Blackview OSCAL S60 Pro Night Vision － エントリークラスながらナイトビジョンカメラを搭載するタフネススマホ

Blackviewのサブブランド、OSCALのタフネススマホ、「S60 Pro Night Vision」をご紹介します。OSCALブランドの製品はBlackviewブランドと比較して低スペック・低価格な製品を扱っており、このS60 Pro Night Visonもエントリークラスの製品で、先行して発売された「S60 Pro」に赤外線ナイトビジョンカメラを追加した、という仕様になっています。

1.OSCAL S60 Pro Night Vision スペック

スペック表

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すみません、実はベースモデルのS60 Proの紹介記事はウインタブで掲載していません。エントリークラスの中華製品でも「めちゃめちゃ安い」とか「ちょっと変わった機能がある」とかだと記事にしやすいんですけどね…。しかし、このS60 Pro Night Visonのほうはニーズのある人がおられるのでは？と思います。

OSはAndroid 11、CPUはHelio A25（Antutu V9のスコアは10～11万点程度）、RAMは4GB、ストレージは32GBです。典型的なエントリースペックですし、特にストレージが32GBというのは2022年に購入するスマホとしては厳しいものがあります。性能面、容量面のいずれからもゲームには向かないですね。

ディスプレイは5.7インチで解像度はHD+です。最近のAndroidスマホとしてはやや小さめのサイズですが、タフネススマホなので筐体サイズが小さいというわけではありません。特に重量は255 gもあります（これでもタフネススマホとしては小型・軽量の部類ではあります）。

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ベースモデルのS60 Proとの唯一にして最大の相違点は「カメラ」です。最近だと中華のミッドレンジクラスのタフネススマホに搭載例の多いナイトビジョンカメラがついています。私もナイトビジョンカメラ搭載のタフネススマホを使っていますが、これ「便利」です。真っ暗闇でもモノクロで鮮明に撮影できますので、暗い夜道を歩く際に懐中電灯がわりに使えたりします。使用頻度は多くないと思いますが、あればあったで重宝する場面が出てくるでしょう。

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バッテリーは5,580 mAhと、この価格帯の製品としては大容量です。

2.OSCAL S60 Pro Night Vision 筐体

前面です。タフネススマホらしく、周囲が強化されたゴツいデザインになっていますが、ディスプレイの形状はややクラシカルで上下に太いベゼルを残しています。また、ディスプレイガラスは「ゴリラガラス」ではなく「パンダガラス」とのこと。不勉強にしてパンダガラスの何たるかはわかりませんが、強化ガラスの一種のようです。

背面です。低価格な中華スマホあるある、ですが、アウトカメラのレンズが4つあるように見えて実は2つです。こういうことはしなくていいと思うんですけどね。逆にメーカーとか製品に対してネガティブな印象を持っちゃうような気もします。

筐体色はオアシスグリーン、フレームオレンジ、エクリプスブラックの3色。タフネススマホの場合、個人的にはオレンジが一番かっこいいと思いますが、そのへんは人それぞれでしょう。

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各部名称です。ポート類はパッキンで覆われていますね。この製品はもちろんIP68/IP69Kの防水・防塵性能とMIL規格（MIL-STD-810H）の堅牢性を有しています。ボタン類はごくオーソドックスで、他社製品に見られるカスタムキー（ユーザーが任意の操作を割り当てられるボタン）はありません。

3.OSCAL S60 Pro Night Vision 筐体

Blackview OSCAL S60 Pro Night VisionはAliExpress内のBLACKVIEW Online Storeで販売中で、4月11日現在の価格は109.39ドル（13,985円）です。BlackviewはAliExpress内で複数のストアを運営していますが、この製品に関してはOnline Storeが最も安かったですね。

スペック的には特に魅力のある製品とは思えませんが、ナイトビジョンカメラを搭載したことによってサブ機としてのニーズが出てくるような気がします。

4.関連リンク

Blackview S60 Pro Night Vision：BLACKVIEW Online Store（AliExpress）