レノボが12.6インチと大型サイズのAndroidタブレット「Lenovo Tab P12 Pro」を発売します。CPUにSnapdragon 870を搭載、タブレットとしてはハイエンドクラスのスペックになっており、キーボードやペンも付属、さらにはモバイルモニターとしても使えますので、ニーズに合わせて使いみちいろいろ、という感じの製品です。
目次
1.Lenovo Tab P12 Pro スペック
Lenovo Tab P12 Pro スペック表
Lenovo Tab P12 Pro | |
OS | Android 11 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 870 |
RAM | 8GB |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 12.6インチAMOLED (2,560 x 1,600)120Hz |
LTEバンド | — |
SIM | — |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2 |
入出力 | USB 3.2 Gen2 Type-C(映像出力対応)、microSDカードリーダー |
カメラ | イン8MP/アウト13MP+5MP |
バッテリー | 10,000mAh |
サイズ | 本体:約 285.6×184.5×5.6mm キーボード:約 285.6×184.5x5mm バックカバー:約 285.6×184.5x10mm |
重量 | 本体:約 565g キーボード:約 288g バックカバー:約 152g |
コメント
OSはAndroid 11、CPUはSnapdragon 870です。最上位クラスのSnapdragon 888やSnapdragon 8 Gen1には及ばないものの、Aututu Ver.9のスコアが70万点前後に達する、非常に高性能なCPUです。おそらく「何をしてもサクサク」くらいの挙動になっていると思います。
RAMは8GB、ストレージは256GBと、こちらもタブレット製品としては十分な容量で、ディスプレイは12.6インチのAMOLED(有機EL)、解像度は2,560 x 1,600。リフレッシュレートも120Hzと、ゲーム用としても動画視聴用としても素晴らしい品質になっています。
注意したいのが、LTE/5G対応はしない、という点ですね。でもWi-Fi6にはしっかり対応しています。また、カメラは画素数的にはそんなに高くありませんが、アウトカメラは「デュアル」です。ウインタブが日ごろ良くご紹介している中華タブとはかなり違ってますね…。
サイズも、タブレット製品としては大型のディスプレイを備えている割にかなりコンパクトと言えます。重量も本体だけなら565 g(ちょっとした10.1インチタブレットと同じくらい)、キーボードとバックカバーをセットしても1,005 gと、とても軽量です。。
2.Lenovo Tab P12 Pro 筐体
えー、この製品、どこかのTeclastとは違い、「レノボなので」画像は盛られていない(画像加工されていない)と思います。でも、まるで画像加工したんじゃないか、と思えるくらいにナローベゼルです。
これらはレノボが提供しているプレス用の画像です。上の画像は「ノートPC用のセカンドモニター」として、下の画像は「液タブ(液晶ペンタブレット)」として使われているところですね。この製品は4096段階の筆圧に対応する「Lenovoプリシジョンペン3」が付属します。なお、デジタイザー形式については不明ですが、従来モデルの「Lenovoプリシジョンペン」がワコムAES方式なので、おそらくペン3でもその規格が踏襲されていると思います。
この製品は決して安価とは言えないですが、このように「つぶしの効く」使い方ができるのが魅力ですね。
さらに、この製品にはキーボードも付属します。見た感じMicrosoft Surfaceシリーズに似ていますが、Surfaceとは少し違っていて、「背面にキックスタンドはなく、バックカバーを取り付ける」ことによって本体を自立させます。キーボードはPOGOピンによる物理接続です。なお、キーボードについて、「日本仕様が日本語配列なのか英語配列なのかは不明」です。ここはちょっと残念。
側面と入出力ポートの配置です。この画像も一瞬「盛られてない?」と思いましたが、本体の厚さが僅かに5.6 mmということなので、大丈夫でしょう。なお、この画像にスピーカーグリルが4つ見えますが、この製品は「JBLスピーカー × 4」という構成で、ドルビーアトモスにも対応していますので、音質も相当に良さそうです。
3.Lenovo Tab P12 Pro 価格など
Lenovo Tab P12 Proは1月28日(金)にレノボ直販サイトで販売がスタートします。1月25日現在、販売価格は「130,000円(税込)前後」と説明されていますが、「クーポンでもうちょっと安くならんかな…」と思っています。
Androidタブレットに13万、というのはウインタブ的な視点だと相当なお値段ではありますが、12.6インチの有機ELディスプレイでネトフリとかアマプラ見たい(たぶんWidevineもL1でしょう)!とか、サブモニターなど副次的な利用シーンまでイメージできる人にはいい買い物と言えるかもしれません。ソフトウェア的な課題はありますが、Office(Android版)を活用すればノートPCライクにも使えますしね。
4.関連リンク
Lenovo Tab P12 Pro:Lenovo
コメント
1/28 夜にはもう国内向け、買えませんね
Lenovo公式でステータスが 売り切れ 表示です
ということは国内販売期待してもいいってこと?
というよりもう販売ページできてますね..
これならP12無印も出そう 無印は765Gとか780Gとかそこらへんにすれば価格も抑えられるし
てかPro高いけどXiaomiが狂ってる(褒め言葉)だけで(ミドル)ハイエンドチップだからこれくらいが妥当だし..
私毎週金曜日の夜にLenovoのセール情報記事を書いていますが、おっしゃるとおり即日で初回ロット完売になったようです。じきに在庫が復活すると思いますが、お急ぎならNECのLAVIE Tab T12がいいかと…。