こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。私は個人的に「キーボード」を見るのが好きで、家電量販店にフラッと立ち寄った際も、キーボードコーナーでいろんなキーボードに触ってみたりします。また、私物でもずいぶんとキーボードを持っています。常用するキーボードって、せいぜい2台くらいなので、ほとんどの私物は箱に入れてしまっています。にもかかわらず、面白いキーボードを見かけたらさらに買ってしまうので、自宅には使いもしないキーボードがたくさん眠っています。
今回もまた、非常に気になるメカニカルキーボードを見つけてしまいました。クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」に出品中の「X-BOWS」という製品です。
こんな形状です。「エルゴノミクス」といいますか、キーボードを打鍵する際の手の角度に配慮した配列になっています。また、それだけでなく、配列も一風変わってますよね?
なお、この製品はUSB有線接続のみで無線接続には対応していません。それと、残念ながら日本語配列の設定はなく、サイズや重量については情報がありませんでした。
これがキー配列です。手のイラストは「この指でこのキーを押せ」ということだと思います。中央にあるENTERキーとかSHIFTキーは親指で押したくなるレイアウトですし、便利に使えそうな気がします。
もちろんスイッチは「メカニカル」です。CAMPFIREではなくKICKSTARTERの製品ページには「Gateron」という記載がありました(ただし、KICKSTARTERの製品ページとCAMPFIREの製品ページの内容は少し異なります。CAMPFIREの製品ページを「正」と考えるべきでしょう)。
軸色は「赤、青、茶、黒」の4タイプを選べます。ゲーマーなら青、メカニカルキーボードを初めて使う人なら赤か茶がいいと思います。ちなみに私は4種類を選べるのなら赤にします。軸色による打鍵感の違いは製品ページにしっかり説明がありますので、そちらをご覧ください。
また、ちょっと注意したいのが、この製品には「LEDファンクションモデル」と「ノンLEDファンクションモデル」が存在する、ということです。これまで掲載してきた画像を見ていただくとわかりますが、この製品にはカラフルなバックライトが装備されていて、LEDファンクションモデルはバックライトの配色や発光パターンを変更できますが、ノンLEDファンクションモデルは変更ができません。
この製品の付属ソフトウェアでは、上記のLEDファンクションのほか、キーマッピングの変更やマクロキーの割当が可能ですが、ノンLEDファンクションモデルがこれらの機能に対応するのかしないのかは不明です(確証はありませんが、おそらくLED以外の部分は対応すると思います)。
さらに、付属品も充実しています。この製品は有線接続オンリーなので、PC接続用のケーブルは当然としても、リストレスト(パームレスト)や収納ケースまでついてきます。
リストレストを使っているところです。この画像を見ると、手の角度がすごく自然に見えますよね?長時間の打鍵では手の疲れがかなり軽減されそうに思われます。
X=BOWはクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」に出品中で、5月1日現在最安のプランは、LEDファンクションモデルが21,900円(税込み、8月発送)、ノンLEDファンクションモデルが18,900円(税込み、7月発送)となっています。
高いですね、ええ。キーボードに払うお金としては決して安くはないです。メカニカルキーボードのしっかりしたものは国内でも1万円を越えますし、中華製品でもあまり割安感はないです。そして、この製品は2万円クラスなので、国産の有名ブランド品よりもさらに高価と言えます。
しかし、メカニカルキーボードの打鍵感の素晴らしさ、というのは余計にお金を払う価値があると思いますし、独特の形状、そしてキー配列には強く惹かれてしまいます。この個性、自分にピッタリとハマるのなら2万円でも安いと感じられるでしょうし、使ってみて「無理」と感じる可能性もあります。そういう怖さはあるんですけど、キーボード好きとしては「やっぱ欲しい」って思っちゃいます。
最後に、YouTubeで公開されているレビュー動画にリンクしておきます(英語です)。