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真剣にモバイルで使えるメカニカルキーボードを探してます!でもちょっと怖いので安いやつね!

FILCO Majestouch Black デフォルトスタイル
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。8月はタブレットやPCの新製品発表も少なくなりますね。PC製品に限らず8月というのは一般に小売業が冴えない時期と言われていますし。新製品情報が少ない時期、ウインタブで露出が増えるのが「キーボードネタ」です。比較的手軽に購入できる価格でありながら、PCやタブレットの使用感を大きく左右する重要な機器がキーボードであることは間違いありません。

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自宅や職場などで使う「メインのキーボード」はあまり頻繁に買い換えたりせず、ある程度しっかりしたものを長く使うのが賢いのではないか、と思いますが、モバイル用のキーボードについてはなかなかしっくりするものが見つからないとか、あるいはもう十分な数のキーボードを持っているのに「面白いし価格もそんなに高くないから、とりあえずこれも買う」みたいな人が多いんじゃないか、と思います。ちなみに私はそうです。

なお、これはオピニオン記事であり、記事中で紹介しているキーボードはごく一部しかウインタブで実機レビューしておらず、私が製品画像やスペックなどを見て、個人としての感想を書いています。そのため、個々の製品の品質については未知数である、ということをあらかじめお断りしておきます。

ThinkPad トラックポイント・キーボード - 英語
ウインタブでイチ押しといいますか、定期的(1~2カ月に一度くらい)に発行される限定クーポンが50%~55%くらいのオフ率になるので、その都度セール情報記事を書いているのがこの「ThinkPad トラックポイントキーボード」です。記事としてはマンネリ化していますが、しょっちゅう読者から感謝のコメントなどいただいてまして、ある意味欠かせないセール記事のコンテンツになっています。

EC Technology Bluetoothキーボード 同梱物
これは「EC Technology Bluetooth 3.0 キーボード」 という、重さわずか168 gの極薄・軽量なBluetoothキーボードです。ウインタブでも実機レビューをしました。キーの数が少なく、英語配列ということもあり、使っていて戸惑うこともありますが、何しろ薄くて軽いので8インチタブレットと一緒に使うにはピッタリです。あまり使用頻度は多くないけど、念のために外出時に持ち歩きたい、というニーズに向きます。この製品は実機レビュー後に読者レビュー企画に使用したのですが、安価な製品であるにも関わらず、異例に多くの応募がありました。

ELECOM TK-DCP03BK
こちらは「TK-DCP03BK」という、タブレットを立てかける溝を備えたキーボードです。Bluetoothでも有線でも使え、トラックボールまでついたモバイル用としてはかなりの本格派になります。ちなみにこれ、定価は17,280円と高価ですが、8月7日現在Amazonでなんと4,800円で販売されてます。

で、そろそろ本題です。実は先日記事にした「上海問屋 ポケットサイズメカニカルキーボード」を知って以来、「モバイルで使えるメカニカルキーボードが欲しい」と思うようになりました。

上海問屋 ポケットサイズメカニカルキーボード
これが上海問屋のキーボードです。コンパクトなサイズはいいんですけど、さすがにこのキー配列だと私はうまく使える自信がありません(不器用なので…)。なので、もう少し大きくてもいいから、持ち歩きができそうなサイズで安くて使えそうなメカニカルキーボードはないか?と思いました。

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NPET GM207
実はAmazonでメカニカルキーボードがかなり安く手に入るんです。この画像の製品は「NPET GM207」というUSB有線接続、青軸・87キーのメカニカルキーボードですが、お値段なんと2,399円(税込み、送料無料)です!サイズが357 × 136.5 × 3.2 mm / 662 gなので、横幅が13.3インチモバイルノートよりも大きく、15.6インチのスタンダードノートよりも少し小さいくらいです。メカニカルなので重量もそこそこ重いですね。しかし、2,399円という価格はお試しには十分な安値だと思います。
NPET キーボード 青軸 USB有線 防水 87キー メカニカルキーボード GM207:Amazon

Qisan キーボード
続いてはこちら。「Qisan」というブランドの68キー、60%サイズ(ちなみに上海問屋のは40%サイズ)のメカニカルキーボードです。この製品はサイズが約335 × 100 × 37 mm / 540 gといくぶん小型軽量です。500 gを越える重量になってしまいますが、全体的に上のNPETよりは一回り小さい、という感じになります。この製品も有線接続で、青軸と黒軸がAmazonで3,999円(税込み、送料無料)で販売されています。
Qisan ゲームメカニカル式キーボード ミニ 有線(60%)68キー OUTEMU黒軸 白銀:Amazon
Qisan ゲームメカニカル式キーボード 68キー OUTEMU青軸 白いキーのキャップと銀色プレート:Amazon

ここで紹介しているのはほんの一例で、Amazonで少し探してみれば5,000円以下のメカニカルキーボードはかなりたくさんあります。特にテンキーのないタイプ(モバイル用に使うならこっちか、と)が安くなっているケースが多いようです。

Anne Pro
これ、AmazonじゃなくてBanggoodで見つけました。「Anne Pro」という60%サイズのメカニカルキーボードです。青軸/茶軸/赤軸があり、有線でもBluetoothでも使えます。サイズの方も288 x 108 x 38 mm / 0.58 kgと、やや思いながらもコンパクトです。
Anne PRO:Banggood


私はこの動画を見て、デザインが素晴らしいので欲しくなってしまいました。メカニカルキーボードらしくないポップなデザインだし、ものもしっかりしていそう…。でも、残念ながらこのキーボード79.99ドル(9,082円)もするんですよね。この価格だと「FILCO Majestouch2 91キー(テンキーレス)」という、定評あるメーカーの製品がAmazonで買えます(正確には9,472円からです)。

どう考えてもFILCOのほうが間違いのない選択になると思いますが、FILCOだと重量が「ほぼ1キロ」ありますし、有線接続専用です。まあ、それでも普通はFILCOのほうを選びますよね。

近日中になにか1つ購入して、ウインタブでレビューをしてみたいと思います。読者のみなさん、ブランドにこだわらなければ意外に安くメカニカルキーボードが買えますよ!500~600 gくらいなら、何とか我慢して持ち歩けそうですし。地雷系も潜んでるかもしれませんけど、それもまたキーボード選びの楽しみの1つか、とw

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コメント

  1. 匿名 より:

    「本気でモバイル向け」(≠小型)というお題なのでマニア視点で

    メカニカル式はキースイッチ自体に厚みと重量があり、支える筐体にも剛性が必要
    構造的にモバイルに不向きですのでソレっぽい工夫の余地はあまりありません
    「キー数を極限まで切り詰める」か「キーの高さを極限まで切り詰める」です

    前者は昔から47キーなど変態紳士向けに出ていますが今回は割愛
    後者については「薄型メカニカルキーボード」と謳う99%が詐欺です
    キースイッチ高は変わらないのにキーキャップだけ浅くするという理屈です

    • 匿名 より:

      (つづき)モバイル向けにはにキースイッチを新規開発する必要があるわけです
      既にパンタグラフ式があるのでそんな需要すらありませんでした

      一年ほど前に超薄型軸をTTCとkailhが開発、大手ノートの一部に採用されています
      最大手Cherry不在なので中華メーカーが最先端・独占供給なわけです
      (実はこのWinタブでも扱ったことのある機種だったりします)

      今年に入り単体キーボードでも中国メーカーにて採用する動きが始まっています
      (まだまだ国内で手に入るのはググった感じ一機種のみ)
      超薄型軸を採用したモバイルメカニカルが急増する事が予想されます

      • wintab より:

        こんにちは、コメントありがとうございます。勉強になりました。超薄型メカニカル、一度使ってみたいものです。

  2. ふんぼ より:

    やっぱりモバイルできるメカニカルといえばFILCOのMINILAじゃないでしょうか?人によって合う合わないがキッパリ別れる曲者ですが・・・。

    • wintab より:

      ふんぼさん、メカニカルは小さくなると人を選ぶ、的な定義が成り立ちそうですねw MINILAはまだ素直か、と。

  3. KJM より:

    ありがたい。お試しでNPETを購入させていただきました。

    • wintab より:

      KJMさん、こんにちは、コメントありがとうございます。ほんとに買っちゃったんだ…。ぜひご感想をお聞かせください。

  4. くまねこ より:

    モバイルだからと言ってどうのってことはないですよ.
    軽くする必要があるので剛性だけは確保できませんがキースイッチが重いってことは全然ないです.

    現在はほぼ採用されてないですが昔はALPSがキースイッチをを広く販売していて低頭APLS軸というのがあり大抵はリニア軸でしたが軽いし薄いものがありました.薄い分勿論ストロークは短くなりますが結構打ちやすいものでした.
    Cherry純正でもサーバ保守用に低頭リニア軸のものがありました.これは割と広く出回っていてトラックボール付き.ただし古いものなので接続はPS/2になっちゃいます.

    悲しいかな現状では薄型軽量キーボードと言えばアイソレーションキーボードでパンタグラフラバーカップのものしかないんですね.

    あと持ち歩きメカキーだと絶対リニアにした方がいいです.外で使うと相当音が大きいので使えなくなりますw
    自分も上にある薄いBTキーボードを買ってますがあんまり使ってません.
    と言うのは強めの押下圧ってのも相まって剛性不足でどこどこ結構響くんですね.
    うるさくはないですが気にはなります.

    安価かつ小型軽量だと上にもあるMagicForce49しか選択肢はないですね.海外でも殆ど出回ってないのによく仕入れたなと思います.普通このような特殊なものは2万くらいはします.それが5kですから使う努力でカバーした方がいいです.

    重かったり大きかったりでは結局使わなくなりますよ.持ち運びに苦労するようではダメですね.モバイルでは軽い小さいは絶対の正義.あとは努力.
    バッグに入れたとして肩から下げてズシッと来るようでは重量オーバーです.手持ちだったらもっといけますけどね.

    • wintab より:

      くまねこさん、こんにちは、コメントありがとうございます。とりあえず定義というよりは実際にモバイルする気になれるか、という目線で考えたいと思います。