こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。1月にインテルがスティックPCを発表したという趣旨の記事を書きました。
Intel Compute Stick - 手のひらサイズのWindows PC、マウスm-Stickにそっくり!
このスティックPC、ついに日本での発売が決定し、複数の企業が販売を表明しています。発売開始は4月下旬、価格はオープンプライスですが、アイ・オー・データの販売ページでは税込み22,140円(税抜きだと20,500円)となっています。マウスコンピューターの独壇場だったスティックPCですが、ここにきて祭りが開催されそうな感じになってきましたね。
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h3>1.スペック
前回記事を書いた時にはCPUの型番など、詳細な構成が不明でしたが、ここにきて詳細スペックが明らかになりました。結論から言うと、マウスコンピューターのm-StickやiiyamaのPicorettaと主要部分に違いはありません。ただし、Compute Stickはm-Stickの新型MS-PS01Fと同様に冷却ファンを備えています。
サイズの方はm-Stickとほぼ一緒ですが、m-Stickの冷却ファン付きモデルと比較して厚さがわずかに(2mmだけね)薄く、重量もわずかに(8gだけね)軽くなっています。まあ、超人的な触感の持ち主でもない限り、その差はわからんでしょうね。
あと、詳細は未定なのですが、Linux用のスペック(RAM1GB、ストレージ8GB)というタイプも存在します。こちらも価格や発売時期を早く知りたいところです。Windowsのインストールは難しいと思いますけどね。
2.デザイン
マウスコンピューター推しになりつつある私ですが、Compute Stick、カッコいいです。個人的にそっけなくて無骨なデザインというのが好きな傾向があり、優美な曲線フォルムというのはどっちかというと苦手なんですけど、この直線的なデザインはいいですねー。堂々としたIntelロゴもいいです。排熱孔もメカっぽいですしね。
ちょっとだけ疑問があります。上の画像はCompute Stickの側面なのですが、入出力ポート類や電源スイッチ、筐体上面にある電源インジケーターのLEDの配置などがm-Stickとほぼ同じなんです。小さな筐体にパーツを押し込めた結果としてこの配置が必然だったのか、それともm-StickのOEMなのか…。
3.販売会社が構成をカスタマイズ
m-Stickはマウスコンピューターのみの取り扱い、Picorettaはパソコン工房のみの取り扱いになりますが、Compute Stickはドスパラ、アイオーデータなど複数の会社が販売を担当し、特色あるセット販売を企画しています。具体的にはキーボードやマウス、液晶ディスプレイなどとのセット販売ですね。
販売ページに関してはアイ・オー・データが最も気合が入っていて、製品の説明も分かりやすいですし、多様なパターンのセットを用意してくれています。
現状、スティックPCはm-Stick、Picoretta、そしてCompute Stickと3つの製品ブランドが存在することになりますが、PCとしての性能や価格から見たお買い得感については横一線という気がしていて、どれがいいのか悩んでしまうところですが、この先はハイパフォーマンスモデルとかさらなるお買得モデルも登場しそうで楽しみですね。
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h3>4.関連リンク
インテル、ポケットに入れて持ち運べるスティック型コンピューター、インテル® Compute Stick の日本発売を決定:Intelニュースルーム