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ドスパラの製品展示会に参加してきました。超小型PCも投入予定とのこと。小型Windowsタブレットのニューモデルは?

ドスパラ製品展示会
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。先日ドスパラの製品展示会があり、参加させてもらいましたので簡単にレポートさせていただきます。ウインタブはドスパラのノートPC系、タブレット系、スティックPC系はほとんど実機レビューさせてもらっています。またドスパラは「よくわかってる」といいますか、この種の展示会では発表直前の新製品をチラ見させてくれたりします。今回ももちろんそんな製品がありましたし、モバイル製品の動向についてもご案内頂きました。

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1.DG-Tinker3288

ドスパラ製品展示会
展示されている製品の中にさり気なくこんなのが!

ドスパラ製品展示会
USB端子がやたらと大きく見えます。超小型のPCですね。Raspberry Piっぽいのかな?と思いましたし、実際そのくらい小さいんだと思うんですけど、CPUがRK3288なので、Antutuだと4万点くらいにはなりますから、ラズパイ(Raspberry Piのこと)よりはかなりパワフルです。

OSはDebian(Linuxの一種)かAndroidになっていますし、RAMは2GBありますので、小さいだけではなく、PCとしてもそこそこは使えそうです。ただ、ストレージがmicroSDですね。

ドスパラ製品展示会
メカむき出しではなく、ちゃんとケースもついてます。ただ、「中を開けてなんぼ」といいますか、ラズパイみたいにDIYをして楽しむ製品だろうと思いますし、ラズパイよりもはるかに高性能なので、使う人を選ぶかもしれませんけど、「こんなの待ってた!」という人もいそうです。

2.Diginnos Tablet DG-A97QT

ドスパラ製品展示会
待ってましたのAndroidタブレットです。ウインタブでも紹介記事を書いていますが、もはや国内では数少ない小型Windows タブレットを手がけるドスパラの新製品ということで、いやでも注目しちゃいますね。

ドスパラ製品展示会
ポート類、ボタン類は一側面(縦持ち時の上側面です)に集中配置されます。この形状はちょっと珍しいですし、DiginnosのWindows タブレットとも異なります。

ドスパラ製品展示会
直接ご担当者に素材を確認していませんが、背面はおそらくアルミ製と思われます。ちなみにDiginnosタブレットはすべてアルミ合金製なんですよね。

ご担当者によれば、「同じAndroidでもスマホとWi-Fiタブレットは違います。実はスマホは通信系のタスクがたくさんバックグラウンドで動きますから、Wi-Fiタブレットよりもかなりリソースを使いますが、Wi-Fiタブレットにはそれがないので、ベンチマークスコアの差だけでは性能差を説明できません。」とのことで、Rockchip RK3288という、Antutuスコアでは少し心もとないCPUでも大丈夫、とのことでした。

当然「わー、レビューさせて下さい」とお願いしておきましたが、実際の使い勝手はどうでしょうかね?

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3.raytrektab(キンプリ)

ドスパラ製品展示会
やっぱりありましたね、キンプリ(KING OF PRISM -PRIDE the HERO-)のタブレット。ドスパラでは「キャラクターデコレーションタブレット」として各種アニメとコラボしたタブレットを積極販売しています。raytrektabだけでなく、デジタイザー非搭載のDiginnos DG-D08IW2Lもベース機となっているんですが、やはり話題の中心はraytrktabですね。

ご担当者によれば「raytrktabによって、ドスパラは新しいお客様を開拓できました。実店舗でも若い女性のお客様が展示機でイラストを試し書きしてくれるんですよ」とのこと。ましてやこれに人気アニメコラボとなれば、飛びつく人も少なくないのでしょう。そう言えばウインタブのライターさんにもそういう人が約1名…。

著作権表記:cT-ARTS / syn Sophia / エイベックス・ピクチャーズ / タツノコプロ / キングオブプリズムPH製作委員会

それと、raytrekタブの企画担当である林田さんがこんな説明をしてくれました。

ドスパラ製品展示会
なぜ価格もサイズもOSも異なるiPad Proと比較するのか、といいますと、この記事「CLIP STUDIO PAINT EX for iPad - ついに来ましたあぁぁぁぁ!iOS版クリスタが!(あおぴ)」が原因です。実は私、「これってあんまりウインタブに関係ないよね」って思っていたんですけど、クリスタ(CLIP STUDIO PAINT)がiOS(というかiPad)に移植された、というのは絵描きさん界隈ではとんでもないインパクトがあったようで、あおぴさんが昼休み返上で記事を書いたのも無理はない、ということだったようです。

そもそも価格帯が全然違うので、単純に比較対象にはならないような気もしますが、この比較表で改めてraytrektabの位置づけが明確になったような気がします。この製品でイラストを完成させるのではなく、あくまでも下描き(ネームなど)、落描きがメインということですね。当然iPad Proよりもずっと買いやすい価格ですし。

3.小型Windowsタブレットの投入は?

主要メーカーでは唯一「現役モデルとして」8インチ、8.9インチ、10.1インチと小型のWindowsタブレットを製造・販売しているドスパラ(サードウェーブデジノス)ですが、近日中に新しいWindowsタブレットの投入はあるのでしょうか?実はこれが一番気になったりします。

結論から言うと「当面ない」とのこと。最新のWindowsタブレットということになると、CPUはApollo Lake世代のCeleronもしくはPentiumということになると思いますが、「サイズの制約から現状8インチにApollo Lakeは搭載できません。10.1インチいや8.9インチでもギリギリかな、というところです。」とのことでした。

ドスパラだけでなく、他のメーカーも、そして私達ユーザーもある程度織り込み済みではあるのですが、やはり主流は10.1インチよりもやや大きい、キーボードを装着しても普通に使える2 in 1にシフトしていく、ということのようです。なので、年内とか、年明け早々とか、そういうタイミングではドスパラから新しいWindows タブレットが発売される可能性はほぼないですね。

「スティックPCの新型は近日中に発売されると思います。しかし、現在BayTrail世代のAtomを搭載するモデルがCherryTrail世代のAtomに換装されるとか、比較的おとなしいものになります。」というお話をいただいたくらいです。

ただ、モバイル系ではなく、デスクトップやスタンダードノートのジャンルでは新製品の発売が予定されているとのことなので、今後もドスパラには注目していきたいです。

4.関連リンク

ドスパラ公式サイト トップページ

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コメント

  1. Shukaku より:

    DG-Tinker3288みたいな機種は訳もなく欲しくなりますなぁ。何に使うってことでもないのですが…。

    DG-A97QTも4GB、4:3ってとこに惹かれます。でも既にAndroidタブレットを持ってるしなぁ。

  2. 匿名 より:

    DG-Tinker3288 って、ASUS のThinker Board のことでしょうかね (名前とスペック的に)
    ドスパラで取り扱ってくれるなら、安心して買いやすくなりますね

  3. 匿名 より:

    デジタイザ搭載Androidタブ早よっ

  4. 匿名 より:

    Tinker BoardはAmazonでも1万円を切った価格で売っているし、
    それにヒートシンクとケース付けて倍以上の値段で売るのはどうなのでしょうね?