ダイヤテック株式会社がFILCOキーボード発売30周年記念企画の第2弾として、ステンレス筐体のメカニカルキーボード「Majestouch 2S Metal SUS Tenkeyless」を発売しました。FILCOのMajestouchと言えば、多少なりともキーボードに関心のある人なら名前くらいは知っている、そしておそらく日本で最も有名なメカニカルキーボードの製品ブランドだと思います。私、PCとかスマホはそんなに高価なものを使っていませんが、キーボードだけは「ちょっといいもの」を使ってまして、少し前まで「Majestouch BLACK(赤軸)」を愛用していました。
で、今回ご紹介する「Majestouch 2S Metal SUS Tenkeyless」ですが、トップ画像を見ていただければ多くを語る必要もないのかな…、と思います。ステンレス筐体で高い剛性と快適な打ち心地を提供してくれる高級キーボードです。
12月1日にMajestouch 2S Metal SUS Tenkeylessが発表された、ということでこの記事を書いているのですが、実は9月にテンキーありタイプの「Majestouch 2S Metal SUS」というのも30周年記念企画の第1弾として発売されています。テンキーあり/なしというのが相違点で、この記事ではテンキーレスタイプの画像を使ってご説明したいと思います。
まずはサイズから。画像だけでもうすうす気づいていましたが、この製品は「省スペース性」とか「コンパクトで軽量」とかの概念が皆無です。市場に媚びていない、と言うんでしょうか、個人的には潔さが感じられ、好感が持てます。
メカニカルスイッチはもちろんCherry MXで、日本語配列には赤軸、茶軸、スピードシルバー軸、英語配列には赤軸、青軸、茶軸、スピードシルバー軸が設定されています。テンキーありモデル、なしモデルともバリエーション展開は共通です。
また、「ベースとなるキーボードの型番」がしっかり開示されているのも親切ですね。
テンキーなしモデルでも3.6 kg、テンキーありモデルだと4.4 kgという、素晴らしい重さなので、上側面にはハンドルも装備されています。これで持ち運びもラクラクですw
脚の高さも調整可能です。よくある折りたたみ式(格納式)の脚ではなく、ネジです、ネジ。
さらに、別売りで「MM BASE Kit」というのもありまして、これを使うとキーボード面を高く、角度をきつく(最大16度)して使うこともできます。
冒頭に書かせていただいたとおり、ごちゃごちゃ説明するまでもなく、トップ画像を見ただけで「買おう!」と決めた人もいると思います。でも、「パームレストが冷たそう…」とは思いましたよね?私はそれが少し心配でした。しかしご安心下さい。テンキーレスモデル、テンキー付きモデルとも購入特典として「天板の汚れ防止や寒さ対策に役立つ専用リストレストマット」がプレゼントされます。
さらに、こちらはテンキーレスモデルのみの先行予約特典となりますが、「FILCO Calendar Keycap Set 2022 日本の祝日入り」ももらえます(12月8日 AM 8:59までに注文することが条件)。
FILCO Majestouch 2S Metal SUS Tenkeyless(テンキーレスモデル)はFILCOダイレクトで予約注文を受け付けており(12月8日出荷開始)、価格は税込み35,200円、Majestouch 2S Metal SUS(テンキー付きモデル)は同じくFILCOダイレクトで販売中で、税込み37,400円です。
私自身、FILCOのMajestouchを4年ほど使っていましたので、品質は間違いないものと思います。というか、FILCOのキーボードは読者に自信を持っておすすめできます。
あとはこの製品の特徴である「サイズ」ですね。もちろん据え置き利用以外はありえないような製品だと思いますが、これを置くとデスクが狭くなってしまう、というのはありそうですし、「外観のいかつさ」もすごいです。そのぶん打鍵感にはめちゃめちゃ期待ができますので、そこらへんの高級キーボードに飽き足りない人はぜひ!
関連リンク
Majestouch 2S Metal SUS Tenkeyless(テンキーレスモデル):FILCO
Majestouch 2S Metal SUS(テンキー付きモデル):FILCO