こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。私は自営業で、パソコンに向かう仕事なので、「外出を自粛しろ」と言われても特段仕事に支障をきたしません。しかし「なるべく外に出ないように」すると、本当に体を動かさなくなってしまうので、顕著に運動不足に陥ります。ここ1週間くらい、体調が思わしくないので、毎日少しずつウォーキングをするようになりました。といっても「7キロ」とか「8キロ」を歩く程度なので、ビジネスマンの人の通勤・日中の活動などをトータルした歩数とあまり変わらないというか、むしろ少なめだと思います。実際先日渋谷で開催されたGPD WIN MAXの発表会に参加した際の歩数がトータルで5キロくらいでしたからね。
読者の皆さんの中にもいまだテレワーク中の人がいると思いますが、3密に注意しながら気晴らしの散歩など、少し意識的に運動をするように心がけるといいんじゃないか、と思います。毎日の健康管理に役立つのが「ヘルストラッカー」というジャンルの低価格スマートウォッチです。Xiaomi Mi スマートバンド4は日本でもかなりの人気商品となりました。今回ご紹介する「Bakeey T1」もまた、ヘルストラッカーのジャンルになる低価格(というか激安)スマートウォッチで、「中国製品で最近流行の」各種測定機能も搭載しています。
1.スペック
サイズ:42 × 19 × 12 mm / 25 g(本体のみ)
対応OS:Android 4.4以上/iOS 8.4以上
スマホアプリ:Wearfit2.0
接続:Bluetooth 4.2
ディスプレイ: 1.14インチ(240 × 135)
素材:プラスティック(バンドはシリコン)
バッテリー:90 mAh(使用4日、スタンバイ7日)
防水・防塵:IP67
CPUとかRAM、ストレージは開示されていませんが、製品特性上あまり気にしなくていいでしょう。実は私、この製品を注文してまして、まだ手元には届いていないんですが、冒頭記載の通り、「中国トレンド」といいますか、各種健康指標測定機能がついています。
・体温測定(体温計になる)
・心電図(ECG)
・血圧測定
・血中酸素濃度測定
これらの機能が一通り使えます。とはいえ、日本円で送料込み2,000円台で購入できるような製品なので、精度にはそんなに期待すべきではないでしょう。もしこの価格でこれだけの機能が高精度で測定できるのであれば世話はないというか、日本の機器メーカーがみんな潰れちゃいますからw
しかし、例えば体温計にズレ(クセ)があったとして、それでも毎日使っていれば感覚的に異常を察知しやすいのではないか、と思います。また心電図なんて素人にわかるようなものではありませんが、それでも「おかしい」と感じたら医療機関に行ってみる、とかはできるかもしれません。といいますか、くどくど書かなくても読者の99%以上は私の言いたいことはわかってくれると思います。でもコンマ何%か「これがあれば病院に行かなくていい」とか思っちゃう人がいるといけないので、念のために書いておきます。「あくまでも日々の運動時に目安程度に使うべきもので、この製品の測定結果に関わらず、おかしいと思ったら医療機関に行ってください」ということです。
また、一般的なヘルストラッカーとしての機能も一通り揃っていて、例えば各種スポーツごとに消費カロリー計算とか活動時間測定などをしてくれます。私は現在LEMFO LEM 9というAndroid OS搭載スマートウォッチを装着してウオーキングしていて、経過時間と歩数の確認、たまに心拍数をチェックするくらいですが、複数のアクティビティをする場合、種目別に測定できるのは便利です。ただ、これってほとんどのヘルストラッカーにはついている機能ですけどね。
また、スマホアプリのWearfit2.0を使って歩いた(歩く)経路を表示したりすることもできます。ただ、私はWiiWatch 2というアプリを使っているのですが、Wearfit2.0にしてもWiiWatch 2.0にしても、アプリの評価はお世辞にも高いとは言えませんので、より本格的に日々の記録をとったり、各種データをしっかり確認するということだと、Mi スマートバンド 4などの大手メーカー製品を使うほうがいいかと思います。
それと、各種通知機能(電話着信、メールやTwitter、Facebookのメッセージなど)もついていますし、IP67レベルの防水・防塵性能もあります。IP67レベルというのは製品特性上なにげに重要な要素かと思います。
2.筐体
安価なヘルストラッカーというと、Xiaomi Mi スマートバンド 4のデザインが標準というか、「Mi スマートバンド・リスペクト」な製品が多いと感じますが、Bakeey T1は「割と腕時計っぽい」デザインになっています。個人的には悪くないと思いますね。ウオッチフェイスも変更できますし。
バンドの色は3色から選べます。私は「黒がいちばん無難そう」と思い、黒にしました。まあ、高級感とかは期待できませんね、ええ。
筐体は「環境に優しいプラスティック製(メーカーの説明)」で、バンドはシリコン製です。また、前面下部にあるシルバーの部分がタッチセンサーになっていて、ここで各種操作をするようです。
背面にはセンサーが見えます。ただ、ウインタブでいつも紹介しているAndroid OS搭載のスマートウォッチとは異なり、SIMスロットやPOGOピンなどは見当たりません。この製品はUSB充電という説明がありましたので、本体とバンドの接続部あたりにmicroUSBポートがあるのではないか、と思います(あくまで想像です)。
3.価格など
Bakeey T1は中国の通販サイト「Banggood」で販売中で、6月11日現在の価格は22.99ドル(円)ですが、クーポンコード「BGJPBKT1」を使用すると15.59ドル(1,721円)円で購入できます(6月30日まで)。ただし、送料が7.04ドル(777円)かかりますので、クーポン利用の場合でも実質的には2,498円となります。なので、お友達やご家族と一緒に複数台購入するほうがお買い得になりますね(同一住所なら送料は7.04ドルのまま)。
記事中に書かせていただいたとおり、私はこの製品を購入しました。ただし、諸機能すべてに信頼がおけるとは思っていません。「実際どのくらい使えるかな」というのと「手持ちのスマートウォッチだと少し重いので、これから暑くなることでもあるし、薄くて軽いのがいいなあ」くらいの気持ちで注文しています。「価格なり」以上の使い勝手なら「もうけもん」ですよね。あと、Mi スマートバンド 4なら他のライターさん(複数)がすでに使っているので、個人的には目新しさがない、というのもありますw
4.関連リンク
Bakeey T1:Banggood
※クーポンコード: BGJPBKT1(6月30日まで有効)
コメント
拙宅にもT1届きました。多機能さにかけては凄いですね。
こんにちは。私の家にも届きましたが、まだ未開封です…。
体温計機能があるスマートウォッチはBakeeyくらいしか無いので、ダメもとで購入しました。スマホアプリはWearfit 2.0です。脇の下の体温より+0.5℃高い体温で表示されるようです。
こんにちは。私が購入した分も届いたのですが、まだ全然試せてないです。体温に関しては「+0.5度」という経験則ができれば、割と使えそうですね。