ASUSのゲーミングスマホ「ROG Phone 6」の特別仕様「BATMAN Edition」をご紹介します。メカ的にはROG Phone 6と同じ、つまりハイエンドなゲーミングスマホで、随所にバットマンがあしらわれており、専用の付属品がセットされています。ASUSって、特別仕様品ではなくても「なにか変わったことをする」メーカーだと思っていて、ましてや特別仕様となれば「えー!ここまでやるの?」と感じられるくらいのこだわりを見せてくれます。このBATMAN Editionもまた、ROG Phone 6のイメージを壊すことなく、随所にASUSらしい楽しさが盛り込まれています。
なお、ROG Phone 6およびROG Phone 6 Proについてはウインタブで実機レビューをしています。BATMAN Editionの筐体やパフォーマンスが気になる、という人はこちらの実機レビューもあわせてご覧ください。
ASUS ROG Phone 6の実機レビュー - まさに最強のゲーミングスマホがついに国内上陸!パフォーマンス、システム、カメラのいずれも文句なしの実力!
ASUS ROG Phone 6 Proの実機レビュー - 現時点で間違いなく最高のスペックと性能。ROG Phone 6のRAM容量がさらに拡大、背面にはサブディスプレイも!
1.ROG Phone 6 BATMAN Edition 概要
スペック表
ROG Phone 6 BATMAN Edition | |
OS | Android 12 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1 |
RAM | 12GB |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 6.78インチAMOLED(2,448 x 1,080)165Hz |
LTEバンド | 5G:n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n13/n18/n20/ n25/n26/n28/n38/n40/n41/n48/n66/n71/n77/n79/n79 FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/ 18/19/20/25/26/28/29/30/32/66/71 TD-LTE:B34/38/39/40/41/42/43/48 |
SIM | nanoSIM × 2 |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2 |
入出力 | USB Type-C × 2、イヤホンジャック |
カメラ | イン12MP/アウト50MP + 13MP + 5MP |
バッテリー | 6,000 mAh |
サイズ | 173 × 77 × 10.4 mm |
重量 | 239 g |
バリエーションモデル
・BATMAN Edition:12GB/256GB:154,800円
(参考)
・ROG Phone 6:12GB/256GB:129,800円
・ROG Phone 6:16GB/512GB:149,800円
・ROG Phone 6 Pro:18GB/512GB:169,800円
コメント
ROG Phone 6 BATMAN Editionの「スマートフォンとしての中身」はROG Phone 6の12GB/256GB版と同じです。また、ROG Phone 6に設定のある16GB/512GBはありません。ROG Phone 6シリーズは現時点で最高性能のゲーミングスマホである、と言っていいと思いますので、BATMAN Editionについても同様の評価ができます。
となると、ROG Phone 6との「本体・付属品の違い」と「価格差(154,800-129,800=25,000円)」の関係をどう評価するか、ということになると思います。では「どこが違うのか?」というのを見ていきましょう。
まず本体ですが、ディスプレイ面の壁紙が特別仕様になっているのと、背面のデザインがROG Phone 6とは異なります。背面右にある「Aura RGB Light」にバットマンロゴが浮き上がります。
前面の壁紙ですが、ASUSによれば「テーマパック」になっているとのことです。つまり、ライブ壁紙や着信アニメーションなどもバットマン仕様になっています。
ROG Phone 6の正式発表前、東京ゲームショウの会場(会場隣接地)でASUS主催の内覧会があり、ライターのかのあゆさんと一緒に参加したのですが、その際にBATMAN Editionも展示されていました。なので、付属品については内覧会で撮影した画像を使ってご説明します。
まず、「専用のアタッシュケース型の外箱」です。これは他のROG Phone 6シリーズとは明らかに異なるもので、BATMAN Edition本体の保護はもちろんのこと、自宅に置き場所を作って飾っておきたいようなカッコよさです。
ケースも専用のデザインです。この画像はケースの内側ですが、いますね、バットマン。
この小さなオブジェは「SIMイジェクトピン」です。SIMピンって、小さいのでなくしやすいですが、これなら使わないときはデスクに飾っておけます。
あと「バットシグナルライト」。使い道は…、よくわかりません。でも、いいでしょ、別に。
2.ROG Phone 6 BATMAN Edition まとめ
私、これまでに何度も「ASUSのスペシャルエディション」に触れたことがあります。例えば最近レビューした「Zenbook 14X OLED Space Edition」。個人的には「ASUSのスペシャルエディションは相当なコストがかかっている」と思っています。これまでにご説明した「普通のROG Phone 6との相違点」をどう評価するかは人それぞれですが、おそらく「それなりにはお金をかけている」とは思います。もちろん版権使用料なんかも含まれていると思いますしね。
バットマンが好き、というかアメコミが好きな人なら少しお金を追加して入手してみてもいいんじゃないでしょうか。
3.関連リンク
ROG Phone 6 BATMAN Edition:ASUS Store
ROG Phone 6 シリーズ:ASUS Store