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旧型でよくね?acer Aspire Switch 10が2万円台で買える件

acer Aspire Switch 10
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。最近は近場の図書館で作業する機会が増え、自宅でメインに使っているノートPCが非常に調子が悪いこともあって、ウインタブはacer Aspire Switch 10を使ってほとんどの記事を書いています。10.1インチと長時間の作業には少し心配なディスプレイサイズにもすっかり慣れ、途中休憩をはさみつつも8時間くらいの連続作業は問題なくこなせます。ディスプレイ解像度が1,280 × 800とやや低めであることも目の疲れを防いでくれているのかもしれませません(ここ、医学的なことはわからないので定かではないです)。ウインタブで記事を書く場合に必要な機能は、

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・インターネット接続
・ブラウザでのWebブラウジング
・フリーソフト「GIMP2」を使った簡単な画像加工
・ストアアプリの動作検証
などなど

ですが、考えてみればそんなに重たい機能は使わないので、Intel Atom Z3735FをCPUとしているAspire Switchで不自由を感じることはほとんどありません。あと、私が使っているのはMicrosoft Officeが付属せず、ストレージも64GBでHDDはついていない低価格なタイプなので、Office 365 Soloの契約に基づいてOffice 2013のフルセット(AccessとかPublisherも含む)をインストールしています。そもそもAccessなんて使ったことがないので、「Aspire SwitchでAccessはちゃんと動きます」なんて書けないですが、少なくともExcel、Word、PowerPointは普通のPCと全く変わらない使い心地です。

acer Aspire Switch 10 ヒンジ
あと、そもそもAspire Switchを購入する決め手になった「強力なマグネット式のヒンジ」ですが、これには本当に満足しています。このクラスでこれ以上の筺体って他には望めないんじゃないか、というくらいです。

でも難点もあります。一番困るのが「文字入力をしていて引っ掛かりを感じることがある」ということです。つまり、「たとえば」と入力する際にローマ字入力では「tatoeba」となりますが、これが「tatoebba」となってしまい「たとえっば」と入力されてしまうケースがあります。私の打鍵に癖があるだけかもしれませんが、ちょくちょく発生するのでイラッとすることがあります。

あと、たまにWi-Fiを見失います。そのため、デバイスマネージャーからネットワークデバイスをいったん無効にしてから再度有効にしたり(再起動みたいなもんです)、時にはOSを再起動したりしています。Windows 10にアップグレードしてからはこの症状がかなり改善され、最近はめったに発生しなくなりました。

私は昨年末にAmazonのタイムセールでこの製品を購入し、確か価格は3万3千円くらいだったと思います。この価格は個人的には「大アタリ」でした。この記事で欠点についても触れましたが、タブレットとしてもPCとしても使うことができて、挙動は安定していますし、私のやりたい作業が一通りこなせるので、個人的には大満足です。

現在、Aspire Switch 10には新型の「Aspire Switch 10E」というのが出ていて、基本的なスペックは大きく変わらないものの、ヒンジ部分がさらに改善され、デザインも良くなっています。また、
acer Aspire Switch 10V
さらなる新型「Aspire Switch 10V」というのもIFAで発表されています。情報が非常に少ないため、まだウインタブで記事にしていませんが、

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・CPUにIntel Atom X5(CherryTrail)
・Dolbyオーディオ
・メタルカバー(天板)採用
・USB Type-Cの採用

くらいの情報があります。発売時期とか価格は全然わかりませんし、本当に発売されるのかもよくわかりません。関心のある人は「In the glow of Berlin’s lights see what’s next at Acer」にほんの少しだけ情報が載っているので確認してみてください。

ちょっと脱線しました。Aspire Switch 10Vのことはとりあえず置いておきましょう。詳細が全然わかりませんから。現状の最新型であるAspire Switch 10EはAmazonのタイムセールの常連になっています。これはこの記事で取り上げているAspire Switch 10の頃から一緒です。2015年9月11日のタイムセールでの価格は「Officeなし、ストレージ64GB」のモデルが税込み34,671円、「Officeあり、ストレージ64GB+500GBのHDD」が税込み50,265円となっていて、この価格は価格ドットコムの最安値と大きくは違いません。十分にお買い得な価格になっています。

じゃ、旧型(いまでもメーカーのカタログには存在してますけどね)は?といえば、Amazonで「Officeなし、ストレージ64GB」のモデルが税込み27,871円、価格ドットコムの最安値だと26,800円になっています。一方「Officeつき、ストレージ64GB+HDD500GB」のモデルは在庫がかなり薄くなっていて、Amazonでは中古品が79,100円という非現実的と思える価格で1台だけ、価格ドットコムでは在庫のあるお店がなくなっています。

旧型とはいえ、2万7千円とかでこの製品が買えるというのは驚異的なんじゃないかと思います。冒頭から書いているように私は個人的にこの製品に対する満足度が非常に高いです。旧型と現行型(10Eのほう)のスペックの違いは

・旧型はカメラがインカメラのみ、新型はインカメラとアウトカメラ(ともに200万画素)あり
・新型はヒンジの構造が改善されている
・旧型は専用の電源/充電コネクターを採用しているが、新型はmicroUSBを使って給電/充電
・デザインが変更

くらいです。一見すると新型が全てに優っているように見えますが、充電の構造変更は結構重要です。私が記事の冒頭に書いたように、8時間連続使用するような場合、内蔵バッテリーだけでは足りず、電源が必要になります。この場合、専用の電源アダプターを使う場合だとUSBポートは空きとなるため、周辺機器の接続用に使うことができます。その代わり、電源ケーブルは携帯時に持ち歩かなくてはなりません。新型の場合、専用の電源ケーブルは不要となるかわり、長時間の連続使用の場合、microUSBポートを通電用にあけておかなくてはなりません(通電で使う場合はハブは使えません)。実際にどのようにして使うのかによって、どちらの方式が優れているのかという評価は異なりますが、Aspire Switchは2 in 1であり、ノートPCとして長時間使用する可能性が十分あるということは認識しておきましょう。

今回の記事では私が馴染みのある、というか実際に使っている製品を元に書いていますが、Windowsタブレットの場合、型番が新しくなってもハードウェア構成がほとんど変わらない場合も多く、特に東芝のdynabook TabやNECのLAVIE Tabなどはあえて旧型を選ぶ、という選択肢も有効なんじゃないか、と思います。価格ドットコムなどの比較サイトを見れば旧型もたくさん表示されているので、確認してみてください。

関連リンク

Acer 2in1 Aspire Switch 10:Amazon

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