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Blackview Active 12 Pro - なんとプロジェクター搭載!性能もゴツさも「規格外」なタフネスタブレット

Android

Blackview Active 12 Pro

Blackviewがタブレット「Active 12 Pro」を発売しました。「中国タブレットとしては非常に高性能、そして非常にゴツいタフネスタブレット」で、ウインタブではこの製品の前身機と言える「Active 10 Pro」をレビューしています。

Active 10 Proのレビュー記事はこちらです。
Blackview Active 10 Pro レビュー - 性能も品質も機能も「規格外」のタフネスタブレット、これこそBlackview!

基本的なシステムスペックはActive 10 Proからあまり大きく変わっていませんが、なんと「プロジェクター内蔵」となりました!

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1. スペック表

項目 仕様
OS Doke OS_P 4.2 (Android 15ベース) 
SoC MediaTek Dimensity 7300
RAM 12GB/16GB(拡張機能により最大36/48GB)
ストレージ 256GB/1TB
ディスプレイ 11インチ(1,920 × 1,200)90Hz
※Widevine L1
バンド 5G:n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/77/78/79
FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/
B19/20/25/26/28A/28B/30/66
TDD-LTE:B34/38/39/40/41
無線通信 Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4
ポート類 USB Type-C 、microSDカードリーダー
3.5 mmオーディオジャック
カメラ 前面:50MP/背面:108MP
バッテリー 30,000 mAh
サイズ 267.7 × 179 × 28.3 mm
重量 1,522 g

2. OS・SoC

OSはAndroid 15ベースの独自UI「Doke OS_P4.2」です。様々な独自機能を搭載しており、PCモードも使えます(PCモードについてはウインタブで過去に何度もレビューしています。直近のレビュー記事はこちらです。

Blackview MEGA 3 レビュー - 高精細12インチ&PCモード搭載!3万円強で買える実力派タブレット。ケースとペンも付属!

SoCは5G対応の型番、Dimensity 7300です。このSoCはActive 10 Proにも搭載されており、ウインタブが測定したAntutuスコアは約70万点でした。中国タブレットとしては非常に高性能と言えます。…ゲーム向きの筐体じゃないですけどね…。

3. RAM・ストレージ

RAMとストレージは「12GB(拡張時36GB)/256GB」と「16GB(拡張時48GB)/1TB」の2種類から選べます。個人的には12GB/256GBで十分なのではないかと思いますが、Active 12 ProはSoC性能が高く(よって3Dゲームも楽しめる)、背面カメラが108MPと高画素数なので、使い方によっては1TBという大容量のストレージが便利かもしれません。

4. ディスプレイ・プロジェクター

Blackview Active 12 Pro

ディスプレイは11インチで解像度はWUXGA(1,920×1,200)、リフレッシュレートは最大90Hzです。WidevineもL1。

Blackview Active 12 Pro

また、最大のセールスポイントと言えるのがプロジェクター搭載、という点ですね。この画像にあるように200ルーメン、最大120インチ、1080pでの投影が可能です。

Blackview Active 12 Pro

プロジェクター内蔵に伴い、筐体には冷却ファンが取り付けられました。また、プロジェクターもフォーカス調整や台形補正など、本格的な調整機能を搭載しています。

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5. 筐体

Blackview Active 12 Pro

筐体は「ゴツい」です。タテ・ヨコサイズはもちろん、厚さは一般的なタブレットの3倍(28.3 mm)、重さはなんと1.5 kgもあります。Active 10 Proが1.2 kgなので、プロジェクターを内蔵することにより、さらに重くなりましたね。もはやWindowsのモバイルノートよりも重い、という感じです。背面にハンドルがついていますが、このハンドルは付属品(本体に同梱)です。

Blackview Active 12 Pro

筐体の展開画像です。画像左上が「上側面」ですが、ここの左側にプロジェクターのレンズがあります。また、画像右側は背面で、上の画像にあったハンドルが取り外された状態です。

Blackview Active 12 Pro

カメラは前面50MP、背面108MPと、中国タブレットとしては非常に高い画素数です。ただし、Active 10 Proについていたナイトビジョンカメラはなくなりました。筐体のサイズが非常に大きいので、街なかでサッと写真を撮るような使い方には向きませんが、キャンプなどのアウトドアシーンではキレイな写真が撮れると思います。

Blackview Active 12 Pro

バッテリーは30,000 mAhと超巨大で、120Wの急速充電に対応します。というか30,000 mAhという容量なら「急速充電非対応とかは無理」ですよね…。また、この製品はもちろんリバースチャージ(10W給電)にも対応していますので、キャンプ場などでもモバイルバッテリーいらずです。

Blackview Active 12 Pro

背面には明るいライトがついています。そういえば昨年キャンプに行った際にActive 10 Proを持参し、このライトがかなり重宝したのを覚えています。

Blackview Active 12 Pro

IP68/IP69Kの防水・防塵性能とMIL規格(MIL-STD810H)の堅牢性も備えていますし、この画像にあるように「1.5 mの高さからの落下150万回」「12 mの高さからの自由落下」にも耐えます。

6. 価格など

Blackview Active 12 ProはAliExpress内のBlackview Official Storeに製品ページがあり、7月23日現在の価格は12GB/256GBモデルが782.37ドル(116,797円)、16GB/1TBモデルが843.91ドル(125,984円)です。なお、この価格は製品ページにある割引クーポンを使用したものです。

おそらく近日中に発売記念セールが開催されるものと思われます。Active 10 Proの実売価格が5万円前後なので、プロジェクター分が上乗せされるとして「プラス2万円くらいかなあ(つまり7万円くらい)」と勝手に予想しています。

また、プロジェクター以外のスペックはActive 10 Proとほぼ同じ(ナイトビジョンカメラはActive 10 Proのみだったりもします)なので、プロジェクターはいらない、ということならActive 10 Proを選んでもいいかもしれません。

7. 関連リンク

執筆者:ウインタブ
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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