こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回は中華の2 in 1「Jumper EZPad 6」の読者レビューを掲載します。レビュアーは「クグリー」さんで、「普段使いの2 in 1」として、いろいろなことを試していただきました。シンプルに、でも知りたいことがよく分かるレビューだと思います。また、クグリーさんには諸事情でレビュアー当選のご連絡および実機発送が遅れてしまったにも関わらず、迅速にレビューを書き上げていただき、感謝しております。では、クグリーさんのレビューをどうぞ!
1.はじめに
こんにちは、今回「Jumper EZpad6」をレビューさせて頂くことになりましたクグリーと申します。
所持していたLAVIE TABの液晶の故障を機に新しいWindowsタブレットを購入しようと考えていた折、ウインタブ様で読者レビュー募集を知り応募させていただきました。今回このような機会を与えてくださったウインタブ様並びに提供元でございますGearbest様、保護フィルムを提供してくださったPDA工房様に御礼申し上げます。ありがとうございました。
このレビューはJumper EZpad6で書かせていただいております。レビュー記事を書くのは初めてで至らない点もあるかと存じますが、最後まで読んでいただけたら幸いです。
2.筐体
スペックにつきましてはウインタブ様が実機レビューにて詳細を記載してくださっているので、ここでは主にサイズ比較や外観についてのレビューをします。
まずサイズ比較として、画面サイズが7インチのAmazon Kindle fire HDX7と比較してみました。
反射による映り込み防止のため背面から比較しましたが、11.6インチのタブレットということもあり、かなり大きいですね。
身近なもので比較してみた結果A4サイズの紙とだいたい同じぐらいの大きさでしたので、そのぐらいのサイズのタブレットと思っていただければ分かりやすいかと思います。
筐体はアルミ製なのか、筆者には判別がつきませんでしたが見た目は良好で安物とは感じられませんでした。背面にはロゴやいくつか注意記号がありますが、配色は筐体と似た色ですので遠くからはほとんど認識することはできません。
質感・外観ともに高い水準です。ただスベスベするので油断すると落としてしまいそうだと感じられました。これはカバーをつけることで解消されるとは思いますが、カバーを付けるとキーボードと干渉するため、キーボードを付ける時はカバーを外す必要がありそうです。
今回Gearbest様、ウインタブ様のご好意で専用キーボードも提供してくださりましたが、本来、キーボードは別売り品です。キーボードを買わないという選択肢もありますが、サイズ等を考慮するとキーボードもセットで購入し「ディスプレイが取り外せるノートPC」という使い方が一番のような気がします。
3.使用感
ハード面
ディスプレイは1920×1080の解像度で表示できるということもあり高精細に感じられました。発色に違和感はなく、タッチ精度も良好で「よく出来ているな」と感じられました。
キーボードはプラスチック感がありますが、価格・外観は良いので十分許容範囲です。タブレットとの接続はスムーズで、位置を合わせたらあとはマグネットで吸い付く感じで簡単にキーボードと接続ができます。
USBポートがキーボード側に2つありますが、パワー供給は不足しているようで、残念ながらバスパワーで外付けCD/DVDドライブは動きませんでした。USBメモリやマウスを動かすぐらいが精一杯かな?と思われます。
ポート類ですが、タブレット側のDC-INのプラグが「カチッ」と装着感のある感じがなく「本当に刺さっているのか?」と何回か確認してしまいました(笑)。また、キーボード側の2つのUSBポートは硬く、普段のUSBポートに装着する時より少し力を込めて入れないと刺さらず、これも難点かなと感じました。
ソフト面
Microsoft Edgeでブラウジングをし、10個程度のタブブラウズをしても快適にブラウジングをすることができました。
文章作成も入力が明らかに遅延するようなことは起こらず、ライトユーザーには十分な性能だと思います。
ゲームは「Minecraft Windows 10 Edition」や「World of Tanks Blitz」で遊んでみましたが、画質等最高設定では快適とは程遠く、最低設定でそこそこ快適に動くようになりました。ゲームをするならば別のPCなりタブレットなりを検討した方がよさそうです。
結論としては、RAMは4GBあり画面が固まることもなく使用できますが、CPUは価格相応の性能ですのでゲームなどのCPU性能を求める用途で使うのは難しいと感じました。
4.まとめ
中華タブレットにはいろいろ難点もあり使いづらいのではないかという偏見を抱いていましたが、このレビューを振り返ると全くそんなことはなく、価格も相まってとても実用的で面白いと感じられました。
ゲームをするのであればこの中華タブよりもっと処理性能の高いWindowsタブレットを探すのが賢明ですが、文章作成やWeb閲覧等を主目的にしているライトユーザーやサブで安価でそこそこのWindowsタブレットが欲しい、という方にはこのEZpad6は強力なツールになると思います。
タブレットとして、PCとしても十分に使え筐体の質感も高く長く使っていけそうと感じられる、中華タブレットの完成度の高さをうかがえる、そんなタブレットでした。
最後になりますが、拙い私のレビュー記事を最後まで読んでくださったウインタブ読者の皆様と、今回このような機会を与えてくださったウインタブ様、提供元でございますGearbest様、保護フィルムを提供してくださったPDA工房様に改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。
5.関連リンク
Jumper EZpad 6 ー 11.6インチで筺体品質よし、性能は期待通り、価格は割安と納得の中華タブ(実機レビュー)
Jumper EZpad 6 2 in 1 Tablet PC:Gearbest
Crystal Shield:PDA工房
※レビュアーが使用している製品はGearbestの提供品です。また、PDA工房提供の液晶保護フィルム「Crystal Shield」が貼られています。