こんにちは。ひつじです。KEIAN(恵安)が7月24日よりWindows 10搭載のタブレット(デタッチャブル2 in 1)「KIC104-BK / KIC104HD-DN」を発売します。このタブレットは「KIC102-BK / KIC102HD-DN」の後継機種ですが、弱点だった一部スペックが向上しており、使い勝手が上がっています。
1.スペック
旧モデルに当たる「KIC102-BK / KIC102HD-DN」は紹介記事を掲載していますが、この際に泣き所として指摘していたのはストレージ、ついでRAMの大きさ(KIC102-BK)でした。この点が改善したのは大きいですね。
はっきり言ってしまうと、私ならストレージが32GBの端末はまず購入候補から外します。また、RAMも2GBは心もとないというのが正直なところです。4GBあってようやく「普通」と言っていいと思います。新モデルの登場で旧モデルの価格が多少落ちることはあるかもしれませんが、Windows以外のOSを入れるのであれば別として、もし旧モデルを買うか悩んむ人がいるとしたら、今回の新モデルの購入を強くお勧めします。
他の要素はカラーも含め旧モデルの内容を継承しています。そろそろCPUは…。と思わなくもないのですが、代替するものがない以上、致し方ないんでしょうね。
以前の記事と内容は被りますが、個人的にはキーボードが物理接続であること、フルサイズのUSBポートがあること、DC-INが別に存在していること、無線LANが5GHz対応なのはメリットだと思います。
本音を言えばUSBは3.0対応していて欲しかった、と思わなくもないですが、マウスを接続したり、レガシーなハードウェアを繋いだりすることは出来ますし、DC-INが別にあることでそれらを繋いだうえでの「付けっぱなし」ニーズにも対応できます。
2.筐体
前機種と全く同じなので、同一の画像を用いています。
キーボードはキーピッチが狭いため、あくまで補助的なものととらえた方が良いかもしれません。バックスペースキーの位置をわざわざ変更している点に違和感はありますし、上部数字キーに機能割付が複数存在していることは気がかりです。(少ないと思いますが)かな入力をしている方には配置がかなり厳しいようには思います。
反面でローマ字入力をする分にはある程度考えられた配置でもありますね。ただ、日本語配列で発売してくれている点がそもそもありがたい点ですので、「求めすぎ」と言える点ではあります。
それと細かいのですが、画像が恐らくレンダリングCGであるため、実機と多少相違があるかもしれません。「KIC102HD-DN」の実機はWindowsマーク(恐らくタッチセンサー)がタブレット右側に配置されているようでした。
また、カラーもKIC104-BKがブラック、KIC104HD-DNがダークネイビーなのですが、実機だとダークネイビーはもう少し明るいトーンのようです。個人的にはこのダークネイビー、割と好きな色ですね。
3.価格など
KEIAN WiZ KIC104-BK / KIC104HD-DNは7月24日発売予定です。価格はオープンプライスですが旧モデルの実売が初動で3万円程度だったようです。
ライバルとしては中国をはじめとする海外製品以外にも、ドン・キホーテの「ジブン専用PC&タブレット U1」などが挙がるはずです。正直、価格面で旧モデル以上に訴求性が必要なのかな、と思いますが、細かい部分で相違が出ているのも事実。無線LANのスペックの高さやDC-INが別である点、WUXGA解像度のディスプレイを持つモデルが選択できるといったメリットもありますし、旧モデルの弱点をきっちり補填してきたのは事実です。
選択肢の一つとして歓迎できるのではないでしょうか。
4.関連リンク
KIC104-BK:KEIAN 製品紹介ページ
KIC104HD-DN:KEIAN 製品紹介ページ
コメント
細かいことだとは思うのですが、スペック表のCPUはx5 z8350ではないでしょうか。
すみません、修正しておきました。
ディスプレイはガラスなのでしょうか?プラスチックなのでしょうか?