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Dreame D9 ロボット掃除機(実機レビュー)- マッピング機能搭載で吸引&水拭きできる高性能機です

dreame D9
こんにちは、こうせつです。家事の中でも料理・洗濯・お風呂やトイレの掃除などは得意なのですが「床掃除」がとにかく苦手です。物が多くて床に色んなものが置きっぱなしという事情もありますが、掃除機やフロアモップをかけるのは苦手。ハンディタイプの掃除機を持っているのですが、使うのは月に1〜2回という残念な状態です。

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前置きが長くなりましたが今回は「Dreame ロボット掃除機 D9」を実機レビューします。メーカーのdreame(ドリームミー)はウインタブ読者ならおなじみ、Xiaomi(シャオミ)のエコシステム企業です。簡単に言うと提携会社ですね。今回のレビューにあたっては メーカーであるdreameから実機を提供いただきました。心よりお礼申し上げます。

1.スペック

Dreame D9 のスペックは以下のとおりです。

型番:D9
本体寸法:350 x 350 x 96.8 mm
質量:約 3.8 kg
ワイヤレス通信:Wi-Fi IEEE 802.11 b/g/n 2.4GHz
バッテリー容量:5,200mAh
最長連続稼働時間:約2.5時間
Alexa(アレクサ)対応:◎
アプリ:Mi Home(iOS & Android ともに日本語対応)
同梱物:ロボット掃除機本体、充電ステーション、お手入れ掃除ブラシ、充電コード、水タンク・モップセット、サイドブラシ、日本語取扱説明書
カラー:ホワイト

Dreame D9 はWi-Fi対応です。スマホに対応アプリ「Mi Home」をインストールすると細かい調整が可能ですが、Wi-Fiやアプリを使わずに充電して電源をオンにするだけでも使えます。

バッテリー容量5,200mAhで最大2.5時間、メーカーサイトによると1回の充電で最大250平方メートル、約137畳を掃除できます。250平方メートルというと、おおよそ16m x 16mなのでかなり広い範囲が掃除できる、といって問題ないでしょう。さらに、途中で充電が切れた場合でも充電ステーションに自動で戻り、満充電後に掃除を再開する機能もついているので安心。

この機種の特徴は「吸引&水拭き掃除両用」、「強力吸引&静音設計」、そして「マッピング機能」です。

2.付属品・外観

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Dreame ロボット掃除機 D9 を開封して出てきたものです。同梱物にあるお手入れ掃除ブラシは本体を開けたところにありました。モップは水タンクに付いています。

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掃除機本体を充電しているところです。本体色が白なのでとても清潔感があります。直径35cmなので一般的なロボット掃除機と同じぐらいですね。

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本体手前にある蓋を開けると、ダストボックスとお手入れ掃除ブラシがセットされていました。ダストボックスの上部にはWi-FiランプとResetボタンがあります。

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本体底面です。中央にメインのブラシ。取り付け前ですが本体左上にサイドブラシを取り付ける部位があります。中央上部には360度回転するローラー、その左右には充電端子があります。メインブラシの左右にタイヤ、手前は水モップを取り付けるところです。メインブラシは取り外せるようになっていて、髪の毛や糸などが絡まったときなど簡単に処理できます。中央上部と左右、合計6つが段差センサーになっているようです。

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本体正面。ちょこんと上についている小さな煙突のような部分がレーダーのようです。中央にある黒いものは充電ドックに戻るためのセンサーです。

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本体背面は排気口とスピーカーになっています。

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正面から見て左側には部屋の壁との距離を測定するエッジセンサーがついています。

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水タンクとモップのセットです。使用後に写真を撮ったのでタンク内に水滴がありますがご了承ください。タンクの容量は270ml。モップは使用前に水に濡らしておく必要があります。

3.使用感

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Dreame ロボット掃除機 D9 をまずはアプリなどを使用せず、充電完了後に電源ボタンのみを押して掃除しました。6畳程度の寝室だけですが、まずは外周を一回りし、全体の大きさを把握したであろう後に往復で動き、隙間なく1回かけたあとに充電ドックに帰還。その時間、20分かからずに終了です。

実はマッピング機能なしのロボット掃除機を同じフロアで使ったことがあるのですが、ランダムな動きを繰り返し行って、40分以上かかった記憶があります。Dreame D9の場合、あっという間に終わったので、充電が不十分だったのかな?本当にゴミ取れているのかな?と不安になってダストボックスを開けたところ、ちょっと写真撮影するには躊躇するほどの髪の毛とホコリが取れていました。直前にハンディ掃除機をかけたあとだったのですが、さすがはロボット掃除機です。人間の手では残ってしまったホコリや髪の毛までちゃんと吸引してくれました。

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Dreame ロボット掃除機 D9 は 2cm の段差も乗り越えられる機能が付いています。今回、そこまでの段差を用意できなかったのですが、厚手の絨毯や1cm程度の段差は軽々と進んでいたので、2cmも大げさではないでしょう。

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ロボット掃除機の利点のひとつにベッドやソファの下を掃除できるところがありますが、Dreame D9 の厚みは10cm以下ということで我が家でも何の問題もなく掃除してくれました。というのも、使っているベッドの隙間が10cm無いぐらいのものなのですが写真の通りギリギリを通過してくれています。このあたりはぜひ、自分の家の隙間を測ってもらえるとよいですね。ここは無理だろ、という部分でも10cmもあれば楽々と掃除してくれます。

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dreame D9

お手入れについて。メインブラシがかんたんに取り外せるので、絡まった糸や髪の毛を取り除くのが非常に楽です。掃除機の手入れ、という意外に手間のかかる「目に見えない家事」についても配慮してくれているのが嬉しい点です。それと掃除機本体の吸引力が強いので、髪の毛などの絡まりも少ないように感じました。このあたりは他のロボット掃除機をいろいろ使っていないので何とも言えませんが、お手入れが楽であることには違いありません。

水拭き掃除

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前述のモップと水タンクをセットするだけで自動的に水拭き掃除を開始します。水拭き掃除のときは直前にモップを十分に湿らして絞ってから本体にセット、掃除が終わったらすぐに取り外すことが必要です。

実際に吸引と水拭きの同時清掃をフローリングで行ってみました。動かした直後は「結構水の量が多いけど大丈夫かな?」という感想でした。水拭きの跡がちょっと遠目でもわかるぐらいにはっきり見えます。掃除後は床がびしょ濡れなのでは?と思っていたのですが、加湿器で湿度50%程度の冬の部屋でも5分も経つと水拭きの跡もなく、乾いていたので安心しました。

動作音・静音性

Dreame D9 で良かったのは吸引力以外にも静音性です。「マナーモード」、「標準」、「強」、「ターボ」の4つの掃除モードがあります。

標準モードで動作させたところ、たしかに掃除機を動かしているな、という音がしましたが特別に耳障りと言うほどうるさくありませんでした。さすがに強やターボで動かすとテレビの音が聞きづらいなと感じましたが、ハンディータイプやキャニスタータイプの掃除機に比べると比較にならないぐらいの静かさです。

さらに、マナーモードでの掃除は無音とまではいきませんが、アパート等で夜中に掃除しても隣室に響かない程度の静かさです。同時にテレビを見ていても全然気にならないぐらいなので、テレワーク中に掃除する場合でも問題ないでしょう。ちなみにモード変更にはアプリ連携が必要です。

標準でもしっかりゴミを吸い取ってくれるので、無理にモード変更しなくても良いな、と思います。また、マナーモードは標準よりも静かなだけに掃除終了までに少々時間が長く必要でした。

ちょっと余談ですが、こういった最近の家電の場合、アプリの連携を前提とした設計になっているものが多いですよね。Dreame D9の場合、アプリ連携しなくても使えますし、連携すればもっと便利に使える、というのが良い点です。例えば高齢の両親にプレゼントするとか、ビンゴ大会の景品にするとか、設定が苦手かもしれない相手に渡すときにも安心できます。

アプリ

Dreame D9 はスマホアプリ「Mi Home」を使用します。

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Mi Home には iOS版と Android版がありますが、今回は Android版で動作チェックしています。Mi Home をスマホにインストールした後に設定するとホーム画面に Dreame D9 が表示されます。

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Dreame D9 の操作画面と設定画面です。すでに1回掃除した後なので部屋の間取りが表示されていますが、かなり正確にマッピングしています。部屋の中にちょこちょこ見える黒い点はベッドやソファの足です。設定画面では掃除機本体の設定や掃除履歴を見ることが可能です。

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「装置の設定」では音量や通知の設定ができます。絨毯ブーストをオン/オフすると、自動的に絨毯の場所での吸引力が強化されます。リビングに絨毯の場所があり、オフとオンの状態のそれぞれで試したところ、ちゃんと絨毯のところでは吸引力が上がりました。オンのときのほうが絨毯部分でのゴミの量が増えたので間違いと思います。

本来であればしっかりと絨毯の段差などの写真を見せたいのですが、がっつりとキャラクターが入っているものなので版権の関係で割愛しました。

モード設定は標準での動作をマナーモード、標準、強、ターボの4種類から選べます。

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画像左側がマッピングしながら掃除したもの、右側はマッピング後に区域と掃除回数(2回)と指定した掃除の履歴です。かなり規則正しく動いていることが履歴でもわかります。アプリでは区域の指定以外にも立ち入り禁止や掃除禁止の区域も設定できます。

4.まとめ

Dreame D9はAmazonや楽天で販売中で、1月17日現在の価格は税込み31,350円です。

Dreame D9 を使ってみて思ったのは、いまの時代にぴったり合ったロボット掃除機だなということです。

ちょっと前までは「ロボット掃除機は外出中に使うもの」という意識があって、平日でも仕事中、休日でも買い物に行く直前に電源ボタンを押して掃除することが多かったかもしれません。けれども、在宅勤務・テレワークがこれだけ多くなってきていると家での食事のために調理と片付けをして、仕事しながらも家族の世話もして、ということで掃除する時間が犠牲になるのではないでしょうか?外出も少なくなるため、在宅時にロボット掃除機を使うことも増えると思います。

そんなときに短時間で静かに動作してくれる Dreame D9 は仕事に集中したいときの邪魔にならず、ベッドなどの下にも潜り込んでくれて、水拭きにも対応してくれるというテレワーク時代に寄り添ってくれる優しい家政婦さんのような存在です。

価格もメジャーなメーカーに比べるとリーズナブルです。「そろそろロボット掃除機を使ってみようかな?」というご家庭にもおすすめできます。

5.関連リンク

Dreame ロボット掃除機 D9:メーカーサイト
Dreame ロボット掃除機 D9:楽天
Dreame ロボット掃除機 D9:Amazon

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