多くの読者にはどうでもいいであろう、しかしウインタブとしては大好きな「メカニカル電卓(メカニカルスイッチを搭載した電卓。ウインタブの造語です)」。たいして機能もないくせに値段ばかり一人前な製品ジャンルです。私は数年前にLOFREE製のものを購入し、現在は「DAREU Z19」という製品を愛用しています。後者はPC用のテンキーにもなりますが、私はもっぱら「電卓」として使っています。もはやメカニカル電卓の気持ちよさなくしては生きていけないですね。
今回ご紹介するのは8BitDoというメーカーの「Retro 18 Mechanical Numpad」という製品です。8BitDoについては以前メカニカルキーボード「Retro Mechanical Keyboard」の紹介記事を掲載していますが、Retro 18 Mechanical Numpadはこのキーボードとセットで使うことを想定した製品です(もちろんセットで使わなくてはならないということはありません)。
8BitDo Retro 18 Mechanical Numpad | |
機能 | テンキーパッド / 電卓 |
接続方式 | USB有線 / USB無線 / Bluetooth |
スイッチ | Kailh Box ホワイトスイッチ V2(ホットスワップ対応) |
キー数 | 18(昇華転写PBT/ダブルショットABS) |
バックライト | クリアホワイト |
バッテリー | 1,000 mAh |
サイズ | 170 × 104 × 45.5 mm |
重量 | 300 g |
こちらがスペック表。
キースイッチはKailh製で生意気にもホットスワップに対応しますので、ハンダコテなどの工具を使わずにキースイッチを交換できます。
キー数は18でキーキャップの素材は筐体色によって異なります。
全4色あり、左からFami(たぶんファミコンのファミ)、N、M、そしてC64といい、C64のみキーキャップがダブルショットABS、他は昇華転写PBTです。さらに生意気なことに「Nキーロールオーバー」対応です。
横から見るとこんな感じ。キーストロークは開示されていませんけど、4 mmくらいはありそうです。実機に触れたことはありませんが、Kailhのスイッチでこの面構えなら使っていて気持ちよくないはずなかろう、と思います。
この製品はUSB有線/USB無線/Blurtooth接続に対応しており、「充電式」です。なので側面にUSBポートを備えており、ユニークな形状のUSB子機は底面に収納できます。
上部にはスイッチ類。接続の切り替えができる他にPCの電卓アプリを起動するボタンもついています。
あと、サイズなんですけど、電卓としては結構大きいです。
これ、先日記事にしたRetro Mechanical Keyboardとセットで使っているところなのですが、これを見ても大きいのがわかると思います。ちなみにウインタブがレビューし、現在も愛用しているDAREU Z19とサイズを比較すると…
8BitDo:170 × 104 × 45.5 mm / 300 g
DAREU:147 × 95 × 39 mm / 200±5 g
こんな感じです。DAREUも結構な大きさなんですけどね。
8BitDo Retro 18 Mechanical NumpadはAliExpressでも日本のAmazonでも購入できます。AliExpressでは複数の出品者がいますが、割と大丈夫そうなショップ(Game Time Storeというゴールドバッジのついたショップ)の価格が安く6,490円です。Amazonでは8,690円ですが、メーカー直の出品のようです。
もちろんAliExpressのほうが安いですが、Amazonのほうが配送が早く、初期不良の際などもなにかと安心だとは思います。
冒頭にも書きましたが、メカニカル電卓というのは読者の方々にはそれほど刺さらない製品かな、と思います。でも、使っていて間違いなく気持ちがいいですし、この製品の場合はPCのテンキーとしても使えますので、このくらいの価格なら試してみる価値はあるんじゃないでしょうか。
関連リンク
8BitDo Retro 18 Mechanical Numpad:Game Time Store(AliExpress)
※評価の良いショップですが、ウインタブとは取引がなく、円滑な売買取引ができるという保証はできませんのでご了承ください
8BitDo レトロ 18 メカニカル テンパッド:Amazon