サンワサプライがエルゴノミクスマウス「400-MAWBT193」シリーズを発売しました。すでにご存知の方がほとんどだと思いますが「エルゴノミクスマウス」というのは、手首への負担を軽減し、自然な角度で握ることができる、人間工学に基づいた形状のマウスのことです。ちなみにサンワサプライでは「縦型マウス」とも呼んでいます。
こんな感じのマウスです。ただ、見る角度によって表情が変わるというか、印象が変わるというか…。筐体色はブラック(400-MAWBT193BK)とレッド(400-MAWBT193の2色)。
前から見たところです。すごく乱暴かつ簡単に書くと、「一般的なマウスの上部を左上にキューッと伸ばしたような形状」ですね。
画像左が上から見たところ、画像右が横から見たところです。
握った感じはこうです。
エルゴノミクスマウスは握った際に手首をひねらず、自然な角度で握れるため、長時間使用しても疲れにくいとされます。ただし、このあたりは個人差もあります。
スペック表です。400-MAWBT193はBluetooth接続とUSB無線接続に対応し、USB有線接続には対応しません。また、Bluetooth接続では2台のデバイスとペアリングができますので、合計で3台のデバイスを切り替えながら接続が可能です。
電池式で単3乾電池1本を使用します。また解像度(分解能、マウスカーソルの敏感さの指標)は1,200、2,400、4,000DPI(カウント)で、特に4,000DPIというのは一般的なマウスよりも相当に敏感なので、その気になればゲームにも使えると思います(ただし、エルゴノミクスマウスはゲーム向きの形状だとは思えませんけどね)。
こちらがサイズスペックと各部名称です。ちょっと面白いのがUSB子機(レシーバー)ですね。USB Type-AとUSB Type-Cの両方に対応します。
長さ113.8 mmというのは一般的なマウスと比較して小さい方とは言えませんし、高さ69.1 mmというのはマウスとして非常に背が高いですw しかし、メーカーによればこれでもエルゴノミクスマウスとしてはコンパクトな部類で手の小さな人でも握りやすい、とのことです。
ボタン配置は一般的なマウスと変わりません。しかし、Bluetoothのペアリング/接続切り替えボタン(ペアリング済みの接続デバイスを切り替える)が親指付近にあるというのが特徴です(普通は底面にあります)。
また、このマウスは「静音」です。なので、静かな場所や夜間の使用でも周囲に気を使う必要はありません。
サンワサプライ エルゴノミクスマウス 400-MAWBT193はサンワダイレクトやAmazon、楽天などで販売中で、11月19日現在の価格は4,480円です。エルゴノミクスマウスが使いやすいかどうかは人によりますが、そもそもマウスって価格の割にPCの使用感を左右する重要な周辺機器ですから、手首が疲れて困るとか、もっと快適に使えるマウスが欲しい、と考えている人なら試して見る価値はあると思います。
関連リンク
エルゴノミクスマウス 400-MAWBT193BK:サンワダイレクト
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