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WindowsPhoneの小ネタ - カーブフリックをマスターしよう!

カーブフリックのイメージ画像

画像出所:Amazon

こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。4年ぶりに日本に登場したWindowsPhone「MADOSMA」も発売後10日を経過しました。WindowsPhoneが日本に再上陸するのをずーっと待っていた人たちにとってMADOSMAは本当にありがたく、うれしい存在ですが、世の中にはさほどWindowsPhoneに思い入れがあるわけでもなく、物珍しさでMADOSMAを購入した人も多いですよね。そういう人たちの評価こそ重要なのですが、このところ辛辣なレビュー記事やツイートも目にするようになりました。例えば日本語のフォントが中国語っぽくなる(CJK混合フォントというらしいです)とか。調べてみるとこれはMADOSMAのせいではなく、WindowsPhoneOSと個々のアプリの設定によるものらしい(詳しくはここを読んでください)のですが、そんな理屈は一般ユーザーにはどうでもいいことで、自分が使ってみて表示される「結果が全て」なわけです。予備知識なくAndroidとかiPhoneからWindowsPhoneに乗り換えたような人はショックを受けるのも仕方ないかなと思います。一方地下に潜ってずっとLumiaを使っていたような人たちはすっかり慣れっこなので、特に気にしないでしょう。

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ともあれ、大多数の、WindowsPhoneにさほど思い入れがなく、好奇心でMADOSMAを使っている人たちにMADOSMAを気に入ってもらい、使いこんでもらうことがWindowsPhoneを普及させるために大切なことだと思います。辛辣なレビュー記事というのはあって当然だし、そういう記事を書く人を批判するのも正しくないと思います。なので、できる範囲でWindowsPhoneそしてMADOSMAのいいところをアピールしていきたいものです。ということで、今回はWindowsPhoneのいいところ「カーブフリック」について書いてみます。

1.カーブフリックってなに?

スマホの日本語入力で使う「フリック操作」はiPhoneでもAndroidでもおなじみです。WindowsPhoneも複数形態のソフトキーボードが用意されていますが、もちろんフリック入力用のものもあります。

カーブフリック
上の画像はMADOSMAでメールを作成しようとしてキーボードを出したところです。左側は「た」のところで↑向きに指を動かして「つ」を選択しています。ここでiPhoneやAndroidでは見ない「˝」が「つ」の右側に、「小」が「つ」の左側に表示されています。この表示によって「づ」や「っ」をひとつの動作で入力できるということなんです。「づ」を入力するのは「た」のところから↑向きに指を動かし、そのまま連続で→向きに指を動かします。「↑→」ですね。ちなみに昇竜拳は「→↓↘」ですね。あ、混乱させてすみません。

「っ」の場合は、「た」のところからスタートして「↑←」となります。また、上の画像の右側は「は」を選択していますが、ここから斜め右上に指を動かすと「ば」、斜め左上に指を動かすと「ぱ」が入力できます。このように、WindowsPhoneではひとつの動作で「濁音(˝)」「半濁音(゜)「促音(っ)」を入力できるので、効率よく作業できる、というメリットがあります。このカーブフリックは、操作に慣れている人からの評価が非常に高く、「これがあるからWindowsPhoneから離れられない」ということを言っている人もいます。

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しかし、私はもともと不器用なうえ、普通のフリック操作もあまり上手にできないので、カーブフリックに慣れるのはかなりつらいと思いました。でも、カーブフリックを使いこなせれば一段とWindowsPhoneが楽しくなるようなので、なんとかしてマスターしたいな、と思います。

2.お助けアプリ

PCでもスマホでもタイピング練習用のアプリって、よく見かけますが、WindowsPhoneストアにもカーブフリックを練習できるアプリがありました。いろいろ調べてみて、2つ見つけたので、簡単に紹介します。

2015年7月19日追記:
現在、Web版のWindowsストア、WindowsPhoneストアが改装中のため、当初記事中に張っていたストアへのリンクが切れてしまいました。そのため、いったん記事中に張っていたリンクを解除しました。この記事で紹介しているアプリをインストールする場合は、直接Windowsストアにて該当のアプリ名を検索していただきますよう、お願いいたします。

ひらがな入力練習

ひらがな入力練習
非常にシンプルでゲーム性はほとんどありません。プレーンな入力トレーニングアプリ、という感じです。「通常モード」と「カーブフリックモード」があり、いずれも単語ではないひらがなの羅列、例えば「ばほぶっくぽ」みたいな語句をひたすら入力し続け、タイムを測定する、というものです。意味のないひらがなが入力対象なので、あまり面白味は感じられませんが、「カーブフリックモード」では鬼のようにカーブフリックを要求されるスパルタ仕様となっています。このシゴキに耐えられれば「カーブフリックマスター」もまじかかも。

アプリ種別: WindowsPhone用アプリ
アプリサイズ: 1MB未満
価格: 無料
WindowsPhoneストア: ひらがな入力練習

TextTextRevolution!

TextTextRevolution!
こちらは日本語だけでなく多言語でタイピング練習ができるアプリです。もちろん「Japanese」を選択すればカーブフリックも練習できます。「ひらがな入力練習」と比べるとゲームっぽい作りになっていますし、入力を練習する文字もちゃんとした単語です。「いくつかの単語を入力し、タイムを競う」というのは「ひらがな入力練習」と同じなんですけど、ランキングとかも表示されますし、入力を間違えると文字が赤くなって怒られてしまうので、エンタメ要素もあります。最初はこちらのほうがおすすめかな。

アプリ種別: WindowsPhone用アプリ
アプリサイズ: 7MB
価格: 無料
WindowsPhoneストア: TextTextRevolution!

3.ダメ出しする前にちょっと練習してみて

ずーっとAndroidを使っていて、WindowsPhoneにしてみたら、フォントは中華だしアプリも少ないし、キーボードも使いにくいし、あー失敗した!っていう人もいると思います。でも、もう少し慣れてみないと本当の評価ってできません。誰だって、どんなに優れたハードウェアだって、使い始めは少しだけ戸惑います。まずはカーブフリックを少し練習してみてください。カーブフリックに慣れてきた頃にはWindowsPhoneそしてMADOSMAの評価が変わるかもしれませんよ。あと、MADOSMAに満足している人たちも、頑張ってカーブフリックをマスターしたら、さらにMADOSMAが可愛く見えると思いますよ!すでにカーブフリックなしでは生きていけない人は…、昇竜拳でもやっときますか。

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コメント

  1. 1 より:

    「カーブフリック」で画像検索すると出てくる、矢印で軌跡を描いてある図がわかりやすい

  2. 1 より:

    フルキーボードのレイアウト時のWord Flow keyboardもそうだけど、一筆書きのような感覚で入力できるのが良い

    • wintab より:

      1さん、こんにちは、コメントありがとうございます。図についてはのちほど修正してみたいと思います。あと、Word Flow keyboardについても小ネタ記事にしたほうがいいですよね。私がもう少し練習してからの話ですけど…。

  3. bonapard より:

    iPhoneが最初っから使いやすかったのは、孫さんが日本で売りたいために尽力したおかげじゃなかったでしたっけ?(うろ覚え^^;今さら調べる気にもならない)
    MADOSMAが出たのは、マウスコンピュータの功績と言えると思いますが、日本でWindowsPhone8.1が出てなかったのですから、ローカライズがまだまだなのは、仕方ないと思います。

    自分もiPhone使ってるときから、フリック入力は得意ではないですが(^_^;)、WindowsPhone8.1のフリック入力は良く出来てると思います。
    Windows10Mobileが出てから、さらに良くなるのではと思ってます。

    まだ、iPhoneからすべてを置き換えるのは難しいですが、MADOSMAを手に入れてから、iPhoneはほとんど弄らなくなりました。
    これから、WindowsPhone8.1の良いところを見つけて行きたいと思います。

    • wintab より:

      bonapardさん、こんにちは、コメントありがとうございます。私も正直なところ、まだiPhoneのほうが慣れているので、iPhoneも一緒に持ち歩いています。でも少しづつMADOSMAを使う時間のほうが長くなってきました。アプリのほうも充実してきましたし、カーブフリックも少しはさまになったかな、とw