レノボが「初売りセール」をスタートさせました。このセールの目玉は2つ「Copilot+ PC」と「CES 2025で発表された新製品」です。レノボは一部の新製品をCESでの発表とほぼ同時に国内でも発売しています。これって、いままでのレノボには見られなかった「高速対応」ですよね!今回はそれらの新製品についてご紹介したいと思います。今年のレノボはAndroidタブレットにも注力するようですね。
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1.ThinkPad X9シリーズ
価格:
X9 14:184,470円から
X9 15:199,485円から
購入特典:
・My Lenovo Rewardポイント10倍
・購入者全員にAmazonギフト券1万円分プレゼント
スペックの例(X9 14:184,470円モデル)
OS:Windows 11 Pro
CPU:Core Ultra 5 226V
RAM/ストレージ:16GB/256GB
ディスプレイ:14型OLED(1,920 x 1,200)
サイズ:311.8 x 212.3 x 6.7–17.18 mm/1.24kg
ちょっと意外ですが、レノボがCESで発表したThinkPadはこの2機種のみです。そして、2機種とも国内販売がスタートしました。X9 14は14型のモバイルノートPC、X9 15は15.3型の「据え置き、ときどきモバイル」な使い方ができるノートPCです。CPUにCore Ultraシリーズ2を搭載するCopilot+ PCで、これもちょっと意外なんですけど20万円を切る価格から購入できます。
ただし、X9 14の最低価格(184,470円)モデルのスペック表を見ていただくと、CPUをもうワンランク上に…とかオンデバイスAI処理に向けてRAMとSSDをもう少し大きくしたいとか、そんな印象もありますよね。でもこのモデルは注文時に構成のカスタマイズが可能です。試しに「CPUをCore Ultra 5 228Vに、RAMを32GBに(RAMはCPUをカスタマイズすると自動的に決まります)、SSDを512GBに、ディスプレイを2,880 × 1,800解像度のタッチパネルに」すると229,515円となりました。これでも搭載CPUやディスプレイの仕様から見て、そして「ThinkPadのニューモデルである」ことを踏まえると決して高くないと感じられます。
また、価格に関しては、ポイント10倍(税抜価格の10%)がつきますし、Amazonギフト券も1万円分もらえますので、実質的に26,000円から30,000円以上の割引が受けられる、と言っていいでしょう(現金値引きとは異なりますけどね)。それを踏まえると、229,515円にカスタマイズしても実質20万円そこそこで買えることになります。この価格は必ずしもThinkPadだから、ということでなく、Core Ultraシリーズ2搭載のCopilot+ PCとしても非常にお買い得だと思います。
ただし、既存のThinkPadユーザーにとってはちょっと残念かもしれない話もあります。「筐体が黒くない」とか「キーボードが一新され、トラックポイントが廃止された」といった「重大な変更」もなされています。私(ThinkPadの大ファンにしてThinkPadユーザー)もまだX9シリーズの実機に触れてはいませんが、レノボは使いにくい製品にThinkPadを名乗らせたりはしないと思うので、きっと既存のThinkPadよりもさらに使いやすくなっているんじゃないかと…。
ともあれ、発売直後の「全く新しいThinkPad」が実質的に大きな割引価格になっているのはうれしいですよね!
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2.Androidタブレット4機種
Snapdragon 8 Gen 3搭載のハイエンド機
価格:
Legion Tab(8.8型):79,860円
Yoga Tab Plus(12.7型):89,980円
購入特典:
・ADP保証1年間を無料でセット
CESではSoCにSnapdragon 8 Gen 3という、現時点では最高性能の型番を搭載するハイエンド・タブレットが2機種発表され、国内での販売もスタートしました。Legion Tabは8.8型で製品名に「Legion」とある通り「ゲーミングタブレット」、Yoga Tab Plusは12.7型と大きく、オプションでキーボードが用意され、筆圧対応のペンも付属する「AIタブレット」です。
ハイパフォーマンスなSoCの「力の使いどころ」というかメーカーの見せ方は異なりますが、いずれも最高性能のタブレットであることは間違いなく、ディスプレイの仕様もSoCに見合った高品質なものが搭載されています。また、この2機種は7万円台とか8万円台という、とてもSnapdragon 8 Gen 3を搭載した製品とは思えないくらいの低価格です。タブレットでも性能にこだわりたい方にはおすすめですね。
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ミッドレンジ及びエントリー機
価格:
Idea Tab Pro(12.7型):54,780円
Lenovo Tab(10.1型):24,200円
購入特典:
・ADP保証1年間を無料でセット
Idea Tab ProはSoCにDimensity 8300を搭載する、一応この記事では「ミッドレンジ」と書きましたけど、Antutuスコアが約140万点をマークする非常に高性能なタブレットです。また、ディスプレイはスペック表の上だと上位モデルのYoga Tab Plusと同じ仕様ですし、筆圧対応のペン入力も可能、ペンも付属します。SoC性能とかスピーカーの個数(Yoga Tab Plusは6スピーカー、Idea Tab Proは4スピーカー)、AI機能の実装について差がありますが、それでも「Antutu140万点で3Kディスプレイ、JBLの4スピーカー搭載で54,780円」というのは本当に素晴らしく感じられ、個人的には「最もおすすめ」です。
Lenovo Tabのほうは「エントリースペック」で間違いないですね。SoCのHelio G85はAntutuスコアが約26万点なので、ウインタブがよくご紹介している中国タブが搭載しているUNISOC T606と大差ありませんし、RAM4GB、ストレージ64GBというのにも不足感があります。ただし、ディスプレイはWUXGA(1,920 × 1,200)と、エントリータブとしては高解像ですし、キックスタンド付きのケースも付属しますので「動画用」としてはとても魅力的です。
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タブレットのまとめ
ここにご紹介した4機種はすべて「発売記念」として通常の保証にはない「火災、液体こぼし、落下、自然災害による破損など 予期しない事故による障害をカバー」するアクシデント・ダメージ・プロテクション(ADP保証)1年分が付属します。
それと、4機種ともすべて「LTE/5G非対応のWi-Fiモデル」であることにご注意下さい。
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