Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 9 14（AMD）/ Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 14（Intel）－人気のハイスペック・ハイコスパなコンバーチブル2 in 1、CPUが新しくなりました

レノボがコンバーチブル2 in 1 PC「Yoga 7 2-in-1 Gen 9 14（AMD）/ Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 14（Intel）」を発売しました。日本で2022年に発売された旧モデル「Yoga 770/770i 14」はスペックが非常に良く、「信じられないくらいのコストパフォーマンス」を誇り、大人気となりましたが、その後2023年に後継機「Yoga 7/7i Gen 8」が発売され、このほど最新モデル「Gen 9」となりました。

ウインタブではAMD版のYoga 770 14（2022年モデル）及びYoga 7 Gen 8（2023年モデル）の実機レビューをしており、いずれも非常に高く評価しています。

Lenovo Yoga 770(14型 AMD) の実機レビュー ― 14インチ高解像度ディスプレイを備えた、注目のオールインワンよくばりコンバーチブルPC
Lenovo Yoga 7 Gen 8 14（AMD）レビュー－有機ELディスプレイと高性能なZen3+のRyzenを搭載するコンバーチブル2 in 1、コストパフォーマンスも抜群！

レノボの販売ページはこちらです
Yoga 7i Gen 9(14, Intel)：Lenovo
Yoga 7 Gen 9(14, AMD)：Lenovo

1.製品概要
- スペック表
- コメント
2.価格など
3.関連リンク

1.製品概要

スペック表

	Yoga 7/7i Gen 9 14
OS	Windows 11 Home/Pro
CPU	Intel Core Ultra 5 125H/ Core Ultra 7 155H AMD Ryzen 5 8640HS/ Ryzen 7 8840HS
外部GPU	なし
RAM（メモリ）	8GB/16GB（LPDDR5, オンボード）
ストレージ	512GB/1TB SSD（M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4）
光学ドライブ	なし
ディスプレイ	14インチIPS（1,920 × 1,200）タッチ, 60Hz 14インチOLED（1,920 × 1,200）タッチ, 60Hz 14インチOLED（2,880 x 1,800）タッチ, 120Hz
ネットワーク	Wi-Fi6E（802.11a/b/g/n/ac/ax）、Bluetooth 5.2
入出力	USB4 Type-C（Thunderbolt 4）× 2※、USB 3.2 Gen1 Type-A、HDMI 、microSDカードリーダー、オーディオジャック AMD版はUSB4 Type-CとUSB3.2 Gen2 Type-C
カメラ	Webカメラ（1080p）顔認証対応
バッテリー	71Whr（動画再生約11.2-11.8時間）
サイズ	317.72 x 222.13 x 16.64 mm（最薄部）
重量	1.49 kg

Intel版、AMD版とも外観や筐体サイズは従来モデルとほぼ共通です（厳密にはコンマ1ミリ以下の数値が従来モデルと異なりますが、「ノギスの調子が悪かった」で済ませられるレベル）。新しくなったのは「CPU」くらいですね。

Intel版はCore Ultra 5 125H/Core Ultra 7 155H、AMD版はRyzen 5 8640HS/Ryzen 7 8840HSを搭載します。Yoga 7シリーズ（Yoga 770シリーズの頃も含め）はCPUに高い性能の型番を搭載していますが、それはGen 9でも継承されています。

RAMはAMD版の最低価格のモデルを除き、全モデル16GBでオンボードメモリのため、購入後の増設や換装はできません。SSDは512GB/1TBが設定されていますが、1TBのほうは搭載CPUによって制約が出ます（基本的にCore Ultra 7/Ryzen 7、およびIntel版のカスタマイズモデルで1TBを選択可能です）。

ディスプレイもAMD版の最低価格モデルのみIPS液晶となりますが、それ以外はすべて有機ELパネルを採用しています。また、2,880 × 1,800解像度のディスプレイはこの記事執筆時点でIntel版のみに設定されています。この製品の有機ELディスプレイは「HDR500, 100%DCI-P3, 400 nit」と非常に高い発色品質になっており、AMD版の最低価格モデルでもカスタマイズ画面で有機ELを選択できますので、個人利用の場合は有機ELにされることをおすすめします。

それと、Yoga 7シリーズはコンバーチブル2 in 1なので、ディスプレイがタッチ対応し、4,096段階の筆圧に対応するペン入力が可能、ペンも付属します。

冒頭にご説明した通り、筐体は従来モデルとほとんど変わりません。筐体は金属製でアルマイト加工が施されます。また、Gen 9ではAMD版がこれまで掲載してきた色「ストームグレー」で…

Intel版がこちらの「タイダルティール」となります。

キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は「84キー(Fnキー+Windowsキー+Copilotキーを含む)、JIS 配列、バックライト・キーボード」と開示されています。各社のニューモデルでこぞって採用されているCopilotキーはYoga 7シリーズにもつきました（ただし、この画像にはCopilotキーはないようですね。通常、最下段のSpaceキーの右、Ctrlキーのところにつきます）。

クリックで拡大します

側面と入出力ポートの配置です。この画像はIntel版のもので、AMD版は「Thunderbolt 4 × 2」ではなくUSB4 Type-C × 1、USB3.2 Gen 2 Type-C × 1（いずれもDP/PD対応）となります。

2.価格など

Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 9 14（AMD）/ Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 14（Intel）はレノボ直販サイトで販売中で、3月3日現在の価格はIntel版が141,973円から、AMD版が99,068円から、となっています。AMD版の99,068円のモデルはシリーズ中で「飛び抜けて安い」ですが、標準構成ではRAMが8GBだったり、ディスプレイが有機ELではないなど、ちょっと物足りなく感じられます。ただ、このモデルは「カスタマイズ対応」しますので、お好みに応じてRAMを16GBにしたり、ディスプレイを有機ELにしたり、といったことができますから、ウインタブとしては「狙い目では？」と思います。

ニューモデルになっても依然として非常に高いシステム構成になっていますし、その割に価格もリーズナブルなので、「やっぱり人気が出そう」ですね！

1.製品概要

スペック表

コメント

2.価格など

3.関連リンク