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Wacom Bamboo Stylus - ちゃんと確認せずに買って失敗しました

Bamboo Stylusパッケージ
Vivotab Note 8 と言えばデジタイザが売りのWindowsタブレットです。デジタイザがついていると、位置指定などの精度が向上し、筆圧にも対応してくれるので、イラストが趣味の人には便利ですし、マウス代わりに使うにも便利です。そしてWacomがドライバをリリースしてからはより一層使いやすくなりました。8インチクラスのWindowsタブレットではVivotab以外にはデジタイザを搭載している機種はありません。ということで、せっかくVivotabを使っているのだから、デジタイザの性能を生かしていきたいものです。

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Vivotab Note 8 にはスタイラスが付属してますが、細く短くちょっと頼りない…。ということで、チャンスがあれば「ちょっといいスタイラス」を買いたいと思ってました。

で、先日そのチャンスが巡ってきました。近所の家電量販店でWacomのBanboo Stylusがセール品になっていたんです。以前から2ちゃんねるなどでBanboo Stylusの評価が高いことを知っていましたし、Vivotabのデジタイザも同じWacom製、ということで、よく調べずに衝動的に買ってしまいました。価格は2,000円を下回り、Amazonより安いかも、などとお得感に浸りつつ、ね。

Bamboo Stylus duo
購入したのはBamboo Stylus duo CS-110/K0という型番のもので、開封してみると一方の端がスタイラス、もう一方の端にボールペンがついていました。
Bamboo Stylus ボールペン
質感も非常に高くて、ビジネス用のボールペンとしても満足できそうな高級感のあるデザインです。あとで知ったのですが、CS-110/K0というのは現行モデルの一つ前の型番らしく、現在はCS150Kという型番になっています。だから安かったんですね。もちろんそのことにはまったく不満はないですけど。

Bamboo Stylus スタイラス
こちらがスタイラス側。思ったより太いですが、ゴム製の先端部分は柔らかく、タブレットで使うときの感触はよさそうです。

Bamboo Page
さっそくWindowsストアからBamboo PageというWacomの公式アプリをダウンロードして書き味を試すことにしました。

あれ?

筆圧が効かない。いくらやっても線の太さが一定のまま変わりません。専用のドライバでも必要なのかな?などと不審に思っていろいろ調べてみたら、Wacomのサイトにこんな記述が…。

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Bamboo Stylus feel(CS300UK、CS300UW)、Bamboo Stylus feel for Samsung Galaxy Note(CS300UK2、CS300UW2)、Bamboo Stylus feel carbon(CS400UK)では、Wacom feel IT technologiesが搭載されたWindows 8 対応タブレットおよびAndroidタブレットで筆圧を感知します。

Bamboo Stylus solo(CS140シリーズ、CS-100シリーズ)、Bamboo Stylus duo(CS150シリーズ、CS-110シリーズ)、Bamboo Stylus alpha(CS150シリーズ、CS-110シリーズ)、Bamboo Stylus pocket(CS-200)、Bamboo Stylus mini(CS-120シリーズ)には筆圧を感知する機能はありません。

手元にあるBamboo Stylusの型番は、CS-110。そう、もともと筆圧感知機能がついていなかったんですね。

これはきつい!Bamboo StylusはWacomの製品だから全部筆圧が効くはず、と勝手に思い込んでいた私の完全なミスです。

そして、筆圧に目をつぶったとしてもBamboo Stylusの使い勝手は付属のスタイラスとくらべて非常に悪いものでした。付属のスタイラスは本体側のデジタイザと組み合わせて使う場合、紙に書くのと同じような感覚で書けます。書いている最中に画面に手を触れても影響を受けることはありません。一方Bamboo Stylusで書こうとすると、書いている最中に画面に手が触れると思い通りに書けなかったり、手を触れた部分に線が引かれたりします。筆圧感知機能がないとWacomのドライバが機能しないんですね。

書き心地も非常に悪く、付属のスタイラスペンの足元にも及ばない感じでした。そりゃそうです、指先の力加減で太くも細くも書けるペンと、どんな書き方をしても抑揚のない線しか書けないペンじゃ、気持ちよさが全然違います。皮肉にもこのとき、「デジタイザってスゲー」と感心してしまいましたよ。

同じBamboo Stylusでも筆圧感知機能のあるCS300シリーズとかCS400シリーズであれば、間違いなく付属のスタイラスペンよりも書き心地がよかったでしょう。また、もしVivotabにデジタイザがついていなければ、「こんなもんかな」と納得していたかもしれません。結局、購入したBamboo Stylus duo CS-110/K0は、「見た目高級感のあるボールペン」としての使い方しかできなくなりました。だって付属のスタイラスのほうが100倍使いやすいのに、わざわざ外付けのスタイラスを使う必要は全くないですから。

スタイラスとかマウスといった比較的買いやすい価格のアクセサリはよく考えもせずに買ってしまいがちですが、たとえ安いものであっても狙った機能が使えないときのショックは結構でかいので、よく調べてから買いましょう。

参考にさせてもらったサイト

Bamboo Stylusには筆圧を感知する機能はありますか?:Wacom よくあるご質問と回答
タブレットユーザー必読! 当たり外れが多いタッチペン使い比べ:日経トレンディネット
※日経の記事はスタイラス買なら事前に必読!
Bamboo Page:Windowsストア

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