Twist Speaker － スマホを置くだけ！のお手軽スピーカーキットがクラウドファンディング中。これは面白そう！

こんにちは、「いいか悪いか」ではなく、「好きか嫌いか」ということなら「Bluetoothが嫌い」なウインタブ（@WTab8）です。現代のガジェットシーンでBluetoothを敬遠するのは言語道断なんだろうなあ、とは思いつつ、接続がうまくいかずにイライラすることもしばしばなんで、私物ではBluetoothデバイスを積極的には使っていません。

今回紹介する「Twist Speaker」は、どう考えてもBluetooth接続のように思われる小型スピーカーですが、実はBluetoothじゃありません。

サイズ：　215 × 210 × 65 mm / 524 g
素材：
　　外装： 紙(段ボール)
　　スピーカーボックス：　MDF合板
スピーカー仕様：　4Ω3W2基
電源：　USB(5V1A)
出力：　200mA
再生時間：10,000mAhモバイルバッテリーからの給電で最大16時間（音量により変動）

これがスペック表です。トップ画像を見て分かる通り、ダンボール製の自作スピーカーキットです。

一応ドライバーは必要みたいですが、「ドライバなどのツールを使う場面は最小限」で、「サクサクと進めれば15分ほどで出来上がります」とのこと。特別な知識も必要なさそうですし、誰でも簡単に組み立てられそうです。

完成品はこんな感じ。カラーは「ブラック」と「ブルー/ホワイト」の2色があります。

使い方は簡単。上部のくぼみにスマホを置くだけです。また、ボリューム調整は本体右側にあるダイヤルを回して行います。

で、ここからが面白いんですよね…。

冒頭にも書きましたが、この製品はBluetooth接続じゃありません。というか、有線・無線でスマホと接続しません。「音の信号を本体のセンサーがキャッチ→スピーカーユニットにダイレクトに伝えて増幅」という構造です。

「微妙に心配」な気もしますが、スピーカーは「内磁型で磁気漏洩が少なく、テーブルサイズのコンパクトなボディながら高音質」なものが搭載されており、約20メートル先まで音が届くとのこと。

対応するスマホのサイズは4インチから6インチで、iPhoneをはじめ、SamsungやOPPOなど主要メーカーのスマホに対応します。また、センサーも2箇所に設置し、「機種ごとに異なるセンサー位置」に対応できるとのこと。

Twist Speakerはクラウドファンディングサイト「Makuake」に出品中で、2月11日現在の価格（支援額）は税込み4,270円です。記事執筆時点で「残り15日で達成率75%」になっていましたので、達成（プロジェクト成立）はできると思いますが、そんなに楽勝な展開でもないようです。

実際の音質がどのくらいなのか、ちょっと見当がつきませんが、有線・無線で接続するよりは少し劣るのではないか、という気がします。ただ、いいですよね、本当に「置くだけ」で使えてしまいますし、接続が切れるとかも心配しなくていいですから（ただし、この製品はバッテリーを内蔵しておらず、モバイルバッテリーなどUSBからの給電が必要です）。私のように音質にはうるさくなくて、気軽に音楽を楽しみたい、という人にはぴったりなんじゃないでしょうか？

関連リンク

自分で組み立てるから愛着がわく。スピーカーDIYキットTwist Speaker：Makuake