ウインタブでも過去に実機レビューをしている中国メーカー、JAMESDONKEYがメカニカルキーボードのニューモデル、「RS6」を発売しました。先日レビューした「JAMESDONKEY RS2」によく似ていますが、筐体色が「こっちのほうがずっと元気」ですし、キーレイアウトなども少し異なっています。
なお、使用感などはRS2に似ていると思われますので、こちらのレビュー記事もあわせてご覧ください。
JAMESDONKEY RS2の実機レビュー - レトロデザインのメカニカルキーボード、タイピングの気持ちよさは最高!
JAMESDONKEY RS6で最初に目を引かれるのが「色」ですね。
筐体色「レッド」「ブラック」ともかなり派手な印象です。また本体は半透明になっています。レトロな配色が魅力に感じられたRS2とは「正反対」という感じ。
次にスペック表です。
JAMESDONKEY RS6 | |
キースイッチ | Gateron G Pro Brown / Red(ホットスワップ) |
キー数 | 96 |
ライティング | RGBバックライト |
接続方式 | USB有線/USB無線/Bluetooth |
バッテリー | 5,000 mAh |
テンキー付きのキーボードですが、キー数は「96」とやや変則的です。スイッチはGateron G Proの茶軸と赤軸を選べます。また、この製品はホットスワップ対応(ハンダコテなどの器具を使うことなく、キースイッチを交換することができる)です。
接続は3ウェイです。USB有線、USB無線、そしてBluetooth接続が可能です。
キー配列をRS2と比較してみましょう。右上のマルチメディア・ダイヤル(と言いつつ、実際には音量調整しかできない)が目を引きますが、配列は少し違っています。アルファベットキーとテンキーの間に挟まれている3つのキーがRS6ではなくなっていますね。残念ながら筐体サイズは不明なのですが、一般的なテンキー付きキーボードよりも小ぶりなRS2よりもさらにコンパクトなサイズに仕上がっているものと思われます。
RS2の実機レビューの際に「非常に高く評価」したのが「Silencer Cotton」、つまりコットン製の吸音材を内蔵していた、という点です。RS2のレビュー機は「茶軸」でしたが、打鍵音は明らかに小さくなっていました。この構造はRS6にも採用されていますので、メカニカルキーボードとしては静かな部類になっていると思いますし、打鍵感も軽快です。
あと、RS2ではホワイトのバックライトが搭載されていましたが、RS6は「RGBバックライト」を搭載しています。ただし、現状JAMESDONKEY製品は設定アプリがないため、Per-Keyなど、高度なライティングには対応しないと考えておくほうがいいでしょう。
JAMESDONKEY RS6は中国の通販サイト「MECHKEYS」で予約販売中で、9月24日現在の価格は99.99ドルですが、ウインタブ読者用のクーポン「MECHKEYSHIFIGO5」で5ドルOFFとなりますので、94.99ドルで購入できます。また、MECHKEYSは送料および輸入消費税見合い分として20ドルかかりますので、日本からの購入の場合、割引を考慮したトータルの支払額は114.99ドル(参考円貨は16,457円、MECHKEYSは円建ての決済には対応していません)です。
タブレットやスマホだと、いわゆる「中華」は日本製品よりもかなり安く購入できる場合が多いですが、メカニカルキーボードに関しては日本製品と比較して非常に安価、ということはありません。また、中国製のメカニカルキーボードは(確かにピンキリではありますけど)ある程度値の張るものであれば品質もそれなりに高くなっています。
JAMESDONKEY製品はウインタブでも過去に実機レビューをしていて、印象として「設定アプリがないなど、詰めの甘い部分はあるものの、キーボードとしての基本品質は十分」と感じています。
関連リンク
JAMESDONKEY RS6 Transparent Hot-Swap Mechanical Keyboard:MECHKEYS
※クーポンコード「MECHKEYSHIFIGO5」で5ドルOFF