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MSI Prestige 16 AI Evo B2HM - Arrow LakeのCore Ultra 9 285Hと4K有機ELディスプレイを搭載するハイスペックノート

MSI

MSI Prestige 16 AI Evo B2HMMSIがノートPC「Prestige 16 AI Evo B2HM」を国内発表しました。16インチサイズのスタンダードノートで、MSIらしく非常に高いスペックを備えています。MSIいわく「ビジネスAI ノートPC」とのことですが、コンテンツクリエーションやPCゲームにも使えそうな製品です。

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なお、この製品は2024年にウインタブでレビューした「Prestige 16 AI Studio B1V」と同じ外観、同じサイズです。そのためこの記事では主にPrestige 16 AI Studio B1Vからの変更点について説明します。筐体構造についてはこちらのレビュー記事をご覧ください。

MSI Prestige 16 AI Studio B1V レビュー - Core UltraとGeForce RTX40シリーズ、高品質なディスプレイを搭載するビジネス・クリエイターノート

1.概要

スペック表

  Prestige 16 AI Studio B1V
OS Windows 11 Pro
CPU Intel Core Ultra 9 285H
外部GPU なし
RAM 32GB(LPDDR5, オンボード)
ストレージ 1TB SSD (M.2 NVMe)
M.2 NVMe(PCI-e Gen4) 空きスロット×1
光学ドライブ なし
ディスプレイ 16インチOLED (3,840 x 2,400) 60Hz
ネットワーク Wi-Fi 7(11be)、Bluetooth 5.4
入出力 USB Type-C (Thunderbolt 4)× 2
USB 3.2 Gen2 Type-A、SDカードリーダー
HDMI、LAN(RJ45)、オーディオジャック
カメラ Webカメラ(207万画素)顔認証対応
バッテリー 99.9 WHr(動画再生最大12時間)
サイズ 358.4 x 254.4 x 18.95 mm
重量 1.6 kg

コメント

冒頭で「Prestige 16 AI Studio B1Vと同サイズ」と書きましたが、直接の前身機は「Prestige 16 AI Evo B1M」です。筐体は同じですが、「Studio」は外部GPUのGeForce RTX40シリーズを搭載しており、「Evo」は外部GPU非搭載です。

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ニューモデルとなり、CPUがCore Ultraシリーズ1からCore Ultraシリーズ2(Arrow Lake)に変更されました。このCore Ultra 9 285HはNPUを内蔵していますが、同じCore Ultraシリーズ2のLunar Lakeとは異なり、NPU性能は低めでCopilot+ PCの要件を満たしません。しかし、CPU性能・GPU性能とも非常に高くなっています。

RAMは32GB、SSDは1TBと大容量で、SSDに関してはM.2 スロットの空きがあるので増設も可能です。なお、MSI製品はユーザーが筐体内部にアクセスすると保証が切れてしまいますので、RAMやSSDの増設・換装をする場合はMSI公認サポート店に相談する必要があります(この場合は保証は切れません)。

MSI Prestige 16 AI Evo B2HM

Prestige 16 AI Evo B2HMはディスプレイも素晴らしいです。4K(3,840 × 2,400)解像度の有機ELで、「DisplayHDR True Black 600、DCI-P3相当」の発色品質になっているので、クリエイターの利用にも向きます。ただし、リフレッシュレートは60Hzと並クラスです。

2.価格など

MSI Prestige 16 AI Evo B2HMは5月22日以降順次発売とアナウンスされており、MSIストアではすでに予約販売がスタートしています。価格は266,800円です。

26万円というのは安くはありませんが、CPUとディスプレイのスペックが非常に高く、RAMやSSD容量も大きいことを考慮すればリーズナブルだと思います。ビジネスやコンテンツクリエーションが快適にこなせる高性能スタンダードノートですね。

3.関連リンク

Prestige-16-AI-Evo-B2HMG-0651JP:MSIストア
Prestige-16-AI-Evo-B2HMG-0651JP:MSIストア 楽天市場店

執筆者:ウインタブ
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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