレット、高精度なペン搭載で「電子ペーパーノート」ならこれで決まり!

1.BOOX Note Air2 Plus スペック

スペック表

   BOOX Note Air2 Plus
OS Android 11
CPU Qualcomm Snapdragon 665
RAM 4GB
ストレージ 64GB
ディスプレイ 10.3インチ HD Carta E-ink(1,872 × 1,404)
LTEバンド
SIM
ネットワーク 802.11 b/g/n/ac、Bluetooth 5.0
入出力 USB Type-C
カメラ なし
バッテリー 3,700 mAh
サイズ 229.4 × 195.4 × 5.8 mm
重量 440 g

コメント

OSはAndroid 11です。最新のAndroid 12ではありませんが、BOOXタブレットはUIがカスタマイズされていますので、OSのバージョンアップが簡単にはできないんでしょう。ただし、BOOXタブレットは「製品発売日から3年以上にわたり、すべてのモデルで無料のファームウェアアップデートを提供することを約束」していますので、OSのバージョンアップが受けられる可能性もあります。

CPUはSnapdragon 665で、Note Air2の実機レビュー時のCPU、Snapdragon 662から変更されています。CPU Monkeyによれば、Antutu Ver.8のスコアは662が176,983、665が171,683と、若干662のほうが高くなっていますが、Geekbenchでは逆に665のほうが若干スコアが上だったりしますので、そんなに大きな性能差はないと思われます。また、6月28日現在だと、従来モデルのNote Air2のCPUもSnapdragon 665になっているようです。

BOOXタブレットはディスプレイがE-Inkで、一般的な液晶パネルや有機ELパネルよりも応答速度が遅く、基本的にはモノクロ(グレイスケール)のため、動画やゲームには向きません。よって、CPUにハイエンドな型番を搭載する意味も薄いです。そのため、Snapdragon 665であれば十分な性能である、と言っていいでしょう。

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RAM/ストレージは4GB/64GBで、Android OSの基本操作や電子ブックリーダーとしての利用であれば十分な容量であると思います。ただし、この製品はSD(microSD)カードリーダーがなく、マンガなど画像を多く含む書籍を大量にダウンロードする場合はストレージ容量に不満が出る可能性もあります。個人的には「それでも64GBあれば十分なのでは?」とは思いますけどね…。また、無料のクラウドストレージ5GBの利用も可能です。

ディスプレイは10.3インチのE-inkで、解像度は1,872 × 1,404(アスペクト比4:3、iPadシリーズとほぼ同じ)です。電子ブックリーダーとしておそらく最もメジャーと言っていいであろうAmazon Kindleシリーズは最大のディスプレイサイズが7インチにとどまりますので、10.3インチというのはNote Air2シリーズの大きなセールスポイントかと思います。

BOOX Note Air2 Plus
BOOX Note Air2 Plus
Note Air2シリーズは「Androidタブレット」です。そのため、他の電子ブックリーダー端末とは異なり、Google Playアプリの導入も可能ですし、KindleやKoboなど、複数の電子ブックリーダーアプリの利用もできます。また、4,096段階の筆圧(ワコム方式)に対応するペンが使え、ペンも付属します(システムのUIやペン入力については、上にリンクしたBOOX Note Air2の実機レビュー記事で詳しく説明されています)。

さて、スペック表の上で従来モデルNote Air2とニューモデルNote Air2 Plusの大きな相違点は「バッテリー容量」です。Note Air2の3,000 mAhから3,700 mAhに増量されました。これに伴い、筐体重量も20 g重くなっています。それでも10.3インチで440 gというのはAndroidタブレットとしては軽量な部類です。

2.BOOX Note Air2 Plus 筐体

BOOX Note Air2 Plus
BOOX Note Air2
上の画像がNote Air2 Plus、下がNote Air2です。筐体のタテ・ヨコ・厚さは変更されておらず、同一筐体と考えていいと思いますが、筐体色が青から深緑に変更されています。この筐体はアルミ製で高級感があり、(縦持ち時の)左ベゼルが太くなっているのが特徴です。左ベゼルが太いのは「手で持ちやすいように」ということですね。

3.BOOX Note Air2 Plus 価格など

BOOX Note Air2 PlusはSKTNETSHOP、Amazon、楽天、Yahooショッピングで販売中で、6月28日現在の価格は税込み72,800円です。また、SKTNETSHOPで本体と同時購入する場合に限り、「BOOX Note Air2 Plus純正マグネティックケース」もしくは「BOOX Note Air / Air2 純正スリーブケース」が半額(税込み5,800円のところ、2,900円)になります。

ディスプレイサイズが大きく、複数の電子ブックリーダーアプリやGoogle Playアプリの導入が可能、高品質なペン入力もでき、筐体デザインも美しい製品です。他社の電子ブックリーダー端末に物足りなさを感じる人、E-Inkを書籍閲覧以外の用途にも使ってみたい、という人にはとても魅力的だと思います。

4.関連リンク

BOOX Note Air2Plus / Air2:SKT 製品紹介ページ
BOOX Note Air2Plus / Air2:SKTNETSHOP
BOOX Note Airシリーズ:Amazon
BOOX Note Air2 plus:楽天
BOOX Note Air2 plus:Yahoo!ショッピング

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コメント

  1. 匿名 より:

    Air2に比べて凄く高くなっているのは円安だから?