7月11日からAmazonプライムデーが開催されます。年に一度のビッグセールなので、このタイミングで買い物をしようと思っている人も多いのではないでしょうか?今回は「ペンタブレットのXPPen」のプライムデー(セール)情報です。プライムデー本番に先立ち、7月8日から「プライムデー先行セール」がスタートする予定で、XPPenは先行セールから本番まで(7月8日から14日まで)の期間、セールを開催します。
まず、主なセール品の一覧表から。
製品名 | 通常価格 | セール価格 | 割引率 |
---|---|---|---|
Magic Note Pad | 65,980円 | 56,090円 | 15% |
Magic Drawing Pad | 84,900円 | 63,675円 | 25% |
Artist Pro 16(Gen2) | 76,980円 | 61,930円 | 20% |
Artist 12セカンド豪華版 | 36,980円 | 26,820円 | 27% |
Artist Pro 24(Gen2)4K | 199,800円 | 165,434円 | 17% |
Artist 13.3 Pro V2 | 45,980円 | 36,290円 | 21% |
Deco01V2 | 6,980円 | 5,399円 | 23% |
Deco640 | 4,990円 | 3,643円 | 27% |
Deco Pro(Gen2)シリーズ | 24,900円 | 19,025円 | 24% |
※製品名をクリックするとAmazon製品ページが開きます。
この表には大別して「Magicシリーズ」「Artistシリーズ」「Decoシリーズ」が掲載されています。以下にそれぞれのシリーズの特徴を説明します。
Magicシリーズ
Magicシリーズは「Androidタブレット」です。動画を観たり、ゲームをしたりといった「普通のタブレット」の使い方もできますが、XPPenならではの「超高品質(筆圧16,384段階)なペン入力」ができる、というのが大きな特徴です。
Magic Drawing PadとMagic Note Pad、どちらもAndroidタブレットではあるのですが、製品仕様・製品特性には違いがあります。Magic Drawing Padはディスプレイが12.2インチで109% sRGB、82% Adobe RGBの発色品質、RAMとストレージ容量も大きめ(8GB/256GB)で筐体も599 gあります。
一方のMagic Note Padはディスプレイが11インチ、筐体重量も495 gとやや小型・軽量で、表面に紙のような加工が施されていて、もちろんイラスト制作にも使えますが、どちらかと言うと「(メモを取ったり手書き文書を作成したりといった)まさにノート」的な使い方に向きます。背面をフラットにする目的からか、背面カメラも非搭載です。
ウインタブではMagic Note Padをライターのnatsukiさんがレビューしていますので、記事をご参照ください。
そして価格ですが、Magic Note Padのほうは「過去最安値(ウインタブ調べ)」だと思います。発売記念価格より安いですね。
Artistシリーズ

Artist Pro 24 Gen 2 4Kモデル
Artistシリーズは液晶ディスプレイを搭載するペンタブレット「液タブ」です。XPPenは幅広いサイズの液タブをラインナップしており、仕様は製品ごとに異なりますが、概して「品質の割に安価」です。ウインタブでも(プライムデーの対象製品ではありませんが)何機種か実機レビューをしており、レビュアーの評価は非常に高いです。
私自身はXPPenの液タブをレビューしておらず(レビュースキルがない)、絵心のあるライターさん、もしくはプロのイラストレーターの方に使用感をレビューしてもらっているのですが、それらのレビューを見ると、概して「ワコムに匹敵する性能の製品をワコムの半額あるいはそれ以下で購入できる」というのが大きな魅力と言えそうです。
Decoシリーズ

Deco Pro(Gen 2)
Decoシリーズは液晶画面のないペンタブレット「板タブ」です。液晶がないので液タブよりもずっと安価に購入ができますが、プロでも好んで板タブを使われている人が多いので、決して「安かろう、悪かろう」ということではありません。
ただし、安いことは間違いないので、初めてPCで絵を描くのだ、という人にはとっつきやすいジャンルであることは間違いないですね。プライムデーでは6インチとコンパクトサイズのDeco640が3,000円台から購入できるので、ペンタブレットデビューには絶好のチャンスかと思います。
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2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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