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Lenovo Legion Y530 - 15.6インチのゲーミングノート、とにかくデザインが斬新でカッコいい!

Lenovo Legion Y530
Lenovoはゲーミングブランド「Legion」から新しい15.6インチノート「Y530」を発売しました。従来のLegionシリーズは「Y520」「Y720」「Y920」というラインナップでしたが、Y530は型番から考えてY520の後継機種と思われます。Y520は従来機種の中ではエントリークラスという位置づけだったので、Y530もそれと同様の位置づけになると思われます。

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1.スペック

Lenovo Legion Y530
Legionシリーズは従来から日本にあわせたローカライズをあまりやっておらず、この製品もOSは英語版、キーボードも英語配列となります。OSに関しては日本語の言語パックを導入すればほぼ不満のない水準で日本語化が可能です(最新のWindows 10だとほとんど初期導入言語がわからないくらい完全に近い状態で日本語化できます)が、キーボードに関してはある程度慣れる必要があります。

CPUは第8世代(Coffee Lake)のCore i5とi7(ともに6コア)が搭載され、GPUはGeForce GTX1050と1050Tiとなります。また、GTX1050に関してはVRAM(ビデオRAM)の容量がモデルによって異なります。

RAMは8GBもしくは16GB、ストレージはCore i5モデルがHDDのみ、それ以外はSSD + HDDのデュアル構成です。ただし、HDDについてもモデルによって仕様が異なり、下位モデルは5,400rpm、上位モデルだと7,200rpm(数値が大きいほうが高速です)となります。

Core i5/GTX1050(2GB)/RAM16GB/1TB HDD(5,400)
Core i7/GTX1050Ti(4GB)/RAM8GB/128GB SSD + 1TB HDD(5,400)
Core i7/GTX1050(4GB)/RAM16GB/256GB SSD + 1TB HDD(7,200)
Core i7/GTX1050(4GB)/RAM16GB/256GB SSD + 1TB HDD(7,200)

これがモデル一覧です。個人的にはCore i5モデルでもいいかな、と思ったんですが、ストレージにSSDが含まれていないので、ちょっとテンションダウンですね…。

ディスプレイは15.6インチIPS液晶でFHD解像度となります。ただし、最近ゲーミングノートで取り沙汰されるリフレッシュレートについては言及がありません。

入出力ポートに関しては、ゲーミングノートとしては普通くらいかな、と思います。映像出力はHDMI、MiniDisplayPort、USB Type-Cから可能です。ポートの数も不足感はないですね。

2.筐体

Lenovo Legion Y530
ディスプレイの画像です。この製品は横幅365 mmということなので、15.6インチのスタンダードノートと見ても十分にコンパクトです。そのため、ベゼルもかなり細くなっています。

Lenovo Legion Y530
ただし、コンパクトとは言ってもそれは「横幅」の話でして、奥行き(短辺)はコンパクトではないです。ヒンジが前方に取り付けられていて、背面がかなり飛び出したデザインになっています。DELLの宇宙最強(ALIENWARE)に近いデザインコンセプトと言えますね。

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Lenovo Legion Y530
あと、底面のデザインもすごいです。この製品は冷却ファンを2基搭載していて、それ自体はゲーミングノートとして珍しくありませんが、積極的にそれを見せているというのが面白いです。もちろん見掛け倒しではなく、CPUとGPUを個別に冷却し、背面と側面の通気口(合計4つ)を効率的に使う構造になっています。

Lenovo Legion Y530
キーボードです。上の方に書きましたがこの製品には日本語キーボードの設定はありません。また、バックライトはカラフルなものではなく、ホワイト1色のみとなります。キーピッチは不明ですが、キーストロークは1.7 mmとやや深めでゲーミングPCにふさわしい高い応答性を備えます。

Lenovo Legion Y530
天板です。素材は不明ですが、デザインが「派手で地味」っていうんでしょうか、大きくLenovoのロゴが入っていますが、カラフルなものではなく、ブラック1色になっています。それと、こうしてみるとヒンジがかなり前方についているのがわかります。

Lenovo Legion Y530
前後面です。背面(画像上)には大きな通気口と入出力ポートがあります。背面にあるポートは有線LANやHDMI、MiniDisplayPortなど、着脱頻度が低い映像系やネットワーク系のものがメインです。

Lenovo Legion Y530
側面です。おお、これはすごい形をしている!と思いました。凝ってますねー。

側面の後方にも大きな通気口があり、あとはUSBポートが左右に振り分けられています。

3.価格など

Lenovo Legion Y530はLenovo直販サイトで販売中で、7月20日現在の価格は下記のとおりです。

Core i5/GTX1050/16GB/1TB HDD:149,040円
Core i7/GTX1050Ti/8GB/128GB SSD + 1TB HDD:176,580円
Core i7/GTX1050/RAM16GB/256GB SSD + 1TB HDD:194,400円
Core i7/GTX1050/RAM16GB/256GB SSD + 1TB HDD:197,640円
※税込価格

えー、Lenovoとしては珍しく、現時点だと定価販売となっています。この記事は発売日に書いていますので、もう少しするとクーポン割引の対象になるのではないか、と思われます。

この製品はGPUがGTX1050/1050Tiなので、ゲーミングノートとしてはエントリー~中位クラスになると思うのですが、とにかく筐体が斬新なデザインで、それでいて(キーボードバックライトも含めた)配色を抑えてありますので、ゲーマーだけでなくデザイナーなどのクリエイティブ・ワーク用としても映えるのではないか、と思います。カッコいいです!

4.関連リンク

Legion Y530:Lenovo直販サイト

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